2017年、いまおすすめしたいインディーズバンド15選 

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今回は、若手インディーズバンドで特におすすめしたいアーティストを15組選んでみました。メディア露出こそしていないバンドが多いですが、その技術力やオリジナリティはピカイチで今後必ずと言っていいほど人気がでるアーティストばかりです。

どんなに良い音楽をつくっていても、人目に触れなければ有名になることは難しいことが考えられます。彼らをもっと多くの人に知ってもらうためにも、もし気に入ったバンドがあればどんどん拡散していきましょう!

日本インディーシーンが好きな方、新しい音楽を知りたい方はぜひご覧ください。

では早速紹介していきます!

 

yahyel

[出典:yahyel official twitter]

 

海外のトレンドを東京流に昇華させている世界規格のバンド、yahyel

読み方は「やいえる」。「日本人離れした音楽」という言葉の定義を説明するのは難しいですが、yahyelを説明する際には、適切な表現なのではないかと思います。その歌声は日本歌謡にありがちなこぶしを含んだ聴かせる歌ではなく、技巧的な本格派のヴォーカルです。音色も打ち込みを多用した必要最低限の音数で、冷たく硬質な印象を受けます。それらが合わさって没入感のあるサウンドを形成しており、このようなジャンルは日本のポップシーンでは明らかに異質です。

そんなyahyelのメンバーは

池貝峻(vo.)、杉本亘(key.,cho.)、篠田ミル(sample.,cho.)、大井一彌(dr.)、山田健人(VJ.)。

vo.池貝は、日本人であることを意識せず・させずとも済む音楽をコンセプトとし、国境の無い音楽集団を作りたいと語ります。その言葉通り、バンドは2016年1月に前5か所で欧州ツアーを行い、各ライブハウスを満員にするなど、既に世界でもその実力の片鱗を見せています。日本でもフジロックフェスティバル(rookie A Go GO)にてトリを務め、メンバーが顔写真などの詳しい情報をシャットアウトしているにも関わらず、その知名度はどんどん上昇しています。

とかく音楽とは関係の無い部分での個性が世界に受け入れられるがちなジャパニーズミュージックにおいて、その実力のみで世界に真っ向から立ち向かっていく姿勢は、純粋に応援したい気持ちにさせてくれます。

yahyelのプロフィールやおすすめアルバムなど、もっと詳しい紹介はこちらから。

おすすめしたい曲は「Once」

yahyelの最新アルバム「Flesh and Blood [ yahyel ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

Yogee New Waves


[出典:Yogee New Waves official site]

 

どこか懐かしく哀愁漂うムーディなシティポップバンド、Yogee New Waves

東京インディーシーンで、一番熱い歌声の男かもしれない。「僕らのポップミュージック」を掲げるYogee New Waves(ヨギーニューウェーブス)は、角舘健悟(Vo.Gt.)、竹村郁哉(Gt.)、上野恒星(Ba.)、前田哲司(Dr.)の3人で活動を行っています。

初ライブが「出れんのサマソニ2013」の最終選考、という極めて稀な経歴を持ち、その後も破竹の勢いでライブハウス界隈に頭角を示しています。ボーカル角館の強い個性が最大の武器ですが、サイドを固めるメンバーの演奏は実直であり、何より、チームとして生み出している熱気にはグッと込み上げるものを感じてしまいます。

メンバー全員、実に都市的なルックスで、曲も洗練された都会性を強く感じる。それなのにすかしていない。“「冷めてんじゃねぇよ!」って思うんですよね。”という本人の言葉のとおり、スマートな生き方に対して、驚くほど熱い熱血漢であり、その精神が、楽曲に、ライブに表れているように思います。

そんな彼らは、2017年も流行中のシティポップを牽引する存在と言っていいでしょう。彼らの代表曲であり、人気に火をつけた曲「Climax Night」はまさに閑散とした深夜の都会を散歩しながら聴きたい曲となっています。2000年代初頭にかけて台頭したキリンジの「エイリアンズ」を思わせるような哀愁漂うバンドサウンド、往年のはっぴいえんどを思わせるような甘くも熱い角舘健悟さんの歌声は必聴です。おすすめしたいアルバムは、「Paraiso」。おすすめしたい曲は「Climax night」「Fantastic Show」。

2017年1月7日追記:1月15日のDREAMIN NIGHT 東京公演をもってBa. 矢澤直紀さんが脱退することとなりました。

Yogee New Wavesのプロフィールやおすすめアルバムなど、もっと詳しい紹介はこちらから。

Yogee New Wavesの最新アルバム「Yogee New Waves / SUNSET TOWN e.p. 【CD】」の収録曲や口コミはこちらから

 

TOKYO HEALTH CLUB

[official siteより]

 

独特のリリックでリスナーを魅了する若きHIPHOP Crew、TOKYO HEALTH CLUB

続いて、若手のHIPHOP Crewを1組紹介したいと思います。

その名も、TOKYO HEALTH CLUB。略してTHCです。THCと言えば、麻薬の1つではありますが、彼らはそれをネタにしてしまうほどの度胸を兼ね備えています。グループ名の由来は、メンバーの1人TSUBAMEが以前五反田に住んでいた時に駅から見えた「東京ヘルス」という看板からだそうです。どのような店かは詮索しないでおきましょう笑。ちなみに、そのお店はもうないそうです。

さて、そんな彼らのプロフィールですが、1DJ・3MCで構成されるアーティストとなっており、メンバーは、

SIKK-O
TSUBAME
JYAJIE
DULLBOY

の4名。メンバーは全員、多摩美術大学の同級生であり、飲み会のひょんな場でラップを繰り出し、結成したそうです。4人はライブの際ですらいつもサングラスをかけており、HIPHOPらしくも少し不思議な、怪しい雰囲気を醸し出しているグループです。所属レーベルはR&B、DJやヒップホッパーを多く擁するManhattan Records。

真面目にフェイクを追求するHIPHOP CREW、TOKYO HEALTH CLUB。メンバーたちはヒップホップではなくラップがしたかったと語ります。前述のように、ひょんな出来事から結成が決まった彼ら、所属するManhattan Recordsの中でも一際ライトでポップなヒップホップを視聴者に提供しています。そんな彼らのルーツは、90年代~2000年代前半にかけての日本ヒップホップシーン。中でも、スチャダラパーに大きく影響を受けたそうですが、リリックに関しての影響は、かつてシティポップを牽引したはっぴいえんどや細野晴臣さんだそうです。

こんな異色の経歴を持ち、ゆるく、我が道を征くTOKYO HEALTH CLUBですが、元所属レーベルであり自主レーベルOMAKE CLUBへの支援は続けていると言います。これは以前THCも、とあるメジャーアーティストに支援をされた恩返しだといいます。将来、THC主催のOMAKE CLUBフェスが開催される日も近いかもしれません。ちなみに、OMAKE CLUBのWEBサイトでは、まだ名の売れていないアーティストの楽曲が無料でダウンロードできるので、是非1度見てみてください。

音楽性から話が逸れてしまいましたが、そんなTHCのおすすめアルバムは、初のフルアルバムである「HEALTHY」、また、最新アルバムの「VIBRATION」、おすすめの曲は「天竺」、「CITY GIRL」。

TOKYO HEALTH CLUBのプロフィールやおすすめアルバムなど、もっと詳しい紹介はこちらから。

TOKYO HEALTH CLUBの最新アルバム「VIBRATION [ TOKYO HEALTH CLUB ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

惑星アブノーマル

[OKMusicより]

 

まさに変幻自在!サイケデリックをベースに多彩な楽曲を創出するユニット、惑星アブノーマル

惑星アブノーマルには「変幻自在」という言葉がよく似合います。というのは、このバンドは楽曲の構成やコード展開があまり一定せず、曲ごとにガラリと雰囲気が変わるからです。アニソン調の曲があったかと思えば、王道J-POPバラードを朗々と歌い上げたりします。共通しているのは、キーボードがかなり遊んだフレーズで絡んでくることでしょうか。こうしたアレンジは他楽器にも見られ、曲自体のコードやメロディーは単純だったとしても、そこに塗り重ねるように様々な楽器の音色を盛り込み、独自の世界観を演出しています。

そんな惑星アブノーマルのメンバーは、アレックスたねこ(Vo.)とテナ・オンディーヌ(key.)の二人。女性ユニットとして活動しています。

キーボードは先ほど記載したように、かなりアグレッシブなフレーズで楽曲にからんできます。一見、めちゃくちゃに聴こえますが、メロディー自体はポップで聴きやすいため、うまく共生関係ができています。

それらをまとめて表現するアレックスたねこもかなり器用です。ベースとなる歌唱法はたねこ本人も影響を公言する椎名林檎を彷彿とさせるフックのきいたものですが、彼女の場合は声量がかなりあるので、わざと喉を閉めて引っかけるように歌っているのでしょう。実際、バラード曲ではハイトーンを強調して張り上げるようなトーンで歌っています。曲調によって様々な歌声を使い分ける器用さは、曲ごとに雰囲気が変わるこのバンドの特色に最適であると言えますね。

作品としては、ミニアルバムを2013年「何でもない凶器」「アナタソナタ」、2015年に「ココロココニ」を発表しています。作品ごとにかなり特色が変わりますが、戸惑うリスナーに対して本人たちは「元々こうだった」と、気にした様子もありません。
色んな面で規格外な彼女たちが、今後どのような驚きを私たちに与えてくれるのか楽しみでなりませんね。

おすすめしたい曲はアルバム「何でもない凶器」から「月夜海水浴」です。

惑星アブノーマルの最新アルバム「VIVI de VAVI de LOVE [ 惑星アブノーマル ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

ゆるふわりムーブ

[official Twitterより]

 

これぞ現代のロックバンド!さわやかなボーカルに疾走感あふれる楽器隊、ゆるふわりムーブ

中性的な歌声と一般受けしそうなメロディー。一見するとどこにでもいるバンドのようですが、ゆるふわりムーブはそういったポップアーティストの皮を被った周到な化け物です。

ジャンルはポップロックに該当するのでしょうか。曲は疾走感があり、声質にも合って聴きやすい印象があります。しかし、何よりも良いのは楽器陣が響かせる音色でしょう。ギターが非常に抜けのいい印象的な音作りをしています。そして、それを支えるドラム、ベースがかなり巧者です。歌パートではあまり前に出ずに、曲の雰囲気を壊さないプレイに徹しますが、間奏パートに入ると一気にエネルギッシュでテクニカルな演奏を見せます。それが曲に緊張感を与え、曲間をバシッと区切ってくれるためメリハリのある曲が多いです。

メンバーは、網谷(Gt.vo.)、しんや(Gt.)、もつ(Ba.2016年11月で脱退)、らんま(Dr.)の四人。広島を中心に活動しており、2016年5月に1stシングル「泡になる前に」10月に2ndシングル「モノローグ」を発表。まだまだ走り始めたばかりのバンドですが、追いかけていく魅力は十分に持っていると言っていいでしょう。

おすすめしたい曲は「モノローグ」

ゆるふわりムーブの最新アルバム「★CD/モノローグ/ゆるふわリムーブ/EGGS-9」の収録曲や口コミはこちらから

 

井上緑

[official siteより]

 

ギター1本と声で若者の想いを代弁するシンガーソングライター、井上緑

続いては茨城県出身のギター弾き語りシンガーソングライター、井上緑です。読み方は、いのうえりょく。

1993年8月26日生まれ、23歳の彼が音楽活動を始めたのは大学生からです。地元、日立市で路上ライブやライブハウスでの活動を行っていました。大学卒業後から現在に至るまで東京に拠点に活動を続け、都内のライブハウスやTwitter、ツイキャス等といった現代ならではの手法を用いて、オリジナル曲やカバー曲を発信しています。

シンガーソングライターというと、miwaやaikoのように元気づけてくれる楽曲や恋愛系の楽曲が多い傾向にあります。もちろん、彼もそのような楽曲をリリースしていますが、歌詞に刺激的な言葉が多く用いられていることが彼の特徴です。その歌詞は心にグサグサ刺さってくることや、気持ちをスカッとさせてくれるようなパワーを持っています。

特に、自身のオリジナル楽曲である「バカップル死ね」は驚異的な反響がありました。楽曲発表後、Twitterのトレンドには「井上緑」「バカップル死ね」がランクイン、投稿から1週間ほどでフォロワー数が6000人を超え、無名の井上緑の知名度をあげた曲でもあります。

彼の刺激的な歌詞からは、妙なリアル感を感じることができます。歌詞が彼自身の実体験であることや身近に起こった出来事なのかは定かではありませんが、彼の実直な想いが歌詞に昇華したことは間違いありません。今でも若者を中心に彼のリスナーは増えてきています。こうなったのも、皆さんの深層心理のなかに、彼が表現した刺激的な気持ちを持っているからではないかと思います。彼と年齢の近い若者の皆さんはもちろん、現代の若者の気持ちを知りたい大人の方まで、彼の楽曲に触れてみてはいかがでしょうか。

おすすめしたい曲は、先ほども記載した「バカップル死ね」です。

井上緑のプロフィールやおすすめアルバムなど、もっと詳しい紹介はこちらから。

井上緑の最新アルバム「井上緑/弱さ。 【CD】」の収録曲や口コミはこちらから

 

ミツメ


[official siteより]

 

適度なゆるさと緻密なサウンドで東京インディーシーンを先導するバンド、ミツメ

東京インディーを代表するバンドの中でも、4人というクラシカルなバンドのフォーマットのバンドを紹介します。バンド名はミツメ。USインディーやローファイな音楽への愛情と、友達同士で組んだチームという雰囲気が伝わってくるバンドですが、ゆるさと緻密さのバランス感覚の良さが抜群に素晴らしいと思います。個人的には、センスの卓越しているバンド、ナンバー1と言いたいです。

メンバーは川辺素(Vo. Gt.)、大竹雅生(Gt. Syn.)、須田洋次郎(Dr.)、ナカヤーン(Ba.)の4人、担当楽器は曲によって異なることもあります。メンバー同士は、昔からの友達同士で会話しているようなゆるさがあり、爽やかで力の抜けた雰囲気を持つバンドですが、こと楽曲になると徹底的にアレンジされた一切の無駄がない洗練された楽曲を聞かせてくれます。

また、音源だけでなく、グッズ、MV、ライブなどすべての活動を自分たちでマネジメントしていることでも知られています。グッズでは、素材や型の発注から自分たちで行うこだわりからも、彼らの緻密さがよく表れています。

ミツメの楽曲を楽しむポイントはたくさんあるのですが、音色のチョイス、洗練されたアレンジ、そしてポップネスといった点を踏まえて3曲ご紹介します。

音色、エレクトリックなドラム音をチョイスした「停滞夜」。アルバム「ささやき」より。
アレンジ、音と音の隙間がかっこいい「めまい」。アルバム「めまい」より。
ポップさ、印象的なイントロとリフレインを持つ「あこがれ」。アルバム「A Long Day」より。

こういったセンスのある楽曲を武器として持つ彼らだからこそ、秀逸なMV、アートワーク、こだわりのグッズなど、バンド活動が豊かになっているのではないでしょうか。

ミツメの最新アルバム「A Long Day[CD] / ミツメ」の収録曲や口コミはこちらから

 

緑黄色社会

[official siteより]

 

メンバー全員が平成生まれながら独自の世界観を発信するポップロックバンド、緑黄色社会

緑黄色社会は、長屋晴子(Vo. Gt.)、小林壱誓(Gt. Cho.)、peppe(Key. Cho.)、穴見真吾(Ba. Cho.)、全員が平成生まれの若者で構成されたポップロックバンドです。2012年に愛知県で結成され、2013年にはSCHOOL OF LOCKとSonymusic主催の10代音楽フェス「閃光ライオット」で準グランプリを獲得、2017年には初のアルバム「Nice To Meet You??」を発売し、4月には初のワンマンライブも予定されています。最近特に活発的に活動しているため、今後の動向に目が離せないバンドです。

音楽性は、一聴すると王道ポップスバンドサウンドに聴こえてきます。曖昧な伝え方とした理由としては、聴けば聴くほど彼女たちの確かな技術力に気付くことができるからです。

まず、確実に目立っているサウンドは、ボーカル長屋の少し歌謡曲チックな独特な歌声とキーボードpeppeの自由にかき鳴らしている音色でしょう。2人のサウンドが緑黄色社会としての個性を作り出しています。しかし、忘れてならないのは他2名が奏でている音色です。

まずはギターですが、一般的なこの編成のバンドサウンドでは、ギターかキーボードのどちらかが目立てば一方は和音のみの背景音となる、いわゆる棲み分けがなされている場合がほとんどですが、緑黄色社会ではそんなことはありません。サビではボーカルとキーボード、ギターの3つのサウンドが入り乱れることさえあります。にもかかわらず、秩序が保たれている点がこのバンドが高く評価されるポイントでしょう。

また、それらを支えるリズム隊ですが、上記3サウンドが主となっているときにはしっかりと屋台骨を支えていますが、Bメロや大サビ前など比較的落ち着く部分では、好き勝手なフレーズを奏でています。また、単なるポップロックバンドと言えない点として、ドラムに打ち込みを用いていることが挙げられます。2015年12月にドラムメンバーが脱退したことが直接的な原因ではありますが、さわやかなポップロックサウンドとは裏腹に機械的なリズムを奏でている点が逆に1つの個性となっています。メンバー脱退前後でサウンドが多少なりとも変化している点にも注目です。

長くなりましたが、王道ポップスに通ずるサウンドには間違いないと思うので、キャッチーな歌ものを好まれる方におすすめです。他にも、上記のように少し色モノバンドを好む方はぜひ聴いてみてください。メンバー全員の卓越した技術を気に入るのではないかと思います。

初めて聴く人には、ミニアルバム「Nice To Meet You??」の1曲目「またね」をおすすめします。上述の音楽性を感じ取ることのできる、緑黄色社会きってのキラーチューンです。

緑黄色社会の最新アルバムの収録曲や口コミはこちらから

 

Chelmico

[official siteより]

 

 

Chelmicoは、インディーズレーベルcupcake ATMにて活動中の女性デュオラップグループです。

メンバーは、MC MAMIKOとMC RACHELの2人のMCからなり、2015年5月に「ラビリンス’97」(ヒイラギペイジ作曲、chelmico作詞)を発表し、本格的な音楽活動を開始。2016年10月に1stアルバム「chelmico」をリリースし、新進気鋭の女性ラップユニットとして、インディーズシーンで話題となっています。

その楽曲の特徴は気だるい世界観。ラップとは言いますが、リズムを駆使した技巧的なライムというよりは、脱力したゆるい語りのような歌い方をしています。脱力系の女性ラッパーと言えば、HALCALIなどが有名ですが、彼女たちが終始だらけた調子で進むのに対してchelmicoの場合は、英語歌詞の発音がよく、そこがアクセントとなり、魅力の一つとなっています。

もちろん、曲全体をハキハキとしたラップ(こういう言い方が適切かは分かりませんが・・・)でこなせる実力はあるでしょうが、本人達がRIPSLYMEをリスペクトしているからか、肩に力を入れないライムが好みのようですね。ライム部分と観客とシンガロングできる歌唱パートをはっきりと分けている点でも影響が見て取れます。

そんな彼女たちのおすすめしたい曲は「Night Camel feat. FBI」です。ゆるくメリハリのあるHIPHOPを堪能することができるでしょう。

Chelmicoの最新アルバムの収録曲や口コミはこちらから

 

caho

[official siteより]

 

現役女子大生ながら30,000人以上にフォロワーに支持されるシンガーソングライター、caho

cahoは、現役大学生のシンガーソングライターです。2017年現在、音楽を始めてからわずか1年、ライブハウスではワンマンライブを行い、チケットは即完売という人気っぷりです。最近では、作詞はもちろん作曲も精力的で、Youtubeチャンネル、ツイキャスでの配信を行うなど、活動範囲の広さも彼女の人気の1つの要因となっています。cahoオリジナルのグッズも多数販売されている様子は、現役女子高生の1人のシンガーソングライターとは思えないほどです。

音楽のスタイルは主に弾き語りで、いわゆる王道の弾き語り系の楽曲を思い出していただくと連想しやすいと思います。楽曲としては、聴いていると元気がでてくるようなアップテンポでさわやかな曲が多く、miwaやaikoのようなアーティストを好む方にぜひおすすめしたいです。cahoの楽曲もメロディラインが美しく、わかりやすいことが印象的です。また、ギター女子を自称しているだけあってギターの安定感は抜群です。

初めて聴く方には、「またね。」という楽曲をおすすめします。サビの盛り上がりが特に印象的で、伸びゆく歌声に穏やかな気持ちになるでしょう。こちらに語りかけてくるような歌い方に、なにか心を打たれるものがあります。サビだけでなく、Aメロ~Bメロ、サビに至るまでの展開がドラマチックで、1つの楽曲の中に多くのポイントがある、cahoきっての傑作といってもいいでしょう。

Cahoの最新アルバムの収録曲や口コミはこちらから

 

cero


[official siteより]

 

あらゆるジャンルをポップミュージックに昇華させる技巧バンド、cero

インディーズシーンをけん引する“今の音”を鳴らす最重要バンド、cero。「Contemporary Exotica Rock Orchestra」(現代的な 異国的 ロック オーケストラ)という意味の頭文字でceroという名称です(Exoticaは音楽ジャンルの1つでもあります)。まさに最新のロックを更新しながら、バンドのフォーマットに限らない音楽スタイルも持っているのが特徴です。

正式メンバーは髙城 晶平、荒内 佑、橋本 翼の3人に、特別サポートメンバーとして、インディーズシーンで活躍する名手たちが脇を固めています。ホーンセクションを含む編成は、まさにオーケストラのような豊かなサウンドを奏でます。また、最新作「街の報せ」では、ジャズの名門レーベル「ブルーノート」からアルバムをリリースした黒田卓也とコラボし、更なる地平を現在進行形で拓いています。

メンバーに複数の楽器を演奏できるマルチプレーヤーが揃っているため、楽曲を聴いて、「誰がどの楽器を演奏しているのだろう?」と想像してからライブを見ると、より驚きや発見をもって楽しむことができるでしょう。

結成は2004年と、ceroのキャリアは意外に長く、正式メンバーの脱退やリズムセクションの変更などを経て、音楽性が変化していることも特徴です。楽曲を発表するたびにネクストステップのビジョンを届けてくれるので、常に動向をチェックすることをお勧めします。

音楽性をごく簡単にまとめると、活動初期からムーンライダースの鈴木慶一に絶賛されるなど、その高い音楽センスをベースに、やさしいメロディとストーリー性のある詩がもたらすフォーク性、モダンな音色を巧みに操るアンサンブル能力、最先端のクールなリズム、といった点があげられます。音楽に欠かせないこれら3つの要素を、高いレベルでまとめ上げている点こそ、ceroが評価され、多くの人の心をつかんでいる要因ではないかと思います。

数多く名曲を生み出していますが、バンドの変遷を理解するためにも、

「大停電の夜に(2011年)」
「マウンテンマウンテン(2013年)」
「Orphans(2014年)」
「Summer Soul(2015年)」
「街の報せ(2016年)」をまずチェックしてみてはいかがでしょうか?

ceroの最新シングル「街の報せ [ cero ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

Lucky Tapes


[出典:Lucky Tapes official site]

 

ジャパニーズブラックミュージックを体現するオシャレバンド、LUCKY TAPES

ceroが日本人として最新の音楽を鳴らしているならば、洋楽らしさをスタイリッシュな音楽で聞かせてくれるのがLucky Tapesといった印象。特に、ブラックミュージックへの造詣の深さが、ポップな曲調の随所に垣間見えるのが、人気の所以と考えられます。

Lucky Tapesも3人組にサポートメンバーを迎える形でライブを行うバンドですが、その音楽性はとにかく華やかでポップ。Ba.田口恵人が鳴らすブラックミュージック的なグルーヴ感は、テンポがゆったりとしたナンバーに甘くけだるい高橋海のボーカルが乗っても、明らかに踊ることができます。このビート感とボーカルの雰囲気が、Suchmosのような最近のインディーズシーンで活躍するバンドのイメージとマッチしているのですが、要所で炸裂する高橋健介のギターリフやギターソロが、よりロックバンドとしての熱をストレートに伝えていて、Lucky Tapesの音楽スタイルを形作っています。

2016年に発表したアルバム「Cigarette&Alcohol」では、プロデューサーに「toe」のギタリスト美濃氏を迎え、より洗練されたスタイリッシュなサウンド、多数のコーラスやサポートセクションを加えて豊かな音楽を鳴らせています。一聴して煌めくサウンドの奥には、洋楽の要素がしっかりとにじんでいて、軽やかな楽曲に確かな強さをもたらしています。

MVを見れば一目瞭然ですが、音楽だけでなく、ルックスもスタイリッシュなLucky Tapes。週末の夜に音楽を聴きながらいい気分で過ごしたい、そんなあなたにおすすめのバンドです。

おすすめしたい曲は最新のアルバム「Cigarett&Alcohol」より「レイディ・ブルース」、「Mr. Robbin」。

Lucky Tapesの最新アルバム「Cigarette & Alcohol [ Lucky Tapes ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

I Saw You Yesterday

[official siteより]

 

これぞニューポップス!爽やかながら轟音ライブで魅了する4人組、I Saw You Yesterday

Hidemasa Shimoda(Vo. Gt.)、Shinya Saitoh(Gt.)、Takayuki Yano(Ba.)、Reiji Shibata(Dr.)から成る4人組ロックバンド。2015年に東京で結成され、2016年2月にはインディポップレーベルのAno(t)racsから「Malibu EP」をリリースしました。また、2016年9月には長野県松本市で行われた”りんご音楽祭に出演するなど、結成1年ながらその実力は確かです。

彼らの楽曲からは、ネオアコやインディロックからの影響が垣間見えるメロディラインで洗練された都会のにおいが漂っています。歌詞は全編英語詞、どこか初期のフリッパーズ・ギターを彷彿させるようなリリックです。しかし、90年代の渋谷系とceroやYogee New Wavesといった近頃のシティポップの流れを汲みながらも、古き良き楽曲や最近の流行に流されない彼ら独自の音楽性を確立しています。

具体的には、爽やかでノスタルジーなメロディながらも、熱い音を奏でる楽曲は彼らならではの魅力で、情熱的な姿からは若さをひしひしと感じることができます。若さゆえにこれからどのように進化していくのかも楽しみです。

おすすめしたい曲は「Girlfriend」。カセットテープにレコードプレイヤー。夕暮れ時の海岸。MVは思わずアメリカの西海岸を思い起こさせるような仕上がりとなっています。そしてその映像と彼らのメロディは見事に絡み合い、単に「オシャレ」で終わらすことのできない楽曲の完成度の高さに衝撃を受けること間違いなしの1曲です。

I saw You Yesterdayの最新アルバム「Dove [ I Saw You Yesterday ]」の収録曲や口コミはこちらから

TRY TRY NIICHE

[official siteより]

 

荒々しいギターに優しいピアノサウンドが特徴のピアノロックバンド、try try niiche

try try niicheは、2015年7月に活動を開始したロックバンドです。ヲクヤマ(Vo.Pf.)、たなべあきら(Ba.)、柴山大樹(Gt.)、ゆーみん(Dr. Cho.)の4名のメンバーで構成されています。ロックバンドでは珍しくピアノを導入し、そのピアノの繊細な音色が特に特徴的です。美しいピアノの音色と相対するような荒々しいギターを武器として、活動開始直後から大きな注目を集めています。ライブも頻繁に行っており、今年にもすでに多くのライブが予定されています。

彼らの音楽性の特徴は上述の通り、なんといってもピアノです。バンドサウンドにピアノがマッチするのかどうか、ぜひ聴いてみていただきたいです。楽曲の中では、歌詞部分ではギターと同じくバッキングを担当、そしてギターよりもバックサウンドに徹しています。

一方、イントロや間奏、大サビ直前のフィルなど、ボーカルがないときにピアノの真価が発揮されます。ピアノがあることによって楽曲によりメリハリがつき、それがtry try niicheらしさをつくっています。彼らの楽曲を聴けば聴くほど、ロックバンドでのピアノの良さに気付くことができます。単一的になりがちなサウンドを、ピアノを入れることでカラフルな音色に仕上げているのです。

はじめて聴く人には、1st mini album「FLOWERING」から「Cガール」をおすすめします。ピアノを導入したことで彼らのアイデンティティーを示すことに見事成功した曲です。今回はピアノだけに注目しましたが、ギターサウンドの荒々しい様、伸びやかなボーカルなど、彼らの魅力を十分堪能できる一曲です。

TRY TRY NIICHEの最新アルバム「FLOWERING [ TRY TRY NIICHE ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

宮内優理

[official siteより]

 

生楽器音と電子音のハーモニーを自在に操る作曲家、宮内優里

宮内優里は1983年生まれ、千葉県在住の作曲家かつ音楽家です。これまで6枚のアルバムをRallye Labelからリリースしています。2006年に初めて活動して以来、今日まで継続的に活動を続けています。特に最近では、NHK・Eテレなどのテレビ番組や、舞台・ドラマ・CMなどに楽曲を提供しているので、知らぬ間に聴いたことがあるかもしれません。

彼の楽曲の特徴としては、アコースティックベースな演奏の上に含蓄のある歌詞が優しくのります。ジャンルとして定義することはとても難しい楽曲をつくっています。具体的には、楽曲の多くはアコギを中心とした生楽器と打ち込みを利用した電子音を織り交ぜることで完成しています。他にはあまり見ることができない作曲手法であり、聴きはじめは少し不思議な感覚を味わうかもしれません。驚くべき点は、ライブで彼はこの手法をリアルタイムでやってのけてしまうことです。公式ホームページでは「音の実験室」と形容されていますが、まさにその通りで、順々に音が重なっていく様は圧巻です。

楽曲の雰囲気としては、ヒーリングミュージックを想起させる安らぐことができる曲が多いです。なので、バンドサウンドが苦手な方やクラシック音楽を普段から聴いている方には特におすすめで、恐らく違和感なく聴くことができるでしょう。

おすすめの曲は、4thアルバム「ワーキングホリデー」に収録されている「読書」です。この曲名、ありそうでなかったタイトルではないでしょうか。先述した宮内優理の特徴が思い切り表現されている「THE・宮内優理」といえるでしょう。イントロの優しいアコースティックギターの音色ですぐさま彼の世界へと引き込まれていきます。終始落ち着いているので、リラックスしたいときなどに是非聴いてみてください。

宮内優里の最新アルバム「ワーキングホリデー [ 宮内優里 ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

もっとインディーズバンドを知りたいという方に

15組の中に気になるアーティストが見つからなかった、もっと新しいアーティストを知りたい、といった方のために他にもおすすめしたいアーティストを紹介している記事をご用意しました。こちらもあわせてご覧ください。

 

2017年ブレイク間違いなしのおすすめ女性インディーズバンド5選

【東京】2017年注目間違いなしのおすすめインディーズバンド【随時追加】

【大阪】2017年大注目のおすすめインディーズバンド【随時追加】

まとめ

15組のアーティストを紹介してきましたが、いかがでしょうか?

気になったアーティストは見つかったでしょうか?

インディーズバンドは毎回ワンマンライブをできるほど知名度がないことがほとんどです。必然的に対バンやフェスへの出演が多くなる彼らですが、そのようなライブに行ったとき、全部のバンドを知っていることはほとんどないのではないかと思います。

そのときは、知らないから、という理由で見に行かなかったバンドも、あとでYOUTUBEで聴いてみたら好みの音楽だった、という経験をされた方は少なくないのではないでしょうか。

この記事がそのような事態を減らすきっかけになれば幸いです。

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