1970年代大流行したパンタロンやベルボトムのジーンズ。グラムロックスタイルだけでなく、ヒッピーからフォークまで、一般的なカジュアルスタイルとしてパンタロンとベルボトムのシルエットが大流行。しかし改めて当時のグラムロックバンドのコスチュームをチェックしてみると、ベルボトムのパンツよりも、パンタロンスタイルやスキニーパンツの方がどうやら主流だったみたいです。
- サイケデリックパターンとドラッギーな色使い
ペイズリーやフラワープリントなどサイケデリックな色柄使いと、渦巻き模様やアブストラクトな色柄モチーフもグラムロックスタイルを彩ります。
- ファーやフェザーのストール
黒・赤・ピンクなどの羽ストールやファーストールも、グラムロックスタイルに欠かせません。
- メッシュやカラーリングされたヘアー、ウェービーなロングヘアー
ウェーブのかかったロングヘアーにマーク・ボランの様なカーリーヘアー、派手な色のメッシュやカラーリングされたヘアーがグラムロックスタイルの代表的な髪形です。
グラムロックをフィーチャーしたおすすめ映画
それでは最後に、グラムロックのドキュメンタリーとグラムロックをフィーチャーした代表的な映画をご紹介いたします。
□『ジギー・スターダスト』
1973年7月3日イギリス・ロンドンのハマースミス・オデオンで行われた、デヴィッド・ボウイワールドツアー「Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」最終公演の模様を収録した伝説のドキュメンタリー映画。「今後このバンドでのライブは行わない」とボウイはライブの中で発表し、、自ら作り上げたロックアイコン「5年後に滅びようとする地球の救世主」ジギー・スターダストを永遠に葬り去ったのです。
□『ボーン・トゥー・ブギー』
1972年3月18日イギリス・ロンドン郊外ウェンブリーで行われた、T・Rex絶頂期のライブの模様を収めたドキュメンタリー。グラムロックのカリスマ”マーク・ボラン”の魅力が凝縮された貴重な映像の数々はファンならずとも必見!
□『ベルベット・ゴールドマイン』
デヴィッド・ボウイをはじめとするグラムロック全盛期のアーティストをイメージさせる設定が話題となった、1998年公開のイギリス映画『ベルベット・ゴールドマイン』。サウンドトラックには、ロキシーミュージックをはじめとする、T・Rex、ルー・リード、ブライアン・イーノ等アーティストの楽曲が使用され、グラムロックを代表する名曲、マーク・ボランの『 20thセンチュリー・ボーイ』 は、映画にも出演しているプラシーボによってカバーされています。
ちなみにタイトルの『ベルベット・ゴールドマイン』はデヴィッド・ボウイの楽曲名に由来し、製作サイドから楽曲提供をオファーされたにもかかわらず拒否したデヴィッド・ボウイには、露骨に自分自身と分かる登場人物の設定について快く思っていなかったとか、アーティストとビジネスの関係をシニカルに捉えたテーマについて難色を示したなど、彼が亡くなった現在でも様々な憶測がまことしやかに伝えられています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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