プログレッシブロックの名盤10選 入門編から玄人向けまで一挙紹介します

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叙情的でもあり幻想的でもあり、でも混沌ともしており、ちょっと不気味さもある。
23分の大作ですが、長いと感じたことはありません。聴いているうちに時間だとか空間だとかを感じなくなってしまいます。人生の節目節目で、ちよっと立ち止まって、この曲を聴き直してみたい。そんなおすすめの曲です。

 

目次

Mcdonald & Giles – Mcdonald & Giles

イギリスのプログレッシブ・ロックバンドです。
キング・クリムゾンの初期メンバーであるイアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズが、
自分たちの思い通りの作品作りを追求するため、ロバート・フリップの制止を振り切って、キング・クリムゾンを離脱してまで残した大傑作です。ちなみに、彼らが遺した唯一のアルバムが「Mcdonald & Giles / Mcdonald And Giles (Limited Edition Clear Vinyl Lp) 【LP】」です。

ピーター・ジャイルズとステーヴィー・ウィンウッドも参加し1970年に発表されました。キング・クリムゾンの音楽性はその後、たびたびの変遷を遂げていきますが、初期のキング・クリムゾンの作品だと紹介しても全く違和感がないような作品に仕上がっています。

その中でも「バードマン」はおすすめの曲です。
6部構成の組曲ですが、メンバーの演奏力が素晴らしく、中でも、マクドナルドの甘美なフルートの音色やジャイルズの躍動するドラミングには相変わらず酔いしれてしまいます。

叙情的な雰囲気を醸し出しながらも荘厳であり、計算された緻密な構成の中に音楽の実験的要素が巧妙に配置されているような曲です。ロバート・フリップはのちに、この曲をキング・クリムゾンのセカンドアルバムの中心的な曲にしたかったと語ったそうです。

 

MandalabandⅠ – The Mandalaband

イギリスのバンドです。このバンドは 、このアルバム「邦題:曼陀羅組曲 [ マンダラバンド ]」に収録されている1曲を演奏するために、マンチェスターの腕利きのスタジオ・ミュージシャンによって結成されました。

もちろん、おすすめはその曲、デヴィッド・ロール作曲の「Om Mani Padme Hum(曼陀羅組曲)」です。4部構成となっていますが、クラシカルなピアノや壮麗なシンセサイザーにオーケストラが絡みあい、チベット語の?混声コーラスも重なり合って一体となっていきます。

繊細な叙情さも併せ持っていますが、異色とも思えるような壮大なスケールは一大叙事詩とも一大交響曲とも言えるような感動的な作品に仕上がっています。この大曲を演奏するために集結したミュージシャンが、活き活きとその腕を振るっているような、そんな気がする一曲です。

 

Brain Salad Surgery – EMERSON,LAKE & PALMER

邦題は「恐怖の頭脳改革」。イギリスのプログレッシブ・ロックバンドです。1973年に発表された彼らの5枚目のアルバムが「エマーソン、レイク&パーマー/恐怖の頭脳改革(CD)」です。

佳曲は多々ありますが、やはり「Karn Evil 9 ~悪の教典#9~」をおすすめします。
大きく3つに分かれた組曲の構成で、約30分の大作です。

特筆すべきは超絶名手キース・エマーソンのオルガン、シンセサイザー、ピアノなどを自由自在に操る圧倒的プレーです。聴いているだけで、彼の全身全霊の演奏ぶりが目に浮かぶようです。ドラムのカール・パーマーは他の二人に負けじと必死に食らいついています。ベース・ヴォーカルのグレグ・レイクも全編を通して、持てる技術を出し切り、走りすぎるエマーソンと追いかけるパーマーをうまくまとめている印象で流石です。

多くのプログレバンドは、叙情美とか内面性に重きを置いたアルバム作りに終始しているようですが、このバンドは圧倒的な攻撃性と自由奔放かつ高度な演奏技術が売りなのかもしれません。

 

Red – King Crimson

このアルバム「レッド [ キング・クリムゾン ]」はキングクリムゾンスリーピース時代の最後の作品ですが、シンプルな構成だからこそ3人それぞれの出音を最大に引き出して産み出された怪物のようなアルバムです。一聴の価値ありです。

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