インディーズバンドのライブを楽しむために知るべき情報とは

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理由としては、自分のライブハウスから有名人を輩出してライブハウスとしての知名度をあげたいからです。以前同様にノルマを課せば、アーティストはもっと優遇してくれるライブハウスに流れてしまいます。これは、ライブハウスとって望んだ形ではありません。

しかし、まだまだ「音楽で食っていける」域には達してはいません。例を出すならば、キュウソネコカミのVo.ヤマサキセイヤさんは、数年前に川崎で行われたフェスBAYCAMPのMCにて「明日はバイトやあああ!!」と声高らかに話していました。2017年現在は分かりませんが、フェスに出演できるようなバンドでも音楽だけでは生きていけない、ということになります。この事例を考えると、ライブ活動のギャラは思ったより少ないことが予想されますし、ライブのギャラのみで生活することはまず無理でしょう。

アーティストの詳しい収入事情については、「インディーズバンドの収入について」にてしています。
話が少し脱線してしまいましたが、ライブハウスでの活動の詳細は以上となります。

以上、2パターンの広報活動を紹介してきましたが、近年ではライブハウスや路上ライブを活発的に行うバンドは以前より減りつつあります。理由としては、1回のライブハウスでの集客人数なんてたかが知れているからです。有名でないアーティストにとっては1回のライブで30人も集められたら万々歳です。アーティストとしては嬉しい話ですが、現実問題効率が悪すぎます。路上ライブも同じくです。海外では、ストリートミュージシャンは比較的に受けいれられる傾向にありますが、日本はそうでもありません。

路上ライブで人だかりを集めているアーティストを見たことがあるでしょうか?集めているといっても2.30人が限度かと思います。日本では、多く集客しすぎてしまっても通行人や警察から嫌われてしまいます。

では、路上ライブとライブハウス以外にはどのような手法があるのでしょうか。

 

目次

現代版リスナーの集め方、WEB集客

路上ライブとライブハウスでの活動が減っている理由はWEB集客が台頭したからでしょう。

YOUTUBEやSoundCloud、ツイキャス、最近ではインスタライブも取り入れているアーティストも多いです。WEB集客により成功したアーティストとしてAwesome City Clubが挙げられます。彼らはデビューするまで音源発売やライブ活動をほとんどせず、Sound Cloudに楽曲をリリースし続けることで知名度を上げた稀有なアーティストです。これらのWEB集客の利点は主に2点考えられるでしょう。

1点目は拡散力です。SNSが普及している現代では自分が思っていることをすぐに拡げることができます。SNSでのメリットはリスナーが主体的に行動してくれる点でしょう。友人がツイートやリツイートをしている時、それを見る人の中では「○○が聴いているなら俺も聴いてみようかな」という心理が働きます。これは路上ライブとは大きく異なる点でしょう。

特にYOUTUBEでは、楽曲だけでなくミュージックビデオ(MV)として総合的に評価が為されます。アーティストとしては負担が増えるとも考えられますが、裏を返せば良いMVを作れれば、認知度も上がるという考えもできます。

2点目は反応が得られる点でしょう。アーティストは自身がリリースした楽曲のフィードバックをより多角的に得られる時代になりました。YOUTUBEやツイートはもちろん、ツイキャスやインスタライブではリアルタイムで反応を得ることができます。ライブ配信では、アーティストと気軽に交流ができるので、リスナーとしてもファンに昇華しがちです。Twitterでは音楽アカウントを作成する人をしばしば見ることができますが、シンガーソングライター系のファンにその傾向が強いのは、ツイキャスの影響が大きいことが考えられます。

 

地域別インディーズバンドが集まるライブ会場

こちらでは、インディーズバンドがよく集まるライブ会場を地域別に紹介していきます。

東京、下北沢SHELTER

東京といえば、言わずもがな流行の発信地として知られています。インディーズバンドが栄える地としても新宿や渋谷、高円寺、池袋等、様々な場所にライブハウスが点在していますが、その中でもバンドマンの聖地として知られるのがこの下北沢でしょう。バンドマンとってもこの地域が人気である理由は、その立地からと考えられます。都心からそう遠くはないのにも関わらず比較的家賃が安く、お金があるわけではないバンドマンにとっては嬉しい街です。

そんな下北沢でも有名なライブハウスがこのShelter。1991年10月オープン、キャパシティはオールスタンディングで250名、料金は2,500円程。広すぎない会場はアーティストにとって第一の関門であり、バンドマンの中にはSHELTERでワンマンライブを敢行することを最初の目標とすることも少なくありません。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTやASIAN KUNG-FU GENERATION、BUMP OF CHICKEN等の誰もが知る有名なバンドマンがこの下北沢で育ったと言われています。

 

大阪、梅田Shangri-La

インディーズバンドが集まる地として有名なのが大阪。関西近辺で活動するアーティストが一同に会します。その中でも梅田に焦点が当たる理由は大阪の中心地であること、交通の便の良さ、立地の良さからでしょう。

大阪でも一際有名なライブハウスが梅田Shangri-Laです。2005年8月オープン、キャパシティは400名、料金は2,500円程、天井のシャンデリア、真っ赤な壁面が非常に印象的です。ライブハウスとしては収容人数が少々多いですが、演台が通常よりも高く設定してあるため後ろからでも比較的眺めがよく多くの人が楽しむことができるような内装を実現しています。最近の関西出身のアーティストといえば、全員が使用したのではないかというくらい有名なライブハウスで、先ほど紹介したキュウソネコカミやKANA-BOON、ミドリ、水曜日のカンパネラが出演していました。

 

北海道、札幌COLONY

北海道のアーティストも忘れてはいけません。GLAYやthe pillows、DREAMS COME TRUEを輩出しています。地元愛が強いアーティストが多く、度々地元にてライブ活動を行っているのを見受けられます。

札幌といえばそんな北海道の中心地であり、地方都市の中でもかなり活気づいた街といえます。そんな札幌にて有名なCOLONYというライブハウスですが、キャパシティは200名、料金は2,500円程。収容人数、料金共にリスナーにとってもアーティストに近い場所で見ることができ、かつ安いといういい意味でオーソドックスなライブハウスです。サカナクションやGalileo Galileiなど札幌出身のバンドマンは絶対と言っていいほど使用しているライブハウスです。

 

愛知、名古屋MUSICFARM

東京と大阪の間にある名古屋、ツアーとして2都市と共に名古屋開催が敢行されることも多く、名古屋現地のインディーズバンドを含めて多くのアーティストがいます。

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