ジャズロックの名盤10選 オシャレながらノれるアルバムを紹介

北アイルランドのシンガーソングライター、ヴァン・モリソンが1968年にリリースしたアルバム、「【輸入盤】Astral Weeks (Expanded & Remastered Edition)(Rmt) [ Van Morrison ]」。発売当時の悪評判にも関わらず、徐々にその素晴らしさが世間に伝わり、現在では多くのミュージシャンや映画関係者達がベストアルバムに挙げるほど。

楽曲の特徴としては、フォークをベースに、ブルース、ジャズが融合されたサウンド。そして何よりも美しいのは、想像を超えた詩の世界。不思議な宇宙へと導いてくれるかのような魔法の様なアルバムです。

その中でもおすすめの曲はアルバムタイトルでもある「Astral Weeks」。生まれ変わりをテーマにしたという、スピリチュアルな曲です。一度聴けば、必ず感動してしまいます。このアルバムはロックの歴史上最も重要な作品のひとつとも言われています。必聴です。

 

The Soft Machine – Soft Machine

イギリスのバンド、ソフト・マシーンのデビュー・アルバム「ソフト・マシーン +2 [ ザ・ソフト・マシーン ]」。1968年リリース。

アルバム全体は、サイケデリック・ロックとジャズを融合させたごちゃ混ぜ感の多いエクスペリメンタル・サウンドです。歪んだオルガンの音と即興演奏の様な彼等の音楽は、当時カンタベリー・シーンでの中心と注目され、後にプログレへと繋がっていきます。

おすすめしたい曲は2曲目”Joy of a Toy”。アメリカで最初にシングルとして発売された曲で、波の様に静かに流れているのに何故かノリの良い、不思議な音が再現されています。ケヴィン・エアーズは、この曲名を後のソロアルバムのタイトルとして使用しています。米国ツアー中に録音・発売されたこの作品のプロデュースは、元アニマルズのベーシストで、ジミヘンのマネージャ―をしていた、チャス・チャンドラーが担当しました。

 

Chicago V – Chicago

1972年にリリースされたアルバム「Chicago / Chicago V (Limited Edition) (180 Gram Vinyl)【輸入盤LPレコード】(シカゴ)」、アメリカのロックバンド「シカゴ」の4作目アルバムです。これまで2枚組やボックスセットを続けて発表してきたこのバンドにとって、初めてのシングルアルバムでした。

バンドのヒットメーカー、ロバート・ラムが殆どの作曲を担当、シングルカットされた7曲目”Saturday in the Park”は大ヒット。当時のニューヨークのセントラルパークの楽しい様子が思い浮かぶ、とてもノスタルジックな曲です。ニューヨークのコロンビアスタジオで録音された本作は、まさにニューヨークそのもの。本場の香りがそのまま漂う、洗練されたサウンドに圧巻するしかありません。

米国でチャート9週間連続1位を獲得、1972年で最も売れたアルバムという記録を作った名盤中の名盤です。

 

Wired – Jeff Beck

イギリスの名ギタリスト、ジェフ・ベックが1976年にリリースしたアルバム「Jeff Beck ジェフベック / Wired 【BLU-SPEC CD 2】」。米国でゴールドディスクを獲得、大ヒットした前作「Blow by Blow」に続く、インスト2作目。この頃はフュージョン全盛期であり、ジェフ・ベックはジャズベーシストのスタンリー・クラークと共演するなど、ジャズロックにどっぷりハマっていました。

Wiredのなかでもおすすめの曲は「Goodbye Pork Pie Hat」です。この曲はチャールズ・ミンガスが亡くなったレスター・ヤングへの哀歌として作曲したもの。切ないバラードをギターで見事に聴かせてくれます。ジョージ・マーティンとヤン・ハマーがプロデュースに参加。最強メンバーで作られた最強のサウンド。たっぷり聴き応えのあるアルバムです。