シティポップの名曲10選 昔の名曲から現代の名曲まで一挙紹介

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幸せな結末 -大滝詠一

まずは日本のシティポップ始祖とも言える大滝詠一から「幸せな結末」。この曲は1997年のフジテレビ系列のドラマ「ラブジェネレーション」で大ヒットした曲で、この音楽が流れると当時を生きた方は透明のリンゴがいつも画面に映り、あのリンゴと同じものが欲しいと思ったそうです。1997年は木村拓哉さんが人気絶頂の頃のドラマで、この時代の特に女性はラブジェネレーションを知らない人はいないのではないでしょうか。

大滝詠一は山下達郎の師匠とも言われる人で、大滝詠一さんとの出会いで山下達郎さんの音楽や人生は大きく変わったといいます。山下達朗の曲も大滝詠一の曲の雰囲気が似ていることからもそれが理解できるでしょう。1990年代を思い出いたい時によくこの曲を聴いて懐かしく思い出に浸る方も多いのではないでしょうか。

この時代を知らない人も、優しい雰囲気の古き良きシティポップを体感することができるので一度きいてみることをおすすめします。

君は1000% -カルロス・トシキ&オメガトライブ

オメガトライブの2代目のボーカルであるカルロス・トシキさんの歌声が楽曲の雰囲気と非常にマッチしており、夏を感じさせるとても爽やかな楽曲に仕上がっています。オメガトライブの曲はポップで耳に心地良い曲が多いのですが、中でも今回この曲を選んだ理由としては、サビ部分の「君は1000%?」の箇所が非常にキャッチーでボーカルの甘い歌声が特に耳に残ル一曲だからです。

カルロス・トシキさんは日系ブラジル人で、普段話している日本語は少したどたどしさも感じられたのですが、日本語の曲を一生懸命に歌っている姿に好感が持てました。オメガトライブの1代目のボーカルだった杉山清貴さんはシュッとした印象で都会的な雰囲気の方だったのですが、カルロス・トシキさんは少しかわいらしい感じの甘いマスクの方だったので、その二人のギャップもまた魅力のひとつだったかなと思います。2人のボーカルを比べて聴いてみることもおすすめします。

少しチープなPVも話題となり、そちらも合わせて聴くことでまた楽しめるかもしれません。

SUPER GIRL -岡村靖幸

シティポップを、岡村靖幸をこれから聞きたい人にはぜひオススメの1曲「SUPER GIRL」。

サウンド的には、80年代~90年代初頭特有のキラキラ感が特徴です。TotoなどのAOR、もしくはThe smithやStone Rosesなどのマッドチェスター勢からの影響からと考えられます。

クリーントーンでのクランチ気味のギターが非常に心地よく、都会で夢を追い掛ける若者の輝き、片思いか微妙な恋愛中の煌めきを描く歌詞世界と爽やかにマッチしています。

ただ岡村靖幸のこの曲はそうした単に80年代の典型的なシティポップスでは終わりません。

流れるように耳馴染みの良いメロディラインに潜む、独特のリズム感や譜割り。甘い歌い方ながら野性的な、太めのソウルフルな声質。洋楽を思わせる韻の踏み方や、オリジナリティーあふれすぎる言葉選び。一度PVを見たら目が離せなくなるハイ・テンションなダンス。これらの要素をフックとしてポップスに昇華させているのが「岡村ちゃん」マジックです。

最初は癖が強すぎるかもしれませんが、聴き込むうちにどんどん虜になっていくスルメ曲に間違いありません。

Complication Shakedown -佐野元春

アルバム「Visitors」のオープニング・チューン。本作を作るにあたり、新しいサウンドを求め、佐野元春は単身ニューヨークに渡り、制作スケジュールの管理・現地のミュージシャンのブッキングなど自身でプロデューサー業を兼務したといいます。異国での長期生活と求めるクオリティの高さなどで精神を削りながら生み出された力作は、サウンド・歌詞双方で本人の大きな転換点となっています。

まず、サウンド面ではBruce Springsteenを思わせるものから一転、ファンクやディスコ・サウンドを主体にしたタイトで強烈なビートを土台にしたソリッドな音を手に入れています。また、歌詞においては、ラップを取り入れたことでメロディに制約されず使える言葉数が多くなりました。それに伴い、歌詞の表現が人物の心情を歌うという従来の手法から街の風景や住人たちの群像劇を絵画的に描写するアプローチに変化しています。

特にこの曲では夜のクラブシーンでの熱狂、Charles Bukowski的な猥雑さ、節操の無さなど、80年代ニューヨークでの華やかな都会生活の喧騒や軽薄な空気感を、真空パックで閉じ込めて持ち帰ってきたかのように現地の感覚がそのまま伝わってくるかのようです。

後に、言葉と作詞を深く追求し母校で講義をもったり番組で対談をするなど、言葉にかなりセンシティブな彼の独特な感性の開花を感じられる一曲です。

透明ガール -Nona Reeves

「キングオブポップ」マイケル・ジャクソン研究家として一時引っ張りだこだった西寺郷太がフロントマンのバンドということもあり、ノーナリーヴスの曲はどれもポップの王道を突っ走っていて、とにかくキャッチ―です。

特にこの透明ガールは、イントロだけで一気に心を踊らされてしまいます。シンプルなメロディーと「ラララ」のリフレインはとても覚えやすく、一緒に口ずさみたくなるので、ライブで大合唱する光景が目に浮かびます。曲調も爽やかな夏を感じさせ、オープンカードライブにぴったりな雰囲気はまさにシティポップを代表する1曲といえるでしょう。

今や20年以上のキャリアを持つバンドですが、今でこそもっと広く知られるべきバンドですし、シティポップを好む方であれば絶対このような曲が好きな人は多いはずです。

Summer Soul -cero

2010年代の日本のシティポップシーンを語る上で絶対に外す事のできないバンドが「cero(セロ)」です。現代のシティポップというジャンルがブレイクするよりもずっと前から活動を続けていたceroは時にはフルートやクラリネット、トランペットを交える事によって他のバンドには真似のできない唯一無二の存在感を放ってきました。

そんなceroを一躍有名アーティストに押し上げたのが「SMAP×SMAP」への出演。SMAPメンバーが元々ceroのファンだったことにより実現したようですが、お茶の間にシティポップが浸透するきっかけともなったのではないでしょうか。中でも2015年にリリースされた「Summer Soul」は肩肘を張らず、ゆるやかで自然体なのに洗練されているceroの魅力が存分に詰まった一曲です。

THANK YOU FOR THE MUSIC -bonobos

なんと言っても特筆すべきはヴォーカル蔡忠浩の声の良さと歌唱力の素晴らしさではないでしょうか。もちろんその歌声を支えるメンバーの技量も素晴らしく、リズム&グルーヴを担うドラム梅本浩亘のフィルは日本人離れしたグルーヴ感で後ろノリの心地よさを体感させてくれます。

ギター小池龍平のフレージングやリフも無駄がなく、ソロパートでは本人のルーツであるブラジル音楽が基礎にあることを感じさせないくらいオシャレでアツいフレーズを奏でます。レゲエを基礎としながらも、バンドとしての音楽性は幅広く挑戦的で独自の路線を突き進んでいることも必見です。楽曲自体はポップでキャッチー、言葉選びのセンスも素晴らしくメロディーはなぜかどこか懐かしい気持ちを思い起こさせてくれるでしょう。

Don’t Think, Feel -Awesome City Club

「Awesome City Club」。名前からして洒落ているこちらのバンド、皆さんはご存知でしょうか?

知らないとしても無理はないかもしれません。彼らがデビューしたのは2015年、そこから徐々に頭角を現している、新進気鋭のバンドです。一見すると今風のお洒落な雰囲気が漂うバンドという印象ですが、メンバーの個性的なビジュアルはもちろん、スタイリッシュな世界観、モダンなのにどこかレトロさを感じさせるサウンドなど、魅力がギュッと詰まったアーティストです。

そんな彼らの「Don’t Think, Feel」という曲は、都会的なノリのいいサウンドに、男女2人ヴォーカルの美しいハイトーンヴォイスが耳に心地良く響く、とても爽やかな楽曲です。夜の街を歩きながら聴いたら、思わず踊りだしてしまうかもしれません。現代のシティポップを知りたいのであればはずすことはできない曲でしょう。

MINT -Suchmos

最近、日本の音楽シーンでニューウェーブとなっているジャンルがシティポップでしょう。テレビやラジオで耳にする機会も増え、気になっている方も多いジャンルとは思いますが、中でも飛ぶ鳥を落とす勢いで飛躍し続けているのが「Suchmos(サチモス)」。

車のテレビCM曲として起用された「STAY TUNE」で一躍ブレイクを果たしたSuchmosですが、洗練された都会的なサウンドは従来のJ-POPに飽きたリスナーの耳とハートをがっちりと掴み、今や各地の音楽フェスティバルにも引っ張りだことなっています。

そのSuchmosが2016年にリリースした「MINT」は穏やかな海に押し寄せる波のような、ゆったりとしたサウンドに乗せて歌われたリアルな心情が印象的な楽曲です。

夜にダンス -フレンズ

フレンズは女性ヴォーカルと男性ヴォーカルの混声なので、男性・女性問わずに歌い楽しめるノリの良い楽曲になっています。イントロの「トゥトゥットゥー」に始まり、特にBメロの男性ヴォーカル部分のメロディー、そして、「ねぇ、このままずっとさ 君の口車だって乗ってさ」という歌詞はとてもポップでキャッチーなため、耳に残るだけでなく思わず口ずさみたくなります。

コード展開は単調ながらもオシャレで、さらにそれを彩る楽器隊のアレンジ(特にギターのリフは注意深く聴いてもらいたいです)やグルーヴの素晴らしさと、そこに乗るテンポの良い歌詞やサビのポップス感の強いメロディーが、自然と体を揺らしてくれます。

ミュージックビデオもダンスを踊る女性と共に演奏シーンが盛り込まれ、見ごたえのある作品に仕上がっています。ミュージックビデオの通り、夜の繁華街を歩きながら聴きたい一曲です。

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