キングクリムゾンの中でポピュラーで個人的にも好きな曲「More One Red Nightmare」の無骨で邪悪なリフのイントロから入るしなやかでタイトで美しすぎるドラムのニュアンスがクールでワルすぎる一曲。それでいて、歌メロから打って変わったポップさを見せる表情が本当に格好良くて、Redをキングクリムゾンの中で一番好きなアルバムに挙げてしまう理由はまさにこの一曲にあり、と思ってしまうほどです。
曲名にnightmareと入っている通り、妖しさやまがまがしさを匂わせているのに、それとは正反対のキャッチーな爽やかさも同時に表現している、中毒性の高い名曲です。
目次
Milliontown – Frost*
Frost*の1stアルバム「【輸入盤】Milliontown [ Frost* (Progressive Rock) ]」。プログレの敷居を高く感じている人にもオススメな楽曲の数々、プログレですが良質なロックサウンド、インストバンドとしてキャッチーなメロディー、プログレ入門編としておすすめの一枚です。
上物がキーボードメインなサウンドが丁度良く聴きやすい所以です。かといってギターが弱いわけではありません。全体のバランスが良く、飽きさせない構成、ありがちなソロパートもあまりなく、あくまで楽曲中心という音作りがリスナーを魅了します。
そんなこのアルバムの中でオススメするのはアルバムタイトルでもある6曲目の『Milliontown』です。
長い曲で前半後半の雰囲気がまるで別物ですが、特にその後半部分の疾走感は必聴です。キャッチーなメロディーがどんどん展開していき、それでいてまとまりがある、ぜひ騙されたと思って聞いて貰いたい一曲です。
例えるなら、高速飛空艇で世界中の空を駆け巡る…そんな疾走感と展開にヘビロテしてしまいます。
Dark side of the moon – Pink Floyd
Pink Floydなら王道と言われようとも「【輸入盤】Dark Side Of The Moon [ Pink Floyd ]」が1番の名盤です。
Pink Floydは他のプログレロックのバンドとは一線を画した美しさとサイケデリック要素の色の濃さを持ち、それはやはりメンバーに美大生が在籍していたことも強く関係してるのかもしれません。
このアルバムは1枚を通して人が生まれて生きて死ぬと言う人の人生を表したようなストーリー性があり、聴き終えた後にまるで映画を1本丸々見た後に似た余韻を残すような世界観を感じさせる作品となっています。
特に、アルバム中盤で始まる「Money」は日々の大半を労働に費やす青年期を思わせ、イントロにサンプリングされているレジスターの音は資本主義への皮肉も感じられます。
ひとつひとつが洗練された楽曲の作りは、以降出てきたどのバンドも超えることができない完成度を誇っている1枚です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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