日本のグラムロックバンド5選 1980年代の日本を席巻した妖艶なバンドを紹介

 

MARCHOSIAS VAMP

マルコシアス・バンプは1985年に結成された4ピースグラムロックバンド。

グラムロックが壊滅したかに思われた1989年。TV番組「いかすバンド天国」に突如として現れたマルコシアスバンプ。番組でグランドイカ天キングを獲得したことから瞬く間に人気バンドへとスターダムにのし上がりました。

個性的で癖のあるボーカル秋間経夫とそれを支えるバックバンドの堅実な演奏テクニックが特長。90年代のグラム復権の立役者的な存在でした。

そんなマルコシアスバンプのおすすめアルバムは1990年に発売されたメジャー第1弾アルバム「IN KAZMIDITY」です。うねるようなグルーヴィーなリズムに秋間経夫の粘っこいボーカルが上手く調和しており、グラムの妖艶な世界観が上手く表現された名盤です。

今聴いても全く古さを感じさせないのはさすがの一言。

 

THE YELLOW MONKEY

メジャーバンドのイメージが強いTHE YELLOW MONKEYですが、元々はグラムロックバンドでした。活動を続けていくうちに段々と化粧が薄くなっていったのであまりグラムなイメージはないかもしれませんが、メジャーデビュー後しばらくはフルメイクで派手な衣装に身を包んでいました。

これまでに8枚のアルバムがリリースされており、中でもインディーズっぽさとメジャー感のバランスが上手く両立されているのが1998年に発売されたアルバム「PUNCH DRUNKARD」でしょう。4曲のシングル曲が収録されたこのアルバムは、オリコン1位を獲得するなどセールス面でも好調。コマーシャルでキャッチーなサウンドの中にもライブ感のある勢いと生々しさを感じることができます。

大人のグラムロックを堪能できるアルバムです。

 

 

現在の日本では少なくなったオリジナルのグラムロック(デヴィッド・ボウイやTREXなど)の影響をそのまま感じさせるバンド、THE YELLOW MONKEY。

グラムロックは音楽性だけで分けられるものではありません。バンドの持つ雰囲気などの要素も非常に重要です。イエモンは、特に活動初期にはグラムロック色が強く、徐々に他の要素も取り入れることで音楽の幅も広がっていきましたが、本質的には初期と変わっていません。

ただし、イエモンの音楽はグラムロックを抜きにしても十分魅力的です。誰にでも受けられられるキャッチーでありながら、骨太感のあるロックサウンドは、先入観なしに多くの人に受け入れられました。楽曲がよくなければ、全盛期のような人気は出なかったでしょう。