プログレッシブロックの名曲10選 1970年代から猛威を振るった楽曲を紹介

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1990年代に新たな編成となった彼らが放った強烈な一曲”Dinosaur”。ツインドラムの絶妙なズレと掛け合いが、曲のテーマである重い足取りで前進する恐竜を想起させます。収録アルバムは「スラック [ キング・クリムゾン ]

このダブルトリオ編成では演奏巧者が各パート二人づつ存在しているので、曲自体は隙のない緻密な完成度を誇っています。今回初導入されたスティックと呼ばれる珍しい楽器は、ベースとギターの中間を行き来する重要な役割を担っています。

テーマである恐竜は地球上ではすでに絶滅した存在。それが誰かによって掘り起こされていると歌い上げられます。「先進的なロック」を意味するはずであったプログレッシブロックがいつの間にか時代に取り残されていたのではないか、という自身への鋭い考察も窺え、曲の最後にギターで奏でる恐竜の鳴き声がシニカルな余韻を残します。

 

目次

In The Dead Of Night – U.K.

U.K.はイギリスにて結成されたプログレッシブバンド。1978年に結成、約2年間しか活動しませんでしたが、その有名すぎるメンバー、多彩な楽曲のためプログレを語る上では外すことができないバンドです。

プログレッシブロックの代表バンド、キングクリムゾンのベースボーカルのジョン・ウェットンが1980年代にASIA(エイジア)というバンドで世界的なヒットを出す前に活動していたバンドがU.K.です。丁度キングクリムゾンのプログレ感とエイジアのポップ感の中間のようなバンドで、だれでも聴きやすく、しかも音楽性が高いのがこのバンドの特徴ではないでしょうか。

ファーストアルバムの1曲目であるこの曲”In the Dead of Night”も、変拍子(7拍子)で特徴的なリズムを多用したリズムセクションとポップなキーボードサウンドで始まり、変拍子のままポップな歌が始まり、曲名であるコーラスにつながる、ポップでありながらこだわりが感じられる音楽です。収録アルバムは「U.K.(憂国の四士) +2 [ U.K. ]

歌以外の間奏パートはプログレ感が一段と増し、強烈なフレーズのユニゾンやテクニカルでありつつ美しいギターソロなど、聴きどころ満載。アルバム全曲、素晴らしい音楽のオンパレードなので、オススメです。

 

Tubular Bells – Mike Oldfield

マイク・オールドフィールド1967年に活動を開始したイギリスのミュージシャン。

プログレッシブロックの魅力は、ロックでありながらいわゆる普通のロックと言い切れない要素を多く含んでいることだと思います。プログレッシブロックが誕生する前夜までの従来のロック、ギターとドラム、ベースに歌・・・のようなフォーマットから離れることによって新たなロックが生まれたのがプログレッシブロックであり、その最も偉大な成果といるアルバム(曲)がマイク・オールドフィールドの”Tubular Bells”でしょう。収録アルバムは「【輸入盤】MIKE OLDFIELD マイク・オールドフィールド/TUBULAR BELLS(CD)

レコードのA、B面合わせて1曲という大作である時点で、それまでのロックの常識を覆し、8分の15拍子という非ロック的なリズムのピアノから始まるこのアルバムは、多種多様な楽器が使われていますが、A面ではドラムも声も入っていません。少し奇抜すぎとも感じますが、あらたなジャンルと呼ぶにふさわしい内容だと思います。

また、このレコードの製作秘話や新興のレコード・レーベルであったVirginレコードのこと、映画『エクソシスト』のことなど、知れば知るほど奥が深く重要なアルバムであることは間違いないでしょう。

 

Happy With What You Have to Be Happy With – King Crimson

キングクリムゾンからもう一曲紹介します。

紹介するのは呪文のような、しりとりのようなタイトルのこの曲”Happy With What You Have to Be Happy With”。
収録アルバムは「King Crimson キングクリムゾン / Happy With What You Have To Be Happy With 輸入盤 【CD】
Cマイナーを基調としたヘビーなリフ、サビ部分のタイトルをひたすら繰り返す歌詞、変拍子はプログレッシブロックの醍醐味というべき特徴ではないでしょうか。実際にバンドで演奏してみると、特にサビの変拍子部分を合わせることが難しいのですが、うまくバンドで体現できたときは非常に快感です。

転調後のギターソロはギターオンリーになるブレイク部分の間合いがなんとも言えないタイム感で、目には見えないかっこよさがあります。

変拍子=プログレッシブロックと一言で言うのは浅はかですが、言葉遊びが変拍子とハマり、同じ歌詞の繰り返しでも、単語のアクセントがバンドのオケと上手く混ざることで繰り返すフレーズに深みがある曲です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

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