シティポップの名盤10選 日本の歴史に残る10枚のアルバムを紹介

山下達郎からもう1枚。山下達郎というと、まさに日本のシティポップを牽引してきた一人です。数ある名盤の中でも非常に評価の高い一枚がこの「MELODIES」です。今まで、蓄えてきた音楽センスをすべて詰め込んで制作されています。

このアルバムの代表曲として知られるのが、今現在でもスタンダードナンバーとなっている「クリスマスイブ」です。数々のヒットチャート記録を打ち立てていますが、それは、この曲が全く古くならない今作曲されたのではないかと思えるほどの新鮮さです。リリース時には夏のイメージの強かった山下達郎が冬の曲を出すということが非常に大きな衝撃を与えました。

今のポップスの要素をすべて詰め込んだ名曲ぞろいのアルバムになっています。山下達郎を聞くなら、まずこの一枚といえる代表作だといえます。

 

1981~1987 – 角松敏生

シティポップといえば、都会的でおしゃれなメロディでロックとは一線と画する音楽だといえます。その第一線を走っていたのが、角松敏生です。彼のデビューからの6年間の名曲ばかりを集めたのがこのアルバム「1981~1987」です。

彼の作品の一番の特徴は楽曲それぞれに非常に幅広いバックボーンを持っているということです。ブラックコンテンポラリーからヒップホップに至るまで様々な音楽に精通しています。現在も活発に活動をしている彼の原点がこのアルバムに詰まっています。

このアルバムの最初に収録されている「YOKOHAMA TWILIGHT TIME」は彼の代表曲であり、デビュー曲でもあります。非常にセンスの光る雰囲気のいいシティポップの名盤といえる一枚です。

 

awakening – 佐藤博

まさに、ひとりシティポップの名盤といえる一枚です。佐藤博は、音楽に妥協しないことで有名な人です。その、佐藤博が一人で様々な楽器を駆使して多重録音をして自分の理想を追い求めて制作しています。

オープニングチューンである「AWAKENING(覚醒)」で、すでに完成の域に達しています。様々なサポートミュージシャンを迎え、自分の音楽の理想を追い求めた作品です。打ち込みを多用しながらも、非常に温かみのあるグルーブ感を醸し出しています。それは、計算されつくしたゆえの温かさだといえます。

今でも多くのアーティストがリスペクトする日本のシティポップを代表する作品です。今後も色あせることのない金字塔ともいえる一枚です。

 

Mr.COOL – 桑江知子

シティポップに求めるものは人によって違うと思います。しかし、代表的な特徴であるメロウな部分とグルーブ感を一つにまとめたアルバムがあります。それが桑江知子のこの作品「Mr.COOL」です。やはり、爽やかなメロディには爽やかで通る透き通った歌声が必要だということを痛感させる一枚です。