ジャズロックバンドのおすすめ9選 1970年代から現代までのアーティストを紹介

アルバム「【輸入盤】WEATHER REPORT ウェザー・リポート/HEAVY WEATHER(CD)」が代表的なアルバムですが、すべてのアルバムをオススメしたいです。実はジャコ・パストリアスが脱退した後のベーシスト、ヴィクター・ベイリーも非常に強力で、その時期のアルバムも今聴くと新鮮です。在籍した数々の名ドラマーを追って聴くのも、また楽しいです。

 

Hatfield and the North

ハットフィールド・アンド・ザ・ノースは1972年に活動を活動したイギリスのバンドです。ジャンルとしてはプログレッシブロックにカテゴライズされますが、ジャズロックの息吹を確実に感じることができる楽曲を制作していました。

ハットフィールド・アンド・ザ・ノースをおすすめする理由は、ジャズをベースとしたバックミュージックに、宗教音楽やロックなどの様々なジャンルの音楽が入り混じったユニークな世界観の曲調。特に”Lobster in Cleavage Probe”という楽曲では、女性ヴォーカルの天使のような三重唱で始まったと思ったら、ベースの音でテンポアップ、ジャジーな曲調になるという一見想像もできないパフォーマンスをしており、そのサウンドは唯一無二となっています。

そんな彼らの「ハットフィールド&ザ・ノース +3 [ ハットフィールド&ザ・ノース ]」というアルバムが非常におすすめで、この中のに収録されている”Fol de Rol”という曲を是非聞いていただきたいです。ベースとドラムの心地よいバックミュージックに、何語なのかわからない””Fol de Rol””という歌詞が乗り、そのギャップについ聴き入ってしまうでしょう。

 

 

Arti e Mestieri

Arti&Mestieriと表記されることもあり、アルティ・エ・メスティエリと読みます。1974年にイタリア北部のトリノにてデビュー、現在も活動しており、そのジャンルはプログレッシブロック、またはジャズロックにカテゴライズされます。

今回、アルティ・エ・メスティエリをおすすめする理由は、超絶技巧のピアノ・キーボードテクニックと雰囲気を感じさせるフュージョンミュージック、そしてサックス、トランペット、ドラムとの見事なハーモニーを聴いていただきたいからです。特に”Stagno e debiti”という楽曲では、ピアノの超絶技巧だけでバックミュージックもメロディも表現しており、さらには切なさを感じさせる独特な世界観を醸し出している点が魅力的。

おすすめしたいアルバムは「Acquario」。このアルバムに収録されている”Ouagadougou”は、まるでイタリアを感じさせる陽気なバックミュージックにサックスとトランペットのハーモニー、ピアノの超絶技巧が上手くミックスされていながら、それぞれの楽器が全く喧嘩しておらず、1曲に収まっている点が魅力的。スタジオアルバムも聴いていただきたいのですが、ライブ映像と一緒に見ると、また違った楽しさに気付くことができるかと思います。

 

Area

アレア、と読みます。アレアは1972年にイタリアにて結成、先ほど紹介したアルティ・エ・メスティエリと同時期に同じようなプログレッシブロック、ジャズロック畑で活躍したバンドですが、アルティ・エ・メスティエリと比べるとフリージャズの要素が強く、ジャジーな音楽を好む方によりおすすめできるバンドです。

今回、アリアをオススメする理由は、ジャズロックには珍しい男性ヴォーカルの存在と、所々に出てくる民謡のようなケルティックな世界観のサウンド、そしてイタリア語の歌詞です。特に”Le labbra del tempo”という楽曲は、切ないケルティックなサウンドに男性ヴォーカルの力強い歌声が乗り、非常に人気のある楽曲です。

そして、オススメしたいアルバムは「【Arbeit Macht Frei】 b00kdrg6rq」。その中に収録されている”Luglio, agosto,settembre(nero)”は、イタリア語の韻を踏んだ独特な歌詞が非常にキャッチー、まるで民謡を聴いているかのような男性ヴォーカルのハーモニー、そして所々出てくるバグパイプのようなサウンドが心地よく、特徴的な楽器を使っているのにも関わらず、全ての音が埋もれておらず、世界観がつくられている点がおすすめです。

 

Al Di Meola