スラッシュメタルバンドのおすすめ7選 古き良きメタルの王道を紹介

アメリカのバンドということで、もちろん歌詞は全て英語ですが、言語を超えて魂を揺さぶってくる(なんだかクサい表現ですが)、いい曲ばかりが揃っています。

最近、古いこういうバンドを聴く人が減っているようにも感じます。音楽の楽しみ方は人それぞれだとは思いますが、今こそ、伝説的な古き良き洋楽を聞いて、ジャンルの原点から音楽を感じてもらえれば、より、音楽を楽しむ幅が広まると思います。その取っ掛かりとしてスレイヤーを聴いてみてはいかがでしょうか。

 

スラッシュメタル界の伝説的バンド、Slayer。Slayerといば、メタル界において知らない人間はいないほどの超有名バンドであり、リリースしたアルバムは、いずれも高い完成度のものばかりです。このバンドの奏でる切れ味鋭いギターサウンドにパワフルなドラミング、感情を吐き出すヴォーカルは聴くものを圧倒するだけの魅力を持っています。加えて、ギター好きであれば、メタル界を代表するギタリストであるケリー・キングの超人的なプレイに驚き、感動を覚えるはずです。

このバンドは、名盤と呼ばれるアルバムを複数枚リリースしておりますが、その中で、私が特にお勧めしたいのが3rdアルバム『Reign in Blood』です。このアルバムには、「Angel of Death」や「Raining Blood」などのスラッシュメタル界における超名曲が収録されており、アルバム全体を通して暴力的な疾走感を存分に感じることができます。特に、「Raining Blood」は、冒頭のギターフレーズからギターリフ、ギターソロの全てがかっこよく、ギター好きであれば必ず魅了されるでしょう。スラッシュメタルが好きであれば、本アルバムは必聴の一枚であり、全メタルファンにも聴いてもらいたい一枚になっています。

 

デビュー以来音楽性を変えなかったSlayerは、スラッシュメタルの王道を征くバンドと言ってよいでしょう。その中でも、凶暴性、残虐性をまとい、スピード感が強調されているのが、「Reign in Blood」です。収録されている10曲はどれもスピード感に溢れていますが、それだけではなく、ドラマ性を排除し、ギター、ベース、ボーカル、ドラムどれを取っても攻撃的なサウンドを前面に押し出しています。

収録時間は30分もないのですが、与える印象はかなり強烈です。 「Angel Of Death」や「Raining Blood」など今でもライブで演奏される代表曲も収録されているので、Slayerやスラッシュメタルを知るにはまず聴くべきアルバムの1枚と言えるでしょう。

 

MACHINE HEAD

スラッシュメタルのバンドと言えばMETALLICA、MEGADETH、SLAYER、ANTHRAXが四天王と呼ばれ、後進の多くのバンドに影響を与えています。METALLICAがブラックアルバムを発売してスラッシュメタルのブームが巻き起こっていた90年代前半、そんな時代に1つのバンドが誕生しました。その名はMACHINE HEAD。

デビュー当初はザクザクリフを刻むギターがひたすら重く、どちらかと言えばグルーヴを重視したアプローチでしたが、90年代後半にはラップを取り入れたりメタルコア寄りの曲が多く見られるようになりました。この柔軟性こそが他のスラッシュメタルバンドと一線を画すところです。ともすれば一本調子になりがちなスラッシュメタルのアルバムにおいて、他ジャンルを吸収し消化することが曲のバリエーション豊かなMACHINE HEADのサウンドの個性になっているのです。

そんな個性が一番感じ取れるアルバム「THE BURNING RED」をおすすめしたいと思います。発売当初はサウンド、ビジュアルイメージともに一新されたこともあり賛否両論あったアルバムですが、よくよく聴けばサウンドはファースト、セカンドアルバムの延長線上にあることを感じられます。そして特筆すべきはそのメロディーの豊かさ。それまでスラッシュメタルの楽曲においてメロディーはそれほど大きくは重要視されていませんでした。それ以上に大事なのは重さとスピード感だったわけです。

このアルバムは全体通してうねるようなミドルテンポの楽曲が多く、その分スピードの裏に隠れていたメロディーを堪能することができます。ちょっと異端なスラッシュメタルアルバムですが、是非聴いてみてください。