日本のポストロックバンド10選 国内外問わず活躍するバンド達を紹介します

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みなさんこんにちは。

今回は日本で活躍しているポストロックバンドを10組選んでみました。

ポストロックというと、日本では主流ではなくまだ一般的ではないように思えます。最近はフェス等が流行しているので、有名なポストロックバンドは出場を果たしていますが観衆はあまり多くなく、楽曲のクオリティはもちろん、ポストロック最大の魅力とも言える技術力を目の当たりにしないことを非常にもったいなく思っています。

この記事では、そのような大型フェスにも数多く出演している実力派ポストロックバンドを集めていました。

最近ポストロックに興味が湧き始めた方やもっといろんなポストロックバンドを知りたい方、また好きなポストロックバンドのプロフィールやおすすめの曲を知りたい方はぜひご覧ください。

 

目次

tio

[official siteより]

 

ポップでノスタルジアな世界を持つ4ピースインストバンド、tio

2008年に三重県で結成された4ピースインストバンドです。Hi-STANDARDなどが好きだった水谷真大(Gt. Pan.)、伊藤祐介(Dr.)。ジャンルで言うならばハードコアを好んでいた新美耕介(AGt.)、下田貢(Ba)が集まり構成されている彼らの音楽。2013年からNabowaやjizueなどが活躍している京都のレーベル「bud music」に所属しています。2014年にフルアルバム「tiotio」をリリースしてから、現在まで4枚のアルバムをリリースしており、GO OUT CAMPやNatural High、earth gardenなどのフェスにも出演している注目のバンドです。

そんな彼らのオススメしたい曲は1stアルバム「toitoitoi」の収録曲『sign』です。インストの曲でありながら、6分22秒という一般的には「長い」曲です。しかしながら不思議とその長さを感じない構成に思わず聴き入ってしまいます。

優しいギターのフレーズから始まるイントロが朝、ゆったりとしたリズムで午前中を過ごし、お昼過ぎから少しずつ音数が増えていくような展開。ドラムが抜け昼過ぎのまったりとした時間を味わったら夕暮れにかけてテンポを上げていきます。ライブを観に行くときのような弾んだ気持ちで夜を迎え、最高の音に包まれ最高潮で1日を終える。まるでこのような感覚に包まれるようなストーリー感のある1曲です。

英語のタイトルがほとんどのインストバンドの中で、日本語タイトルが多いのも彼らの特徴。情熱的でありながらも、客観的でわかりやすい彼らの音楽はこれからの音楽シーンに欠かせない存在となりそうです。
おすすめしたいアルバムはtoitoitoi [ tio ]

 

ペトロールズ

[official siteより]

 

ビターで清潔な多ジャンルハイブリッド3ピースバンド、ペトロールズ

2005年に東京で結成された3ピースバンドです。下北沢を中心にライブなどを繰り返しながら、音源制作やツアーにフェスと活躍の幅を広げています。所属レーベルはenndisk。メンバー構成は長岡亮介(Vo. Gt.)、三浦淳悟(Ba.)、河村俊秀(Dr.)です。ポストロック・オルタナ・カントリー、ファンク、ジャズなど多岐にわたる音楽性を独自に取り込んだサウンドで耳の肥えた人たちから人気を集めています。

各々実力派で、長岡は東京事変のギタリストとしても活躍、三浦も吉井和哉のサポートメンバーとして活躍していました。同時期にSuchmosやnever young beach、Yogee New Wavesなどポップロックバンドに注目が集まる中で、一際大きな存在感を見せています。

彼らのオススメの曲は2008年に発売された、過去のライブ音源から厳選された12曲が収録されている、ライブのビデオから音源を抜き出すという珍しい手法で発売された「MUSIC FOUND BY HDR-HC3」から『ないものねだり』です。

苦いコーヒーを飲んでいるようなビターな響きとミニマムにそぎ落とされた音の隙間が、頭の中を何度もリピートし、体が勝手に動き出すのを止められなくなります。その隙間で鳴るハーモニクスが心地よく、ブレイクで感じるドラムのリズムはペトロールズならではだと感じるでしょう。当たり前の歌モノに飽きた方におススメのバンドです。
おすすめしたいアルバムは[CD] WHERE, WHO, WHAT IS PETROLZ?(通常盤)

 

jizue

[official siteより]

 

叙情的、だが魂をふるわせられる、圧倒的演奏力を持ったインストバンド、jizue

読み方は「ジズー」。2006年に井上典政(イノウエノリユキ Gt.)、山田剛(ヤマダゴウ Ba.)、粉川心(コカワシン Dr.)で結成、翌2007年に片木希依(カタギキエ P.)が加わり現体制となりました。若い頃はHi-STANDARDなどのメロコアやミクスチャーを中心に聴いていたという井上。そこから多ジャンルの音楽を聴くようになったそうです。tioやfox capture plan などと同じbud musicに所属しています。地元である京都を中心に人気を集めており、2012年にはFUJI ROCKFESTIVAL、2014年にはGREENROOM FESTIVALやボロフェスタに出演するなど活動の幅を広げていきます。

これまでに4枚のフルアルバムをリリースしており、そのどれもがロングセラーを記録しています。その理由としてはポストロックならではの海外進出があります。彼らの高い演奏力を武器に、2014年にはカナダツアー、2015年にはインドネシアでのフェス出演や中国ツアーなど国内にとどまらず活動しているのです。

オススメしたい曲は2012年に発売された2ndアルバム「novel」の収録曲『sun』です。アコースティックギターやピアノの優しい音色で始まり穏やかに曲は進んでいくのですが、そのままストレートで終わらないのが彼らの音楽です。ダンサブルなノリを加え、変拍子を取り込み、時にはジャズのように個々の楽器が生きている、そんな曲です。ポストロックであり、ジャズであり、ラテンやプログレの要素も含まれた彼らにしか表現できない多彩な音楽は、今後も国内外を問わず活躍することでしょう。
おすすめしたいアルバムはSTORY [ JIZUE ]

 

Vityazz

空間を体感する、Vityazz

Vityazzは2015年結成、現代的なジャズサウンドとポリリズムや変拍子のグルーヴを「Minimal Mode Jazz」へと昇華させ、インスタレーションとの共鳴を探求する表現集団です。読み方はヴィチアス。メンバーは、中川能之(Guitar,Voice)、笠井トオル(Bass,Electronica)、安倍弘樹(Drums)の3ピース編成。

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