シティポップの名盤10選 日本の歴史に残る10枚のアルバムを紹介

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桑江知子は、その独特の低い歌声が魅力のボーカリストです。全編にわたって大人っぽい歌声を披露しています。特に「SUMMER TIME」は木漏れ日の中で聞きたい、そよ風を感じるような爽やかな1曲です。すべての曲が全く捨て局なしで最初から最後まで、一気に聞くことのできる実力派ボーカリストの名盤です。これからも色あせることのない一枚になることは間違いありません。

 

目次

3 – キリンジ

キリンジといえばこの曲という名曲「エイリアンズ」が収録されたアルバムです。大人の風格が目一杯漂うこの楽曲をアルバムのちょうど中間地点に位置させて、その前後に多様性のあるキリンジの世界観を爆発させて包み込んだアルバムになっています。

1曲目の「グッデイ・グッバイ」はポップでキャッチー。ノリの良いリズムとホーンからいきなり身体を自然と揺らせ、その世界観に引き込ませてくれます。最後は「千年紀末に降る雪は」で締めくくり。クリスマスを舞台にした楽曲で1年の終わりを感じさせるかのようにアルバムの終焉をどっしりと彩ります。しかし、どことなく次に繋げてくる余韻を感じるリズムになっていて、リピートして1曲目に戻って「グッデイ・グッバイ」が流れた時に一回り、という気分にもさせてくれるアルバムになっています。

シティポップブームが少し収まった2000年リリースではありますが、ぜひ聴いて頂きたい1枚です。

 

音楽は素晴らしいものだ – キンモクセイ

キンモクセイの存在を世の中に知らしめた楽曲「二人のアカボシ」が収録されているアルバムです。

名曲「二人のアカボシ」で3曲目からセンチメンタルな気持ちにさせてくれますが、最後に収録されたアニメ『あたしンち』オープニングテーマにもなった「さらば」ではホーンセクションが印象的で最後は楽しい気分にもっていかれます。そのタイトルや「こんにちは ありがとう さよなら また会いましょう」と歌っている歌詞の内容通り、アルバムを締めくくるにふさわしい楽曲になっています。

全体的にフォーキーで、どこか懐かしい歌謡的な雰囲気も味わえる楽曲にヴォーカル伊藤俊吾の切ないハイトーンな声が相まって、自身最高の売上を記録したのも頷けるクオリティーの高い楽曲の詰まったアルバムに仕上がっています。

キリンジと同時代を生きたキンモクセイ、現代よりのシティポップを聴きたい方におすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

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