掲載バンド数:掲載なし
ヴィジュアル系総合情報サイトとしては最大級の規模を誇るびじゅなび。アーティストの登録数は掲載がなかったため不明ですが、膨大な量のバンドが紹介されています。1番の特徴はその登録数ですが、ライブスケジュールから最新リリース情報等のニュース機能も充実しており、びじゅなびを見ておけばこのジャンルの情報を逃すことはないでしょう。改善点としては、バンドの音源が掲載されていない場合もあるため、視聴サイトとしては少し使いづらい印象があります。
目次
Eggs
運営会社:株式会社レコチョク
URL:https://eggs.mu/
掲載ジャンル:オールジャンル
掲載バンド数:掲載なし
Eggsはタワーレコード株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社レコチョクの3社によって構成されているプロジェクトです。SNSを仲介にアーティストリスナーを繋ぐプラットフォームを構築しています。視聴サイトとしては無料アップロード、無料視聴を採用しているため、他のサイトと変わりはあまりありませんが、Eggsの特徴はアーティストを支援するサービスの充実度でしょう。誰もが知る大手3社の合同プロジェクトだけあって、Eggs主催のオーディションやライブ、さらにはEggsレーベルなるものからCDをリリースすることもできます。もちろん全てのアーティストが対象ではなく、条件を満たしたアーティストのみとなりますが、運にも左右される音楽業界において、かなり手厚いサポートといえます。インディーズバンドが好きな人にとって、自身が好きなアーティストの売れていくさまを見ることは、この上ない喜びだと思います。Eggsから売れているアーティストも少なくないので、ランキング等を定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。
KNOCK in
Lumit
視聴サイト以外に音源を聴く方法
さて、前トピックではインディーズバンド視聴サイトに絞って7つのサイトを紹介してきました。続いては、インディーズ専用ではないけれどもインディーズの楽曲もアップロードされているサイト等、少しイレギュラーな方式を採用し紹介しているサイトをご覧いただければと思います。
Youtube
言わずと知れた無料動画共有サービスYoutube。こちらでもインディーズバンドの音源を視聴することができます。最近ではオフィシャルアカウントを発行し公式にアップロードしているインディーズも増えてきました。ご存知とは思いますが動画の数は膨大で、1つの楽曲を視聴すれば関連動画やコメントから芋づる式にアーティストを発掘することができます。
個人的に気がかりなことは、オフィシャル以外にも楽曲がアップロードされていることでしょうか。Youtubeではアップロード者は広告収入を得ることができます。「この素晴らしい楽曲を他の人にも聞いてもらいたい!」という親切心を持ったアップロード者もいるのかもしれませんが、広告収入目当てでアップロードしている人もいるのではないかと思います。
アーティスト側としても自らの楽曲を全てアップロードしない理由は明白で、「正式に音源を購入して欲しいから」といえます。予期せぬ楽曲のアップロードは、少なからずアーティストを収入源を減らすことにつながります。アップロード者としても視聴者としても、この問題には留意する必要があります。
SoundCloud
こちらもご存知の方が多いのではないかと思います。Sound Cloudでは、無料で自由に音楽ファイルをアップロードすることができます。2013年時点でアーティストの登録数は40万人、約2億人のユーザーが利用しているそうです。不必要な情報が一切なく、アーティスト名を検索すればすぐにその楽曲を視聴することができるのがSoundCloudの特徴。また、恐らくアプリを利用している方が大多数だと思うのですが、多くの人に親しまれることからわかるように、アプリの利便性が抜群です。アプリによくありがちな広告もなく、Youtubeアプリではバックグラウンド再生ができませんがSoundCloudではそれを実現しています。また、音声ファイルしかアップロードができないため通信量が抑えられ、移動中などふと楽曲を聞きたくなったときに便利です。
続いてはInstagramです。Instagramは無料の画像共有アプリです。画像投稿サービスから始まりましたが、動画の投稿、最近ではライブ配信も可能となっています。Instagramでは、楽曲をフルで視聴することはできませんが、アーティストをフォローすればその人の日常的な影響から関連アーティストや影響を受けたアーティストを知ることができます。一通り楽曲を聴いて、もっとこの人のことが知りたい、この人のルーツを知りたいと思うようになった方はぜひ目当てのアーティストを探してみてください。また、Instagramではbassuniversityやdrumuniversityのように楽曲のカバーの投稿を視聴することが可能です。中には、インディーズが紹介されることもあるのでぜひチェックしてみてください。
TwitCasting
通称ツイキャス。PCやスマホから手軽にライブ配信が行えるサービスです。配信者、視聴者共に無料で利用することができ、会員登録をしてしまえば不自由なくサービスを使うことができます。ツイキャスではその手軽さからシンガーソングライター等の弾き語り奏者を見ることができます。アコースティックギターやキーボード一つで演奏をできるシンガーソングライターは、ふと空いた時間に自身の楽曲やカバー曲をライブ配信していることがあります。その告知は公式ホームページではなくTwitterで行われることが多いので、上記のようなアーティストを好まれる方はフォローしてみましょう。
Apple Music
言わずと知れたAppleが提供する音楽アプリ。月額980円払えば数百万曲もの楽曲を聴くことができます。最近では、iPhoneだけでなくAndroidやパソコンにも対応、さらにインディーズバンドの登録数もかなり増えており、正直このアプリがあれば流行に乗り遅れることはまずないと言っても良いでしょう。Apple Music最大の特徴は、関連アーティストの精度の高さでしょう。ユーザーが好みのジャンルを選んだり好みのアーティストや楽曲を聴くだけで、おすすめのアーティストを5組ほど割り出してくれます。数百万曲有しているだけあって、その関連度は抜群で、ストレスなく新たなアーティストを見つけることができるでしょう。月980円を勿体ないと思わないのであれば、真っ先におすすめしたいアプリです。
まとめ
今回は、インディーズバンドが掲載されていたり楽曲が紹介されているサイトの見方を解説してきました。いかがだったでしょうか。
冒頭でも記載した通り、以前よりは確実にインディーズバンドに光が当たってきています。しかし、未だ音楽で稼いでいるアーティストはほんの一握りです。メジャーデビューしたり、大型フェスに出演できるようになったとしても、音楽だけで稼いでいくのは非常に難しいです。
リスナーである私たちにできることは、拡散することではないかと思います。現代ではSNSなど自身の想いを不特定多数に伝える仕組みを構築されています。微々たる力ではありますが、おすすめアーティストや楽曲を発信すれば、振り向く人がいるかもしれません。
小さい力ではありますが、リスナーを含めてみなさんで今以上に音楽業界を盛り上げられる世界になればよいですね。
IndiesMateでは、好きなバンドを応援したい方、自分のバンドをPRしたい方を募集しています。今回の記事と同じような紹介文を無料で掲載することができますので、気になる方はぜひこちらのページをご覧ください。
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