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Bobby Womack
ボビーウーマックは1961年から活動したアメリカのシンガーソングライター。ソウルやファンクを中心に演奏していましたが、ロックの殿堂入りも果たしています。
ボビーウーマックの名盤といえば、デビューアルバムである「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン [ ボビー・ウーマック ]」がやはり鉄板です。ソロ活動以前はサムクックのバックバンドでギタリストとして活躍していたこともあり、挿んでくるギターリフがいちいち色っぽくて胸キュンしてしまいます。
楽曲に関してもウィルソンピケットにも楽曲提供をしていたことを作曲能力をフルに使っており、ソウルミュージックの醍醐味ともいえる、泣きのコード展開をしっかり盛り込んできます。聞かせどころがはっきりしている曲を収録していることがファーストアルバムの特徴です。
特に”what is this?”のアルバムバージョンはサビの後のホーンセクションが非常に叙情的で、聴いていると自然と胸がくっと熱くなります。季節で言うなら秋に聞くと、空気の匂いと相まってよりこのアルバムの良さが引き立ちます。
James Carr
様々なアーティストがカバーしていることで有名な「the dark end of the street」の原曲を歌っているジェイムスカーですが、独特のこぶしが効いたハスキーな歌声は甘さと渋さを兼ね備えており、ゆったりした気持ちで陶酔できるバラードの帝王です。
同曲名がタイトルとなっているアルバムももちろん文句なしで素晴らしい作品となっていますが、私がお勧めするのは活動後期に発表されたシングル集「James Carr ジェイムズカー / Goldwax Singles 輸入盤 【CD】」です。アルバムになるとどの作品もまったりとした雰囲気が特徴的ですが、シングルカットされた曲のみを集めているとなると見せる表情がまた微妙に変わり、 1枚通してもさっぱりと聴けるのがおすすめポイントの1つです。
Otis Redding
オーティスレディングはソウルミュージックを語る上で絶対に外せない唯一無二の存在です。
オーティスの場合はライブパフォーマンスが他のどのアーティストよりも抜群に熱くさせてくれる、とんでもないパワーとほとばしる熱感までそのままにウイスキーアゴーゴーでの公演を丸々レコーディングしたライブ盤「【輸入盤】OTIS REDDING オーティス・レディング/IN PERSON AT THE WHISKY A GO GO(CD)」を是非爆音で聴いていただきたいです。
アナログ盤をヘッドフォンで聴いた日には、すぐそこでオーティスが歌っているような臨場感に、徐々にテンションの上がっていく会場、息遣いまでも手に取るように感じることができ、
アルバムも後半に差し掛かる頃には、気づかないうちにもう自分も気分はライブのお客さんの1人、客席からオーティスを見ているような気持ちになってしまうような、これぞライブ盤という一枚になっています。
Eta James
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