ノエルギャラガーの抜群のメロディーセンスが発揮された、キャッチ―でありながらディープなファンにも愛される名曲です。
目次
I Bet You Look Good on Dancefloor – Arctic Monkeys
2002年にイングランドで結成された4人編成のロックバンド、アークティックモンキーズ。
1枚目のアルバム「Whatever People Say I Am,That’s What I’m Not」が彼らを一躍スターダムへと押し上げた代表作なのでおすすめします。こちらの2曲目に収録されているのが”I Bet You Look Good on the Dancefloor”です。収録アルバムは「Arctic Monkeys アークティックモンキーズ / Whatever People Say I Am, That’s What I’m Not 【LP】」
初期の作品はシンプルなロックサウンドながら斬新さのある独特のビートとメロディー、酔いどれ詩人のような弾き語り調、サビに向かって一気に激しいビートでたたみかけたり、ヘヴィーな破壊力を増強と当時の彼らの魅力が全開という印象が強いです。
また、フロントマンのアレックス・ターナーの歌詞は風刺性の高さに特徴を持ち、イギリスの同世代の(思春期)気持ちを実に優れた文学性のある言葉で描き共感を得ました。
3枚目のアルバム「Hum Bug」から音楽性が変わりますが、イギリスらしいリフは残してダークさが加味され、5枚目のアルバム「AM」ではUKロックを独創的に表現したオルタナティブ色が濃くなりポップさはなくダークで重いサウンドに仕上がっています。
There Must Be An Angel – Eurythmics
ユーリズミックスは1980年にイギリスにて結成された2人組のミュージシャン。
アニーの高音ボイスから始まる、至上の幸福を歌ったこの曲”There Must Be an Angel”を初めて聞いた時の衝撃は、当時のリスナーを皆虜にしました。ユーリズミックスは、グラミー賞にて”SweetDreams”を歌う姿を見て、非常に印象に残っている人も多いのではないでしょうか。収録アルバムは「アルティメット・コレクション [ ユーリズミックス ]」
とにかく、歌詞の内容と音楽がこんなに一体化した楽曲は他にはないでしょう。
最初は、歌詞の内容は全く知らなったのですが、聞いた途端にとても幸せな、ハイな気分になったのです。こんなにも幸せに満ち溢れたロックも存在するのか、と思いました。途中で挿入されるハーモニカが、まるで天使のラッパのように聞こえます。スティービー・ワンダーの演奏だとこれも後で知り、納得です。
幸せな気持ちの時にこの曲を聴くと、まるで宙を飛び回っている感覚に陥ってしまうのは、私だけでしょうか?
様々な年代のいろんなアーティストがカバーするのも納得ですが、やはりオリジナルの幸福感にはかないません。
High & Dry – Radiohead
今回レディオヘッドの”High and Dry“をおすすめする理由は、ハスキーで切なく、淡々とした男性ヴォーカルの歌声と、歌詞に合った世界観のバックミュージックです。楽器構成がギター、ベース、ドラム、ヴォーカルと至ってシンプルである上、ヴォーカルの歌声が淡々とした雰囲気に聴こえ、これら全てがこの歌の題名である”High and dry”の世界観を醸し出しています。また、メロディも音程の高低の差がそんなに無いにもかかわらず、この歌の淡白さやドライな雰囲気を引き出しています。収録アルバムは「FOREVER YOUNG::ザ・ベンズ [ レディオヘッド ]」
また、サビの””Don’t leave me high, don’t leave me dry””という部分が見事に韻を踏んでいて、とてもキャッチーで印象的。この部分が頭から離れないくらいインパクトがあります。歌詞という側面でもUKロックの名曲ではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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