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Release from Agony – DESTRUCTION
DESTRUCTIONはドイツのスラッシュメタルでもSodomなどに並んで有名なバンドですが、Sodomに比べるとボーカルも地声に近く少しキャッチ―な雰囲気があります。それでもやはり曲全体に漂うイーブルさは極悪スラッシュという言葉が合います。
その中でも私のおすすめのアルバムは1988年にリリースされた「Destruction デストラクション / Release From Agony 【LP】」です。流麗な美しいギターのソロから始まるこのアルバムは、最初のこの曲だけ聴くとまさかスラッシュメタルバンドのアルバムだとは思えません。
その中でも好きな曲が3曲目の「Dissatisfied Existence」です。とにかくギターのソロがカッコよく、そしてどこか美しさすら感じさせてくれます。
SOULFLY – SOULFLY
ブラジル出身の人気スラッシュメタルバンド、SEPULTURAを脱退したフロントマンのマックス・カヴァレラが結成したバンドです。曲の所々にブラジルの民族音楽が取り入れられ、今までの音楽には見られない新しい世界観を作り出すことに成功しました。
中でも最高傑作として評価が高く是非おすすめしたいのはデビューアルバム「【輸入盤】SOULFLY ソウルフライ/SOULFLY (LTD)(CD)」です。このアルバムは全編通してテンションの高い緊張感のあるサウンドになっています。その原動力になっているのは「怒り」。SEPULTURAを実弟との確執により追い出されたマックス・カヴァレラの怒りが狂気を伴って聴く者を圧倒します。
アルバム中の1曲目「eye for an eye」は曲のタイトルや歌詞もさることながら、ストレートな怒りの感情がサウンドに凄まじく表現されている名曲です。
ARISE – SEPULTURA
ブラジル出身スラッシュメタルの先駆者であるSEPULTURA。現在は民族音楽とのクロスオーバーを取り入れグルーヴ重視のミドルテンポな曲が増えているのですが、結成当初は愚直なまでのストレートなスラッシュメタルでした。
そんな時代のアルバム「【輸入盤】SEPULTURA セパルトゥラ/ARISE (REMASTER)(CD)」をおすすめしたいと思います。突進力のあるハイスピードなナンバーが並び、アルバム全編を通してダレることがありません。マシンガンのように連打されるツーバスと攻撃力の高いソリッドなギターサウンドが曲の緊張感を高めています。
中でもタイトル曲「ARISE」はスラッシュメタルの教科書のような楽曲で、全てがこの1曲に集約されています。ボーカルであるマックス・カヴァレラのキレそうな叫びは必聴です。
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