2017年、いまおすすめしたいインディーズバンド15選 

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正式メンバーは髙城 晶平、荒内 佑、橋本 翼の3人に、特別サポートメンバーとして、インディーズシーンで活躍する名手たちが脇を固めています。ホーンセクションを含む編成は、まさにオーケストラのような豊かなサウンドを奏でます。また、最新作「街の報せ」では、ジャズの名門レーベル「ブルーノート」からアルバムをリリースした黒田卓也とコラボし、更なる地平を現在進行形で拓いています。

メンバーに複数の楽器を演奏できるマルチプレーヤーが揃っているため、楽曲を聴いて、「誰がどの楽器を演奏しているのだろう?」と想像してからライブを見ると、より驚きや発見をもって楽しむことができるでしょう。

結成は2004年と、ceroのキャリアは意外に長く、正式メンバーの脱退やリズムセクションの変更などを経て、音楽性が変化していることも特徴です。楽曲を発表するたびにネクストステップのビジョンを届けてくれるので、常に動向をチェックすることをお勧めします。

音楽性をごく簡単にまとめると、活動初期からムーンライダースの鈴木慶一に絶賛されるなど、その高い音楽センスをベースに、やさしいメロディとストーリー性のある詩がもたらすフォーク性、モダンな音色を巧みに操るアンサンブル能力、最先端のクールなリズム、といった点があげられます。音楽に欠かせないこれら3つの要素を、高いレベルでまとめ上げている点こそ、ceroが評価され、多くの人の心をつかんでいる要因ではないかと思います。

数多く名曲を生み出していますが、バンドの変遷を理解するためにも、

「大停電の夜に(2011年)」
「マウンテンマウンテン(2013年)」
「Orphans(2014年)」
「Summer Soul(2015年)」
「街の報せ(2016年)」をまずチェックしてみてはいかがでしょうか?

ceroの最新シングル「街の報せ [ cero ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

目次

Lucky Tapes


[出典:Lucky Tapes official site]

 

ジャパニーズブラックミュージックを体現するオシャレバンド、LUCKY TAPES

ceroが日本人として最新の音楽を鳴らしているならば、洋楽らしさをスタイリッシュな音楽で聞かせてくれるのがLucky Tapesといった印象。特に、ブラックミュージックへの造詣の深さが、ポップな曲調の随所に垣間見えるのが、人気の所以と考えられます。

Lucky Tapesも3人組にサポートメンバーを迎える形でライブを行うバンドですが、その音楽性はとにかく華やかでポップ。Ba.田口恵人が鳴らすブラックミュージック的なグルーヴ感は、テンポがゆったりとしたナンバーに甘くけだるい高橋海のボーカルが乗っても、明らかに踊ることができます。このビート感とボーカルの雰囲気が、Suchmosのような最近のインディーズシーンで活躍するバンドのイメージとマッチしているのですが、要所で炸裂する高橋健介のギターリフやギターソロが、よりロックバンドとしての熱をストレートに伝えていて、Lucky Tapesの音楽スタイルを形作っています。

2016年に発表したアルバム「Cigarette&Alcohol」では、プロデューサーに「toe」のギタリスト美濃氏を迎え、より洗練されたスタイリッシュなサウンド、多数のコーラスやサポートセクションを加えて豊かな音楽を鳴らせています。一聴して煌めくサウンドの奥には、洋楽の要素がしっかりとにじんでいて、軽やかな楽曲に確かな強さをもたらしています。

MVを見れば一目瞭然ですが、音楽だけでなく、ルックスもスタイリッシュなLucky Tapes。週末の夜に音楽を聴きながらいい気分で過ごしたい、そんなあなたにおすすめのバンドです。

おすすめしたい曲は最新のアルバム「Cigarett&Alcohol」より「レイディ・ブルース」、「Mr. Robbin」。

Lucky Tapesの最新アルバム「Cigarette & Alcohol [ Lucky Tapes ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

I Saw You Yesterday

[official siteより]

 

これぞニューポップス!爽やかながら轟音ライブで魅了する4人組、I Saw You Yesterday

Hidemasa Shimoda(Vo. Gt.)、Shinya Saitoh(Gt.)、Takayuki Yano(Ba.)、Reiji Shibata(Dr.)から成る4人組ロックバンド。2015年に東京で結成され、2016年2月にはインディポップレーベルのAno(t)racsから「Malibu EP」をリリースしました。また、2016年9月には長野県松本市で行われた”りんご音楽祭に出演するなど、結成1年ながらその実力は確かです。

彼らの楽曲からは、ネオアコやインディロックからの影響が垣間見えるメロディラインで洗練された都会のにおいが漂っています。歌詞は全編英語詞、どこか初期のフリッパーズ・ギターを彷彿させるようなリリックです。しかし、90年代の渋谷系とceroやYogee New Wavesといった近頃のシティポップの流れを汲みながらも、古き良き楽曲や最近の流行に流されない彼ら独自の音楽性を確立しています。

具体的には、爽やかでノスタルジーなメロディながらも、熱い音を奏でる楽曲は彼らならではの魅力で、情熱的な姿からは若さをひしひしと感じることができます。若さゆえにこれからどのように進化していくのかも楽しみです。

おすすめしたい曲は「Girlfriend」。カセットテープにレコードプレイヤー。夕暮れ時の海岸。MVは思わずアメリカの西海岸を思い起こさせるような仕上がりとなっています。そしてその映像と彼らのメロディは見事に絡み合い、単に「オシャレ」で終わらすことのできない楽曲の完成度の高さに衝撃を受けること間違いなしの1曲です。

I saw You Yesterdayの最新アルバム「Dove [ I Saw You Yesterday ]」の収録曲や口コミはこちらから

TRY TRY NIICHE

[official siteより]

 

荒々しいギターに優しいピアノサウンドが特徴のピアノロックバンド、try try niiche

try try niicheは、2015年7月に活動を開始したロックバンドです。ヲクヤマ(Vo.Pf.)、たなべあきら(Ba.)、柴山大樹(Gt.)、ゆーみん(Dr. Cho.)の4名のメンバーで構成されています。ロックバンドでは珍しくピアノを導入し、そのピアノの繊細な音色が特に特徴的です。美しいピアノの音色と相対するような荒々しいギターを武器として、活動開始直後から大きな注目を集めています。ライブも頻繁に行っており、今年にもすでに多くのライブが予定されています。

彼らの音楽性の特徴は上述の通り、なんといってもピアノです。バンドサウンドにピアノがマッチするのかどうか、ぜひ聴いてみていただきたいです。楽曲の中では、歌詞部分ではギターと同じくバッキングを担当、そしてギターよりもバックサウンドに徹しています。

一方、イントロや間奏、大サビ直前のフィルなど、ボーカルがないときにピアノの真価が発揮されます。ピアノがあることによって楽曲によりメリハリがつき、それがtry try niicheらしさをつくっています。彼らの楽曲を聴けば聴くほど、ロックバンドでのピアノの良さに気付くことができます。単一的になりがちなサウンドを、ピアノを入れることでカラフルな音色に仕上げているのです。

はじめて聴く人には、1st mini album「FLOWERING」から「Cガール」をおすすめします。ピアノを導入したことで彼らのアイデンティティーを示すことに見事成功した曲です。今回はピアノだけに注目しましたが、ギターサウンドの荒々しい様、伸びやかなボーカルなど、彼らの魅力を十分堪能できる一曲です。

TRY TRY NIICHEの最新アルバム「FLOWERING [ TRY TRY NIICHE ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

宮内優理

[official siteより]

 

生楽器音と電子音のハーモニーを自在に操る作曲家、宮内優里

宮内優里は1983年生まれ、千葉県在住の作曲家かつ音楽家です。これまで6枚のアルバムをRallye Labelからリリースしています。2006年に初めて活動して以来、今日まで継続的に活動を続けています。特に最近では、NHK・Eテレなどのテレビ番組や、舞台・ドラマ・CMなどに楽曲を提供しているので、知らぬ間に聴いたことがあるかもしれません。

彼の楽曲の特徴としては、アコースティックベースな演奏の上に含蓄のある歌詞が優しくのります。ジャンルとして定義することはとても難しい楽曲をつくっています。具体的には、楽曲の多くはアコギを中心とした生楽器と打ち込みを利用した電子音を織り交ぜることで完成しています。他にはあまり見ることができない作曲手法であり、聴きはじめは少し不思議な感覚を味わうかもしれません。驚くべき点は、ライブで彼はこの手法をリアルタイムでやってのけてしまうことです。公式ホームページでは「音の実験室」と形容されていますが、まさにその通りで、順々に音が重なっていく様は圧巻です。

楽曲の雰囲気としては、ヒーリングミュージックを想起させる安らぐことができる曲が多いです。なので、バンドサウンドが苦手な方やクラシック音楽を普段から聴いている方には特におすすめで、恐らく違和感なく聴くことができるでしょう。

おすすめの曲は、4thアルバム「ワーキングホリデー」に収録されている「読書」です。この曲名、ありそうでなかったタイトルではないでしょうか。先述した宮内優理の特徴が思い切り表現されている「THE・宮内優理」といえるでしょう。イントロの優しいアコースティックギターの音色ですぐさま彼の世界へと引き込まれていきます。終始落ち着いているので、リラックスしたいときなどに是非聴いてみてください。

宮内優里の最新アルバム「ワーキングホリデー [ 宮内優里 ]」の収録曲や口コミはこちらから

 

もっとインディーズバンドを知りたいという方に

15組の中に気になるアーティストが見つからなかった、もっと新しいアーティストを知りたい、といった方のために他にもおすすめしたいアーティストを紹介している記事をご用意しました。こちらもあわせてご覧ください。

まとめ

15組のアーティストを紹介してきましたが、いかがでしょうか?

気になったアーティストは見つかったでしょうか?

インディーズバンドは毎回ワンマンライブをできるほど知名度がないことがほとんどです。必然的に対バンやフェスへの出演が多くなる彼らですが、そのようなライブに行ったとき、全部のバンドを知っていることはほとんどないのではないかと思います。

そのときは、知らないから、という理由で見に行かなかったバンドも、あとでYOUTUBEで聴いてみたら好みの音楽だった、という経験をされた方は少なくないのではないでしょうか。

この記事がそのような事態を減らすきっかけになれば幸いです。

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