ラウドロック好きに勧めたい洋楽バンド9選

KORN

コーンは1992年にアメリカ・カルフォルニア州にて結成されたミクスチャーロック・ニューメタルバンド。

皆さんは「ミクスチャーロック」というジャンルのをご存知でしょうか。恐らく、若いリスナーの方々の中にはピンと来ない人もいるのではないかと思います。代表的なバンドとして例をあげるならば、

  • Linkin Park
  • Limp Bizkit
  • Rage Against the Machine

と、上記の様なアーティストが一般的に有名ではないかと思います。

ですが、現在40歳前後のベテランのリスナーの方々が真っ先に思い浮かべるのは「KORN」ではないでしょうか。

そんなミクスチャーロックバンド、KORNの中でも、今回は敢えてファーストアルバム「【輸入盤】Korn [ Korn ]」をオススメしたいと思います。

このKORNというアルバムを聴き注目して欲しいのは、このバンドが1994年に世界中に与えた「衝撃」です。
音楽性としては図太く歪んだ不協和音を奏でるギターの音に合わせ、メロディとは言い難い音階に乗せたジョナサンの叫び声が加わります。自らが胸に秘めたネガティブな感情をストレートに泣き叫ぶ光景が胸を打つのは、本人が抱える幼少期からのトラウマを文字通り「心の叫び」として訴えているのでしょう。

他のミクスチャーバンドとは一線を画した、どこまでも暗い世界観。例え英語が分からなくとも、このアルバムはどんな世代の方々にも衝撃を与えてくれると思っています。

ダークトーンなラウドロックを好む方にはぜひオススメしたいバンドです。

 

PANTERA

パンテラは1981年アメリカ・テキサス州にて結成されたへヴィメタルバンド。

1970年代から続くHR/HMシーンは時代の流れと共にサウンドやヴィジュアルを進化させてきました。その中でも、よりラウドに、よりへヴィに、そんなシーンに大きな功績を遺したバンドの一つにPANTERAが挙げられます。

彼らがメジャーデビューを果たした1990年という時代は、METALLICAを筆頭としたスラッシュメタルというジャンルも衰えを見せ、翌1991年にはNIRVANAが世界を巻き込むグランジムーヴメントを起こすという、ロック界にとっては非常に大きい節目の年でした。
当時を知らないリスナーに今回ぜひ聞いていただきたいのは、メジャーとして2枚目のアルバム「Pantera パンテラ / Vulgar Display Of Power 【LP】」。邦題は「俗悪」。

個人的な意見となってしまいますが、初めて聞いた時はまるでスピーカーの後ろでギターを弾いているような「リアルさ」を持つサウンドに感じました。今までにはない衝撃を覚えました。音質が優れているという意味では無く、それまでのへヴィメタルとは似て非なる異質なサウンドに引き込まれる感覚を持ったことを、今でもハッキリと記憶しています。

そんな印象を付けさせられたギターを弾いているのは、既に故人となったダイムバッグ・ダレル。「極悪サウンド」とまで呼ばれる彼のギターのサウンドは、今の若いリスナーの方々にもぜひ聞いていただきたい凶悪的なサウンドです。

 

Marilyn Manson

マリリン・マンソンはアメリカ・オハイオ州出身、1989年から活動しているミュージシャン。

おすすめしたいアルバムは3作目、1996年にリリースされた「【輸入盤】Antichrist Superstar [ Marilyn Manson ]」。Marilyn Mansonといえばイロモノ感が強いアーティストと認識されている方もいると思いますが、このアルバムは初期のダークでラウドな色合いが強い作品です。

このアルバムはMarilyn Mansonの初期に発表された3部作の中で最後にリリースされたアルバムですが、楽曲の制作順としては最初に作られたものです。発売時期は1996年と20年以上も前ですが、全米ではミリオンヒットになっています。

アルバム全体を通して退廃的な世界観が表現されており、Marilyn Manson自身の絶望を歌っているようにも思えます。アメリカという国が抱える暗部を歌いだしている様にも思えます。

Marilyn Mansonはキリスト教系の学校に通った経験を持ち、そこでの生活の中でキリスト教は全体主義だという考えを抱くようになリます。この「Antichrist Superstar」は、演劇などでよく知られている「ジーザス・クライスト・スーパースター」をもじったものですが、キリスト教社会にとって憎むべきものであるアンチ・キリストを体現することによって、Marilyn Mansonはキリスト教社会に風穴を開けようとしているように聞こえます。