インディーズバンドランキング2017 今後の音楽シーンを索引する10組を紹介します

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メンバー構成は角舘健悟(Vo.Gt.)、粕谷哲司(Dr.)、2017年1月16日からはかねてよりサポートメンバーだった竹村郁哉(Gt.)、上野恒星(Ba.)が正式メンバーとして加わりました。

サマーソニックやフジロックの公募枠から台頭し、インディーズシーンの注目株となっていった彼ら。オススメの曲は1stアルバムPARAISOに収録されている「Hello Ethiopia」です。じんわりと心に染みてくるような、夜明けのバイト帰りや元気の出ない深夜1人で聴きたくなるような、いい意味の切なさをまとった曲です。ライブやフェスなどに行き、みんなで集まって盛り上がる、元気が出るというのは音楽の1つの良さです。

ただそれだけでなく、逃げ出したいとき、不安なとき、恋人と別れた時、いろんな理由で1人になる時、ならざるを得ない時もあると思います。彼らの音楽はそんな時こそ、優しく、甘えすぎない、そっと寄り添ってくれる、そんなポップさとロックを兼ね備えた素敵な世界観を持ったバンドです。
おすすめしたいアルバムはSUNSET TOWN e.p.[CD] / Yogee New Waves

 

目次

2位

[official siteより]

 

まるでバカンスしているかのようなトロピカルサウンド、never young beach

never young beachは2014年に活動開始しました。当初は宅録ユニットでしたが、その年の夏ごろから5人体制で本格的にバンド活動を始めます。所属はRoman Label 。日本の70年代のフォークソングと海外の海沿いで聴けそうなトロピカルなニュアンスがミックスしたような、いい意味で現代と逆行する音楽性に注目が集まっています。

メンバー構成は安部勇磨(Vo.Gt.)、阿南智史(Gt.)、松島浩(Gt.)、巽啓伍(Ba.)、鈴木健人(Dr.)の5人で2017年現在平均25歳ほどの若いバンドです。ペトロールズや踊ってばかりの国などを手掛けるエンジニアhmcの池田洋が手掛けたファースト・アルバム「YASHINOKI HOUSE」は業界に新しい風を吹かせました。アルバム1曲目の「どうでもいいけど」や3曲目の「あまり行かない喫茶店で」などの彼らのキラーチューンはぜひ耳に入れて頂きたいです。

現代版はっぴいえんど、などとも例えられていますが決して古き良さを活かしているだけではなく、トリプルギターのアンサンブルやリズム隊のコンビネーションにはnever young beachならではのモダンな色味が含まれています。今求められているモノ、音楽にこだわらず自分たちの好きを追求した結果、皆が求めていた音楽にたどり着いていた…と言うべきでしょうか。

天気の良い日に、力を抜いて、いい匂いのする音楽。彼らへの期待度が増していく中で、今後どのような作品が生み出されていくのか注目です。また、彼らの注目ポイントとして、ボーカル安部勇磨の人間性が挙げられるでしょう。朗らかな性格から生み出される歌詞はもちろんですが、ライブでのオチのつかないMCは必見です(笑)。

2017年1月下旬にはSPEEDSTAR RECORDSからメジャーデビューすることが公表され、4月からは大阪・名古屋・東京をめぐるツアーが開催されることが決定しています。彼らのMCも含め、新世代の音楽を聴きに行ってみてはいかがでしょうか。
おすすめしたいアルバムはfam fam [ never young beach ]

 

1位

[official Youtubeより]

 

多彩な楽曲でインディーシーンの注目を集めるオシャレバンド、Suchmos

Suchmosは2013年に神奈川県で結成された現在は6人組のバンド(結成当初は4人)。読み方はサチモス。所属レーベルはSPACE SHOWER RECORDS。ロックやソウル、ジャズやヒップホップの要素を取り込んだ男らしい独自のブラックミュージックを奏でています。バンド名の由来は20世紀を代表するアフリカのジャズミュージシャン「ルイ・アームストロング」の愛称「Satimo」(such a mouth!なんて口だ!)から名付けられているようです。

メンバー構成はVo.YONCE(ヨンス)、Gt,TAIKING(タイキング)、Ba,HSU(スー)、
Dr,OK(オーケー)、DJ,KCEE(DJケーシー)、key,TAIHEI(タイヘイ)。OKとKCEEは兄弟。TAIKINGの父親はベルマーレなどで活躍していた元日本代表の戸塚哲也です。

湘南のイベントなどで活動を開始した彼らですが、2014年開催のフジロック「ROOKIE A GO GO」にていきなりトリを務めました。2016年にはタワレコポスターにnever young beachらとともに起用されたり、ホンダのSUVのCMに起用されたりと、その活躍は目まぐるしいです。

オススメの曲は「Essence」より「Fallin」、「Miree」、2ndアルバム「THE KIDS」より「A・G・I・T」です。彼らの楽曲は全てが洗練さているため挙げればキリがありません。クールな演奏にどこか耳なじみの良いボーカルライン、ロックなギターのリフに落ち着きのあるラップが交わる彼らの音楽は1日聴き続けても疲れない不思議な気持ちよさを兼ね備えています。

和製ジャミロクワイ、和製マルーン5としばしば評される彼らですが、影響を受けているかは公言されていません。しかし、その2組を想起するような音楽性をたしかに兼ね備えており、オシャレで踊れる音楽を好む方々にお勧めしたいアーティストです。2017年に既に新しいアルバムをリリースし、そのリリースパーティとも言えるツアーを3月から開催予定です。今、ライブチケットが最も入手しづらいと言われている彼らですが、リアルタイムでの彼らのパフォーマンスを1回は見てみたいものです。偉大な2アーティストにはない彼らの持ち味が今後開花することに期待です!(もちろん今も素晴らしいです。)
おすすめしたいアルバムはTHE KIDS [ Suchmos ]

 

結局、2017年に流行るインディーズバンドとは?

では、今後流行る、または今現在注目されているインディーズバンドの特徴とは何なのでしょうか。

この問いには「わからない」と答える人が大多数ではないでしょうか。今回紹介したアーティストに関してもジャンルはバラバラですし、ロックやR&B、ヒップホップといった同じジャンル内でも一概に定義することはできないでしょう。

ただし、1つ言えることは、多様な音楽を一般音楽リスナーが探しやすい環境が整ってきているということです。フェス等が活発化することでリスナーがたまたま好きなアーティストに出会うことやApple MusicやSound Cloudのような低価格、または無料で音楽を視聴できるアプリが普及したりと、その手法は様々です。

特にアプリに関しては、関連するアーティストやおすすめしたいジャンルを勝手に探してくれることにより、リスナー側が苦労することなくアーティストを見つけることが可能になっています。今後はAIの発達により、聴く曲の傾向や視聴時間によってさらに精度の高い情報が得られるようになるかもしれません。

もちろん、このようなアプリの台頭はアーティストにとって不利益となる一面もあるでしょう。アプリによってリスナーに音楽を届けることができても、アプリ側がアーティストに報酬を払わなければそのアプリに存在価値はありません。リスナーがアプリを手にすることは、相対的にCDの売上低下を意味します。リスナーに自分の音楽を聴いてもらうことが、恐らくアーティストにとって最も幸せなことですが、活動のためには資金が必ず必要となってきます。日本の音楽を隆盛させるためには音楽業界として、一般リスナーとして誰しもが考えなければならない問題でしょう。

話が非常に脱線してしまいましたが、次に流行るアーティストを定義することはできません。ですが、流行らせたいアーティストの情報を集めたり、応援したり、楽曲を視聴する環境は今後さらに整ってくるのではないでしょうか。

もし、このランキング以外にもインディーズバンドを知りたいという方がいれば、こちらの記事をご覧ください。

人気インディーズバンドランキングTOP10 2017年のインディーシーンを背負うアーティストをご紹介

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。

この記事は2017年の2月1日に執筆していますが、半年後にはさらなるニューカマーがインディーシーンに登場するに違いありません。

このサイトでは今後もインディーズバンドに焦点を当てて、アーティストの紹介を行っていきますので、定期的にご覧いただけると幸いです。

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