日本のガレージロックバンド9選 粗削りな音でリスナーを熱狂させるアーティストを紹介

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ミッシェルはメンバーの演奏のセンス、特にギター・アベフトシの演奏力には誰しもが感動させられてしまいます。彼は普段のインタビューやライブ映像を見ればわかるように口下手な人間です。しかし、いざギターを手にすると彼はギターの鬼と表されるように豹変します。他にも安定したドラム・クハラカズユキにアクティブなベース・ウエノコウジのコンビ、そしてボーカル・チバユウスケの掠れた声など、このバンドにはガレージロックの魅力が詰まっています。

特におすすめしたいアルバムは「LAST HEAVEN’S BOOTLEG」。これは彼らの解散ライブをCDにしたものです。もちろん実際に映像を見ていただいても感動できるのですが、音だけを聞いても十分その会場の空気が伝わってリスナー達の心を揺さぶるようなアルバムです。特に彼らの代表曲である”世界の終わり”は必聴。彼らがデビューするきっかけとなった曲ですが、その当時とは印象がまったく異なります。ボーカル・チバユウスケの声は酒や煙草のせいか掠れ声が出なくなっている箇所もあったり、アベフトシのギターの弦は切れ、まるでバンドの終わりを表しているようなその光景は音源を通してからも伝わってきます。ぜひ一度彼らの集大成を聞いてみてください。

 

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ゆらゆら帝国

ゆらゆら帝国は1989年に結成された3ピースサイケデリックロックバンド。ガレージロックには括られませんが、ガレージロック好きは好きになれる音を奏でています。

ゆらゆら帝国を一言で表すと、詩人バンド。ボーカルの坂本慎太郎は多摩美学校を卒業しており、美術センスはもちろん、作詞作曲もピカイチです。作り出すメロディーや詩は、まるでヘミングウェイのようなシンプルでありながら重いメッセージを考えさせます。1989年に活動を開始し、一部のマニアやファンによって活動を支えてきたものの2010年3月31日に突如、Webサイトで解散を発表しました。解散を惜しむファンが後を絶たず、休止として考えるファンもいる中、公式サイトでは「音楽が完成しきったから」と事実上、解散。

解散後も熱狂的なファンだけでなく、映画「愛のむきだし」で主題歌に抜擢されたこともあって、様々なジャンルの人から愛されるバンドです。おすすめしたいアルバムは彼らの集大成「空洞です」。アルバムには収録されていませんが、FACTORYで行われたラストライブでのタイトル曲”空洞です”は必聴。特にアウトロ。言葉では表せない音楽です。

 

a flood of circle

ア・フラッド・オブ・サークルは2006年に結成された3ピースロックバンド。

結成から10年以上経っただなんてつゆも思わせぬ荒削りなサウンドとボーカルがア・フラッド・オブ・サークルの魅力。ただ、荒削りといっても若いだけの荒さではありません。メンバーの失踪をはじめ、あらゆる難所を潜り抜けてきたからこそ生まれる、何もかもを内包してくれそうな大人の荒削り感です。そんな背景から生まれる楽曲は、紛れもなくリスナーの背中を後押ししてくれます。

サウンドとしては、ボーカル佐々木の歌声が唯一無二であることは言うまでもないですが、なによりもベースのHISAYOのカッコよさは圧巻。性別問わず心奪われるはずです。おすすめは最新アルバム「NEW TRIBE」。踊れる四つ打ち若手バンドが多数ひしめく現代邦楽ロックシーンに突き刺したいと思ってしまいます。これこそ大人のロックアルバムです。

 

KING BROTHERS

キングブラザーズは1997年結成のガレージロック、ノイズロックバンド。

結成してから20年以上経つのにも関わらず、その勢いは激しいまま。全国各地でロックをかき鳴らしているベテランバンド。それがキングブラザーズです。

彼らの音楽は王道のストレートなロックなので、取っ付きにくいということは全くありません。むしろガレージロックというものを聴いてみたいけど、どのバンドから聴けば良いのかわからないという方にオススメです。王道のロックでありながらクールさもあり、とてもカッコいいです。

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