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ポストロックバンドのおすすめ10選 今聞いておくべきアーティストを紹介

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今回は今おすすめしたいポストロックバンドを10組まとめてみました。

ポストロックは、インストが多く取っつきにくい側面からか一昔前までは日本では流行っておらず外国でしか評価されない音楽でしたが、最近では様々なバンドの活躍のお陰で日本でもその真価が評価されてきています。この記事では昔から評価され続けている洋楽ポストロックはもちろん、邦楽ポストロックも合わせて紹介したいと思います。

ジャンルとしてもザ・ポストロックというバンドから、エレクトロニカやアンビエント、エモ系、実験音楽系に寄り添った音楽まで、様々な種類のポストロックを集めてみましたので、誰でも楽しめるような内容となっています。ぜひご覧ください。

洋楽のポストロックおすすめ

Sigur Rós

その多幸感溢れる景色の中に連れて行ってくれ。実験的サウンドが世界を祝福するアイスランドの生んだ唯一無二のバンド、Sigur Rós

読み方はシガーロスです。彼らの楽曲は、轟音で鳴り迫るギターやまるで賛美歌のようにミニマムでシンプルな牧歌的で荘厳ささえ感じさせるような歌やメロディーが特徴。宝物が詰め込まれたようにカチャカチャと音数の多い賑やかなサウンドのものまで、多様な表情を見せます。数々の試みによって生まれてきた音が詰め込まれている、実験音楽の要素も孕んでいるポストロックバンドです。読み方は、シガーロス。

1994年にアイスランドのレイキャビックで結成、数度のメンバーチェンジを経て、現在はヨンシー・ビルギッソン(Vo. Gt. Key)、ゲオルグ・ホルム(Ba. Glock)、オーリー・ディラソン(Dr. Key)の3人のメンバーで活動しています。その音に触れているうちに彼らの出身であるアイスランドという土地が想起できます。歌姫ビョークを生んだ地でもあるこの地の匂いや景色に潜在的に触れることができるような、大きな何かに包まれている幸福感のような感覚を覚えられるでしょう。またヨンシーの語りかけるような、囁くようなボーカルは、まるで草原で聞く鳥の声のようにその楽曲という世界の中で息づく生き物の声のようにナチュラルな心地良さがあります。ポストロックや実験音楽、シューゲイザーなど様々なジャンルで呼ばれることの多い彼らの音楽ですが、シガーロスというジャンルを確立したような、世界にも唯一無二のバンドです。

全くの余談ですが「シガーロス」というバンド名は、バンド結成の日にボーカルのヨンシーの妹が生まれ、その彼女の名前からとったそうです。意味は「勝利の薔薇」。
おすすめしたいアルバムはFOREVER YOUNG::残響 [ シガー・ロス ]

Pele

今も影響を与え続けるアメリカの天才・音響系ポストロックバンド、Pele

アメリカはウィスコンシン州・ミルウォーキーというカナダにほど近い場所にて、1997年というポストロックの歴史においても初期の年代から始動。シティを感じさせるポップセンスを持ちながらも、そのどこか空気の澄んだような、水の透明度の高さを思わせるような彼らのクリアな音質・サウンドは、いつしか「音響系」「空間系」と呼ばれ、ポストロックシーンを語る上で欠かせないインストバンドの1つになりました。

耳に心地いいメロディーやリズム、バンドアンサンブルにこだわりながらも仕掛けの多い楽曲の作りや、細やかさが感じられる解像度の高いサウンドは、日本のポストロックバンドtoeにも影響を与えたと言われています。

Polyvinyl Recordsを始め、多数のインディーレーベルから音源を発売。ジョン・ミュラー (Dr. perc)、クリス・ローズノー (Gt)、スコット・シェーンベック (Ba)のメンバーを主に、多数のメンバーによって彩られたそんなpeleは、残念ながら2004年に、日本で行ったライブを最後にバンドとしての活動を終えています。しかしながら、今も世界中の沢山のバンドに彼らの残した息吹きを感じることが出来る、そんなバンドです。
おすすめしたいアルバムはザ・ヌーズ[CD] / ペレ

Elephant Gym

類稀なるバランス感覚。台湾初のニュージェネレーション・正統派ポストロックバンド、Elephant Gym

実は近年ポストロックシーンがどんどん熱くなっている台湾!そんな台湾から紹介する3ピースバンドが、Elephant Gymです。読み方は、エレファントジム

Peleやtoeの系譜を感じさせる、透明度の高いサウンドの空間系、正統派ポストロックバンド。なんですが、「角度」「平衡」といったアルバムタイトルからもうかがえる、そのハイクオリティなポップセンス。そして素朴な印象のメンバーからはうかがえないほどの超テクニカルなバンドアンサンブルで、聴く者の度肝を抜かせてくれます。

Tell Chang (Gt. Piano. Synt)、Tif Chang (Ba)、Tu Chia-Chin (Dr. Perc)の3人のメンバーにより2012年に結成。Tell ChangとTif Changは兄妹としても有名です。ユニバーサルミュージックより音源をリリースしており、2016年には日本でも、SUMMER SONICや、その関連イベントTAIWANDERFUL(台ワンダフル)に出演しています。

クリーンになり過ぎない温かみの残るバンドサウンドは、どこか彼らを生んだ台湾という地を彷彿させるかのよう。その爽やかで疾走感のあるキャッチーな楽曲に心を掴まれる、現代のジェネレーションの到来を感じさせる、要注目のインストバンドです。
おすすめしたいアルバムはELEPHANT GYM (大象體操) / 角度 【CD】

 

Battles


変幻自在・トリッキーでいながら確固たるポストロック界の反逆者、Battles

ダークなまでにボトム音の効いたリズムワークと様々な音色がポップに飛び交うトップ音は、雑多に猥雑に彩られる瞬間があってもどこかで絶対に洗練を失わなず、そのクリエイティビティと絶妙なバランス感覚に舌をまく他がない。そんな実験音楽的要素の強い、アメリカ・ニューヨークの生んだポストロックバンド、バトルスです。

ポストロックバンド、ドン・キャバレロのメンバーでもあった、イアン・ウィリアムス (Gt. Key)、フリージャスミュージシャンを父に持つタイヨンダイ・ブラクストン (Vo. Gt. Key)、マスロックバンド・リンクスの元メンバーデイヴ・コノプカ (Gt. Ba)、オルタナティブメタルバンド、元ヘルメットのジョン・ステイナー (Dr)と、メンバーは皆個性的な経歴の持ち主。そんなそれぞれのバックボーンを持つメンバーが出会い影響し合いミクスチャーされた音楽性が体現されているということに、その楽曲を聴くと感動すら覚えるほどです。

結成後3枚のEPを発売の後、2007年にイギリスのワープ・レコーズより1stアルバム「ミラード」を発売し、一躍世界に知られることに。日本でも単独公演や、フジロックフェスティバルなどへの出演を重ねています。2010年にタイヨンダイが脱退した後も、ゲストアーティストを迎え残るメンバー3人で活動しています。一曲の中でくるくると質を変え、変幻自在に運ばれてゆくトリッキーな展開の思いがけなさに振り回され、圧倒されるのもまた良し。ジャンルを超え様々な音楽シーンに影響を与えた、彼らの真似しようもない音楽を一度体験してみてください。
おすすめしたいアルバムはBattles (Rock) バトルス / La Di Da Di 【CD】

Explosions In The Sky

言葉にならない優しさが轟音と共に空に還っていくのを目撃するような圧巻の音体験を、Explosions In The Sky

それは例えるなら朝焼けのような。濃い藍色が徐々に光を含む水色に変わって行き、太陽がその姿を見せると同時に雲を焼き、カタルシスと共に色と光の洪水で世界を染め上げ、見ている私たちの胸まで鮮やかにいつしか朝を迎えているような。そんな音体験を聴く者に与える世界でも類い稀なるバンドの一つが、Explosions In The Skyです。

メンバーは ミュナフ・ラヤニ (Gt. Key)、マイケル・ジェームス (Gt. Ba)、マーク・スミス (Gt)、クリストファー・ハラスキ (Dr)の4人。アメリカはテキサスの出身で(彼らの雄大な音風景は、テキサスというその広大な土地が育んだ要素もあるのだろうか…と思わず感じさせてくれます)1999年に結成。

大体の楽曲が静かな導入部から始まり、クリーンな音のまま一貫したトーンではあるものの、展開していくうちに音の総質量が一気に増幅するようなポイントがあり、そのあまりの振り幅に懐の広さを感じさせまくるインストバンドです。同じくアメリカのポストロックバンド、Mogwaiと共に、「轟音系」と呼ばれたりしています。

日本では2016年にFUJI ROCK FESTIVALで見せたステージが神々しいまでだったと早くも伝説となり、急激に再び注目が集まり出しています。1曲がどれも長めなのですが、それを全く感じさせない圧巻の体験は、その音が体の中を通り過ぎさった後に、美しささえ感じさせてくれます。
おすすめしたいアルバムはExplosions In The Sky エクスプロージョンズインザスカイ / Wilderness 【LP】

邦楽のポストロックおすすめ

toe

日本のポストロックシーンの旗手。世界に誇る日本のインストバンド、toe

日本において、ポストロックというジャンルを確立させたその先駆けとでもいうべきバンド、それがtoeです。読み方は、トー。

バンドが結成された2000年からインストバンドとして走り続け、(今でこそインストのポストロックバンドも珍しいものではないですが、2000年当時はまだそのスタイルは新し過ぎて、日本の音楽シーンに衝撃を与えていました。) 現在に至るまで、国内はもとより海外においてもそのシーンの中で存在感を光らせ続けています。

山嵜廣和 (Gt)、美濃隆章 (Gt)、山根敏史 (Ba)、柏倉隆史 (Dr)の4人のメンバー全員が、アパレルブランドのオーナーであったり、インテリアデザイナーであったり、サポートミュージシャンであったりと、バンドの他に肩書きを持ち、toeではより純粋に音楽に打ち込めるようにできる体制をとっているという事実にも驚異です。

楽曲の特徴としては、生音の感覚を大事にした空間の広がりを感じさせる音色・サウンドで、その楽曲の基本はアメリカのポストロックバンド、Peleを彷彿させるようなインスト曲が多いです。ですが、ゲストボーカルにACOやクラムボンの原田郁子など豪華なラインナップを迎えての楽曲も多く、日本の音楽シーンにおいてその存在感をうかがうことができます。

現在は自身の自主レーベル「machupicchu-industrias」を立ち上げています。
おすすめしたいアルバムはHEAR YOU [ toe ]

LITE

その音を引っ提げ世界と渡り合う。日本を世界に牽引するポストロックバンド、LITE

2003年結成。武田信幸 (Gt)、楠本構造 (Gt. Synt)、井澤惇 (Ba)、山本晃紀 (Dr)の4人のメンバーで現在も活動中です。読み方は、ライト。

その音楽性、高いライブパフォーマンスと精力的な活動から話題を呼び、2006年から早くもイギリスを中心としたヨーロッパで話題になり始めました。その後も国内のフェスや海外ツアーなどを重ね、世界に流通する日本のポストロックシーンを牽引するインストバンドになりました。

その音楽の特徴としては、バンドアンサンブルと楽曲の構成としての質の高さ、変拍子をエレクトロミュージックのようにキープしたり、時にきらめくように爆発するセッション性の高い疾走感溢れる展開を見せたりと、ライブでもそのパフォーマンスは高い盛り上がりを見せます。緊張と緩和、拮抗するリズムワークと浮遊感あるギターの音色が心地よく、一曲一曲が起伏のある物語のようです。

国内外のインディーレーベルからのリリースを経て、2009年には自主レーベル「I Want The Moon」を設立。2012年にはTORTOISE、The SeaandCakeなどで知られるポストロック界の巨匠、ジョン・マッケンタイアをエンジニアに迎え、アルバム「Illuminate」をリリース。その後も2016年の最新作となる「Cubic」に至るまで、精力的にリリースを続けています。海外のアーティストとの交流も多く、彼らのフロンティア精神溢れるその活動は、これからもシーンの地平を切り拓く存在であってくれることでしょう。
おすすめしたいアルバムはCUBIC [ LITE ]

D.A.N.

これが、今現在、最先端。ジャンルを超え浮遊する新世代ジャパニーズバンド、D.A.N.

D.A.N.の音楽を少し聴くうちにもう、その懐かしさと新しさに虜になっていることでしょう。「ジャパニーズ・ミニマル・メロウ」をコンセプトとして掲げている彼らの楽曲は、バンドサウンド・生音にこだわりながらもエレクトロのようであり、ダンスミュージックラバーからも熱いラブコールを受けています。ポストロックやエレクトロニックなど、もはや従来のカテゴライズに分けられない現在進行形で新しい音楽のジャンルを開拓しているような存在です。読み方は、ダン。

桜木大悟 (Gt,Vo,Syn)、市川仁也 (Ba)、川上輝 (Dr)のメンバーによって2014年8月に結成。自主制作CD+ZINEを発売すると、翌2015年7月にデビューepを発売し、同7日にFUJI ROCK FESTIVALに初出演。2016年に待望の1stアルバムを発売すると一気にその存在が知られるようになった、まさに綺羅星のようなバンドです。

彼らのサウンドは、音が耳に届いた瞬間に細胞の一つ一つ馴染んでいくような、そんな不思議な感覚を覚えさせ、またその楽曲に溶けていくようなユニセックスな声質のボーカルは、2013年に世界を席巻したRHYEやFISHMANSを彷彿させるよう。楽器の一つとしてそこに漂うように耳に溶け、心臓を掴まれます。

Yogee New Wavesなど今をときめくアーティストを多数抱えている「BAYON PRODUCTION」に所属。

2017発売の最新作シングル「SSWB」は、ミニマル・テクノのAOKI takamasaをミックスエンジニアに、マスタリングに元電気グルーヴの砂原良徳を迎えるなど、新人とは思えない本格的な仕上がりです。これが、今現在の最先端の一つの形といえるでしょう。
おすすめしたいアルバムはTEMPEST [ D.A.N. ]

 

mouse on the keys


鍵盤×ドラムがダイナミックかつ繊細に彩る音の軌跡に息を飲む、mouse on the keys

mouse on the keys。そのバンド名の通り、鍵盤の上を生き物がすべるようなダイナミックなリズムワーク、メロディアスなピアノが組み合わさった大胆かつ繊細で、スタイリッシュでいながらエモーショナルな楽曲が魅力のインストバンドです。まるでリズムが織り成す激しいモノクロの世界にピアノの音色が色彩を落としていくのが見えるような感覚、めくるめくような息を飲む展開に、気付いた時にはすっかり聴き入っています。弾むピアノの奏でるジャジーな雰囲気も加わり、ポストロックに興味のある方は勿論、ピアノの音色を愛する方々にも、こんなピアノの解釈があったのか!…と衝撃を持って受け入れられるのではないでしょうか。

Akira Kawasaki (Dr)、Atsushi Kiyota (Piano. Key)、Daisuke Niitome (Piano. Key) の3人中2人が鍵盤担当という特徴的な編成です。海外でもヨーロッパやアジア、南米と、世界中至るところでライブやツアーを行い、国内外問わずそのスタイルとセッション性の高いパフォーマンス、豊かな楽曲性によりポストロックシーンでも確固たる存在に。アメリカのTopshelf Recordsや同じく日本のポストロックバンドtoeが主宰するMachupicchu INDUSTRIASなどからのリリースを経て、2017年1月自主レーベル「fractrec」よりミニアルバムを発売中。また同じく日本のポストロックインストバンド、LITEと連名でお互いの楽曲をカバーし合うアルバムをリリースしたりもしています。そのクールで色彩豊かな音の軌跡に、是非触れてみてください。
おすすめしたいアルバムはthe flowers of romance [ mouse on the keys ]

Serph

その宝石箱のような圧倒的な音世界に入り込むうちに、音楽の純粋な楽しさを思い出す、Serph

Serphは、東京在住の或る男性によるソロ・プロジェクトということ以外は、ほとんど謎に包まれたプロフィールの持ち主。

その音楽性のベースはエレクトロニカですが、ポストロックやオルタナティブ、ジャズやクラシック、はたまたミニマル…など様々な音楽性を内包し、豊かに構築されたその世界観は圧巻です。どこか幻想的で、物語性のあるメロディーや展開。キラキラと可愛い音だけでなくしっかり鳴るベース音の確かさや細かなリズムワークが楽曲を浮つかせず、要素を織りなし、タペストリーに物語を織り込むように展開が進んでいくうちに、すっかり耳が虜になっていることでしょう。レイヤーの構築によって豊かに重なる音風景は、どこかシガーロスを彷彿させるようです。

2009年7月に、大人になってピアノを始めてから3年で作られたという驚異のアルバムを皮切りに、次々と音源を製作。そこから話題が話題を呼び、露出の機会は少ないものの2014年1月には東京・LIQUID ROOMにてその圧倒的な世界観を体現するようなライブをソールドアウトしています。国内のレーベルnoble lebelより多数の音源を発売中です。

エレクトロって何?ポストロックって何?というような方でも、音楽を好きになるきっかけになれるような、音楽による純粋な祝福感を感じることが出来るアーティスト。その音世界にぴったりマッチする河野愛氏の緻密で繊細なアートワークも必見です。
おすすめしたいアルバムはvent [ Serph ]

まとめ

いかがでしたでしょうか。

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