人気邦ロックアーティスト15選 2010年以降結成のニューカマーを紹介

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今回は比較的新しい邦ロックバンドの中でも今後人気になると思われるアーティストを選んでみました。

 

とはいっても、いろんな音楽を聞くことができる現代、人によって好みは異なりますので一概に「人気」とは恐れ多くて言えません(笑)。しかし、今回紹介するバンドは、邦ロック好きには自信を持って紹介したいアーティストばかりです!

あくまで参考までに、1つのバンドでも気にいるアーティストに出会えるきっかけになれれば嬉しいです。

 

掲載順についてですが、今回はランキングのように人気順にしたりオススメ順に並べているわけではありません。順不同に最初から最後のバンドまで、全て紹介したいバンドになります。ぜひ、最後までご覧ください!

 

目次

Tempalay

テンパレイは東京都にて活動する3ピースロックバンド。サポートメンバーを加えた4人で活動をしています。

今年おすすめしたいアーティストと言えばTempalayを忘れてはいけないでしょう。3ピースバンドなのですが、ロックバンドの登竜門・FUJI ROCK FESTIVALにて初めてTempalayを聞いたとき、度肝を抜かれました。本当に3人で演奏をしているのかと言えるほど卓越した演奏技術、そして聞いた人すべてを引き込むような声。私は1度聴いてこの通りにハマってしまいました。

そんなテンパレイのおすすめしたいアルバムは「TEMPALAY / FROM JAPAN 2 (LP+7″)」。名の通り2枚目のアルバムなのですが1枚目とは違ってかなり演奏技術が高くなっており、一人一人の能力が高くなっていることが聞いて一目瞭然です。

彼らの音楽はアメリカの西海岸の楽曲を想起させるような独特のサウンド、どこか昔の音楽を聴いているような雰囲気に陥いるかのような音楽です。一度聞くと中毒性がある、ずっと頭に残り続けるサウンドと声、普通のサウンドではなく一定の音楽にはとらわれずに自分たちの好きなように、自由に選んで曲を作っている点には非常に心を惹かれます。

ポップ(サイケデリックポップ)な音楽が多いので初めて聴く人にも耳馴染みが良く、すんなり聞くことができるでしょう。

2017年よりも絶対にくるバンド、Tempalay、ぜひ聞いてみてください。

 

Coyote Milk Store

コヨーテ・ミルク・ストアは2013年に結成された3ピースオルタナティブロックバンド

昨年、待望のフルアルバム「Gaze In A Daze」を発表したCoyote Milk Store。2010年代にカルト的な人気を博した元Psysalia Psyasalis Psycheのメンバーを中心にした3ピースロックバンドです。その特徴はジャキジャキした音とボーカルの甘美な声。その声は鋭く、気怠く、時には優しく包むような、退廃的だけど美しい、なんでだか黒と赤が似合うなと思います。

そしてこのファーストフルアルバム「Gaze In A Daze」。前半はフィジカルバキバキの楽曲、後半はバイオリンなども参加した芸術的な楽曲という構成になっています。のっけから不穏を煽るようなイントロで始まる”Evil Luck”、コヨーテの名刺がわりになるであろう”Rise Above”、バイオリンやチェロも参加し堕ちていくような”Fall”などバラエティに富んだ10曲構成となっています。

しかし、一貫して不穏であり、そこには救いがあるのかとさえ思えてしまいます。この感覚は、Psysalia Psyasalis Psyche、THE NOVEMBERSとは違った、Coyote Milk Storeにしか出せない不穏感だと思います。

売れ線の曲に飽き飽きしている方、こんなバンドはいかがでしょうか。

 

フレンズ

次に紹介するバンドはフレンズ。5人組(男性4人、女性1人)のポップで楽しいバンドです。
聴いていて心地の良いボーカルの声や元気のでるサウンドが1番の魅力でしょう。
おすすめしたいアルバムは「プチタウン [ フレンズ ]」。

曲のジャンルとしては、夜に聴いていたいシティーチューンや、しっとりとしたバラード、ワイワイできる元気な曲まで様々です。

ボーカル・おかもとえみの歌声は何度も聞き入ってしまうほど素敵で、その中での心地の良いRAP担当のひろせひろせとコーラス・三浦太郎がクセになります。

また、メンバー全員が元々他のバンドで活動していたり、今も掛け持ちでしていたりとかなりの実力派が集まっているバンドです。ライブでは、MC中のメンバーの冗談や掛け合いが楽しく、盛り上がる曲では掛け声や簡単な振り付けがあったりと、友達と行っても、一人で行っても間違いなく楽しめます。衣装や、セットにもこだわっているので毎回ライブやPVが楽しみです。

去年も複数のフェスに参加していましたが、じわじわと、確実にファンが全国に増えてきているように感じています。
今年もどんどん春フェスへの参加や、対バンが決まってきており勢いが増しています。

一人一人のキャラクターが良い意味で「目立って」いて一人一人が輝いていてこそ、素敵だと思わせてくれるバンド、フレンズ。

メンバー同士が尊重し合って、仲良しなところも知れば知るほど、楽しいバンドだと思いますので、ぜひ聞いてみてください。

 

おいしくるメロンパン

おいしくるメロンパンは2015年に結成されたスリーピースロックバンド。

おいしくるメロンパンは3人組のバンド、疾走感のあるサウンドと切なさを湛えた歌声が印象的なバンドです。
編成上、ギター・ベース・ドラムそれぞれの音を際立たせており、シンプルな構成だからこそすんなりと耳に入ってきて心地よい気分にさせてくれます。ギターの音色も綺麗でクリアな印象で、歌詞の内容なども含めて非常に透明度の高いバンドと感じて頂けるかと思います。。

ボーカルのちょっと朴訥とした歌声からは誠実さが伝わってきて、青春の瑞々しさのようなものを思い起こさせてくれる部分もあり、若者の揺れ動く心をそのまま音楽にしたような儚さや危うさを感じます。

特にデビューミニアルバム「thirsty [ おいしくるメロンパン ]」に収録されている”色水”は気鋭のインディーズバンドならではの青臭さがいっぱいに詰まっていて、清涼飲料水のような透明感が本当に素晴らしい曲です。アルバム全体を通しても疾走感がかる楽曲が多く、5曲とすぐに聴けてしまうので何度も聴き返したくなるアルバムになると思います。

今後、音楽活動を続けていくことで音楽性にも変化が見られていくと思いますが、シンプルなサウンドと透明感だけは変わらずにあり続けて欲しいと願いたいバンドでもあります。