滋賀県出身の有名なバンドやインディーズバンドを紹介します。売れるためのライブハウス、フェスとは。

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今回は滋賀県発の有名なバンド、これから人気になるであろうインディーズバンドを紹介していきます。また、売れたバンドが出演していた滋賀県のフェスやライブハウスを解説します。

滋賀県でバンドを応援した方や、滋賀県から売れて行きたいバンドメンバーの方はぜひご覧ください!

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目次

滋賀県で有名なバンド、インディーズバンド

まずは滋賀県発で有名になったバンド、またはこれから人気になるであろうインディーズバンドを紹介して行きます。

 

WOMCADOLE

滋賀県出身でおすすめしたいバンド、1組目はWAMCADOLE(ウォンカドーレ)というバンド、2011年に結成された4ピースロックバンドです。
このバンドをオススメする1番の理由としては、ボーカル樋口の歌声でしょう。まるで雄たけびのようで非常に魅力的です。彼らの楽曲はゴリゴリのロックにも関わらず、ポップさも感じられます。今の邦楽には類を見ない雰囲気で最高です。とにかくより多くの汗をかき、より喉へダメージを与えようとしているかの様な熱量の高いライブが最大の魅力のバンドです。
かといって、音源に魅力がない訳ではありません。ルースターズやミッシェルガンエレファントから受け継がれてきた「日本のロックンロール・バンド」のように、しゃがれた叫び声に込められた丸裸の思いがそのまま録音されており、全ての楽曲がクオリティの高い作品に仕上がっています。
特に2018年にリリースされたフルアルバム「今宵零時、その方角へ」には、ライブで盛り上がるアップチューンから初恋を歌ったようなバラードまで幅も広く、誰もが楽しめる名盤です。特にアオキハルへという楽曲は今やWAMCADOLEの代表曲です。アオキハルという楽曲からは、彼らの特徴である疾走感が存分に感じられ、曲の終盤ではボーカルの雄たけびがより魅力的です。
また、音楽面だけでなくメンバーの精神面を見てみても、最近の若手バンドにありがちな「お客さんを踊らせる」や「お客さんに媚びる」といった風潮に真っ向から中指を立て、噛み付いていく、飢えた猛獣のようなスタンスをしており、それも彼らが真のロックバンドたる所以となっています。
そういった周囲に対する「怒り」なども隠さずに表現してしまうのも魅力の一つで、4曲入りシングル「アオキハルヘ」に収録されている「人間なんです」にはボーカルの舌打ちの音がそのまま収録されていたりもします。
ライブが一番の魅力だからこそ、ライブをそのまま詰めたようなCDも魅力的なのです。

また、演奏スタイルやビジュアルも彼らの魅力でしょう。特にボーカル樋口のギターの位置が特徴的で、彼のギターであるジャズマスターは腰よりかなり低めの位置に構えてストロークしている姿はファンの中でも評判です。ボーカル樋口の影響でギターを低く構えて演奏する方も多いのではないでしょうか。上記の通り、また画像からもわかるようにメンバーのルックスも抜群です。途中加入したベース黒野は非常にイケメン。私服はもちろん、ライブで着用している服もおしゃれ、ルックスも完璧でファンからの人気は絶大です。
WOMCADOLEは音楽面でもビジュアル面においても、滋賀県から新しいロック界を背負っていくバンドでしょう。メディアではあまり紹介されていませんが、今後のフェスで必ず主役を飾っていくこと間違いなし。ライブは野外よりライブハウスのような箱で聞いた方が、よりボーカル樋口の声が染み渡るのでオススメです。
是非そんな滋賀出身のバンドWOMCADOLEを一度聴いてみてください。

 

シナリオアート

滋賀県出身でおすすめしたいバンド2組目はシナリオアート。シナリオアートは男女ツインボーカルの3ピースロックバンドです。
ギターボーカルのハヤシコウスケとドラムボーカルのハットリクミコの2人のボーカルが作りだす独特の世界観はまるで絵本のよう。優しさに包まれるようでありながら、パワーを感じられる音楽が聴く者をシナリオアートのファンタジーな世界に連れていきます。人間の本音の部分を表す彼らの楽曲、特に歌詞は、聞く人に無理に飾ったりカッコつける必要が無いことを示してくれています。一般的に、3ピースだとバンド全体の音圧が少なくなってしまうことが多いですが、ベースのヤマシタタカヒサがうねるようなベースラインを作り出していることで重厚な音圧を再現しています。ヤマシタタカヒサはKANA-BOONのサポートメンバーとしても活躍しています。
シナリオアートのおすすめしたいアルバムはセカンドフルアルバムの「Faction  World」。単純に、シナリオアートの良さが存分に現れているアルバムに仕上がっています。疲れた時に、がんばれと言うのではなく、少し休もうと言ってくれるような曲が多く収録されており、聞いていて癒されます。学校、仕事などでしんどいこと、嫌なことがあり、建前でしか生きることのできない社会からシナリオアートの音楽を聴けば解放されていきます。ぜひ疲れた時、嫌なことがあったときに聞いてほしいバンド、シナリオアート。2018年、所属事務所、レーベルから独立しフリーランスになった彼ら、の活動から目が離せません。

 

UVERworld

ウーバーワールドは2000年に結成された6人組ロックバンド。愛称はウーバーです。
今やロック好きであれば誰もが知っているであろうUVERworld、滋賀県出身で最も人気であるバンドと言っても過言ではありません。6人から結成されるUVERworldの魅力の1つは歌詞でしょう。
全曲の作詞をボーカルTAKUYA∞が、作曲もUVERworldによって手掛けられています。苦労したインディーズ時代、メンバーを一人減らしてのデビューなど数々の試練を乗り越えてきた彼らだからこそ書ける歌詞があるのでしょう。その歌詞のほとんどはストレートに響くものが多く、どれも胸を熱くさせるものばかり。また、ふとした時に背中を押してくれるような歌詞が多いので、今、なにかをがんばっている方や辛い方は1度、UVERwordの曲を聞いてみてください。恋愛ソングでは、一風変わって胸の奥にある言葉にしづらい感情を絶妙なワードセンスで歌詞にしています。思わず感情移入して、涙が出るほどです。
また、日本を代表するバンドでありながら、日本一仲間思いのバンドという点も彼らの特徴です。ライブのMCにて、正直にお互い本音を言っているところからもそれが感じられます。デビューから20年近くが経過し楽曲も数多くリリースされていますが、特にオススメのアルバムは「0choir」というアルバムです。このアルバムは、9年越しに正式メンバーになった誠果に向けて作ったと言われています。長い期間、メンバー思いという部分が光った楽曲が詰められているアルバムです。曲としても、メンバーのソロ場面を聞くことができ、おすすめです。他のバンドに比べてライブでは一人一人目立つようTAKUYA∞が配慮しており、全員が光って1つのバンドと感じさせてくれるパフォーマンスを見せてくれます。演奏のクオリティも高く、ライブの方が音源よりもレベルが高く、上記の通り、インディーズ時代の努力が確実に垣間見えるバンドです。
UVERworldのライブは超人気、チケットは入手困難として知られています。それもそのはず、ライブでの一体感が素晴らしいです。初めてライブで行った方は彼らの迫力、真剣さ、それに応えようとするファンに圧巻されることでしょう。
ロックでありながらラップを混ぜたり踊ったりと音楽の全てを取り入れている滋賀県発のバンドの中では最も有名といっても過言ではないバンドです。

 

climbgrow

クライムグローは2012年に結成された滋賀県発の4ピースロックバンド。バンド名はその名の通り、climb=登る、と、grow=成長する、という2語を組み合わせた「成り上がり」という意味です。
彼らをオススメする1番の理由は、ほかの若いバンドにはない荒いロックサウンドを持っているからです。その特徴を最大限に引き出している、生かしているのがボーカル杉野の歌声です。ダミ声にも近い独特なハスキーボイスで、歌い方もどこか狂気じみている雰囲気が良く、彼らの楽曲を聞くたびにその魅力に引き込まれていきます。また楽曲中、歌というよりも語りかけるようなメロディがあり、ライブでそれを聞いた時の臨場感には鳥肌が立つことでしょう。
climbgrowの魅力を最大限に感じることができるアルバムが「EL-DORADO」。ミニアルバムながら、全ての楽曲がclimbgrowらしく狂気じみている印象があり、このバンドを聞くならまずはこのアルバムでしょう。彼らの基本的なサウンドは激しいロック調ですが、このアルバムの何曲かはどこか寂しく、語りかけるような曲もあり、そのギャップに感動するでしょう。
最近、大きなステージに出演することが増えてきていますが、地元滋賀県のライブハウスで聞くことをオススメします。小さい会場だからこそ彼らの狂気じみた演奏がより光って見れること間違いなしです。

 

Time Paradox

タイムパラドックスは滋賀県彦根市出身、2013年結成の4ピースロックバンド。
彼らをオススメする1番の理由は演奏技術の高さ。2019年現在、メンバーは全員20代前半にも関わらず、それぞれが異彩を放っています。楽曲の中でヘビーメタルのような雰囲気を出すこともあれば、王道ロックサウンドに変わったり、1曲を通して様々なジャンルを取り入れている新感覚のバンドです。特に上記が感じられる楽曲が夜想舞踏曲。曲の途中でヘビメタで多用されるギターの奏法が入っていながら、メロディは流行りが感じられるポップな楽曲に仕上がっています。ドラムもテンポが曲中でも変わっていくのが特徴的で、最後まで視聴者を飽きさせない楽曲となっています。
彼らの楽曲の中で特に話題に上がるのはベースでしょう。楽曲を支えるベースですが、他のバンドとは異なり、攻撃的なスラップやベースらしからぬテクニックを多用しており、バンドサウンドの中で埋もれないサウンドを奏でています。
上記のような複雑な音楽をリリースしているのにも関わらず、女性ファンもかなり良い印象。独特な世界感を持ちながらメンバー全員のルックスも素晴らしく、1度彼らの楽曲を聞いた女性を虜にするようで、現在までファンが増加しています。近いうちに大型フェスにも出演してゆくであろうTime Paradox、ぜひ今のうちに生のライブで聞いてみてください。

 

滋賀県でおすすめしたいフェス、ライブハウス

続いて、滋賀県で知っておくべきフェスやライブハウスを紹介して行きます。音楽好きな方はもちろん、バンドをしている方もご覧ください。

 

イナズマロックフェス

イナズマロックフェスは滋賀県草津市烏丸半島芝生広場、琵琶湖周辺で開催、野外音楽特設ステージが設営されるロックフェスであり、他のロックフェスに比べかなり異色なロックフェスと言えるでしょう。2009年に初開催を迎え、2019年で12回目の開催です。
T.M.レボリューションや滋賀県観光大使として知られる西川貴教が、琵琶湖保全のために発案したことがイナズマロックフェスのきっかけ。滋賀県自体も参加、地元のバックアップを得て、地元密着型のフェスとして浸透、受け入れられるようになっていきました。大規模にも関わらず1万円で参加できる格安で一日中楽しめるロックフェス、かつ有料のライブ会場広場に加え、地元に貢献するという心意気から無料で入ることのできるフリーエリアもあることが、フェスへの垣根を低くしてくれており、初心者としては参加しやすいでしょう。来場した方はライブを楽しみながら、滋賀県の食事を満喫したり、滋賀県の体感フェアを満喫しています。駅からもシャトルバスが運行しておりシャトルバス乗り場へ移動すると、そこから会場まで送迎してもらえます。最寄駅から会場までは約40分ほど。
メインステージには西川貴教を始めゴールデンボンバーやUverWorld、Luna Sea、打首獄門同好会、キュウソネコカミといった名だたるロックメンバーに加えて、アイドルとして有名な欅坂46や日向坂46も参戦したことがあります。冒頭で異色なロックフェスと記載した理由が、非常に盛り上がりを見せるメインステージ以外の催し物にあります。メインステージ以外では、将来流行るであろうインディーズロックバンドやヴィジュアル系ロックバンド、芸人やご当地キャラ、ゆるキャラが出演しており、ジャンルの垣根を超えたラインナップになっていることが魅力的です。全体を通じて、地方色豊かなステージ構成に仕上がっています。ダンス甲子園や駆け出しのお笑い芸人などが漫才をしていたり、関東近辺では考えられない異色ロックフェスと言えるでしょう。上記の通り音楽だけではなく、滋賀県の人々を結びつける大きなイベントと成長している点が特徴と言えます。
ご当地グルメのフードコーナーも設けられているので、イナズマロックフェスに参加すれば「音」「笑」「食」と様々な文化を一挙に楽しむことができます。

 

BARI-HARI

滋賀県は実は軽音楽部の活動が盛んで、非常に多くの高校生バンドがライブを開催している県です。そして、JR琵琶湖線沿いにある複数のライブハウスはかなり重宝されています。
その中でも、おすすめしたいライブハウスはJR野洲駅近くにあるBARI-HARI。
BARI-HARIは、プロアーティストからアマチュアバンドまで、幅広く出演する箱で、とにかく音が良いです。客席側の音はもちろん、ステージ上のモニターの音もよく、演者は演奏がしやすく客。あるアーティストは「ライブの最中は人間の耳は少しバカになる」と言っている通り、ライブ中演奏者は自分の音が聴きとりにくいものです。しかし、このライブハウスの環境はそれでも自分の音が聴きやすく、演奏しやすいです。
また、BARI-HARIに出演する方々のジャンルは多岐にわたり、メタルやヴィジュアル系ロック、アニソン、J-rockと様々で、年齢層も幅広いです。ライブハウスを訪れた経験がない方でも参加しやすいライブハウスです。
さらに、店長はイベントを組むことが好きなようで、アットホームな印象のイベントが多く、出演する側としても敷居は低いと言えるでしょう。出演しやすい上に音が良いので、ライブに不慣れな人も安心して出演できます。客席と比べ、ステージは位置が高く、ライブの様子を写真で撮っても見栄えが良く、SNSに投稿しやすいです。
出演者にとっても観覧者からしてもアットホームなライブハウスBARI-HARI。ぜひ1度参加してみてください。

 

ダンスホール紅花

ここ数年で突如新しく滋賀の彦根に現れたライブハウス「ダンスホール紅花」は元々キャバレーだった店内をそのままの面影を残したまま営業されています。
日によって様々なイベントがありますが、特に全国のアンダーグラウンドシーンで活躍するミュージシャンがよく出演していることで知られています。
他にもアンダーグラウンドなどインディーシーンで活躍するミュージシャンが出演するライブハウスは多くありますが、ここはイベントを企画するスタッフのセンスが特に光っており、ここでしか味わえない共演が数多く実現する場所となっています。そのため、珍しい共演を求めて滋賀だけでなく色んな県からここ、ダンスホール紅花に人が集まります。
また興味深い点をもう1つ。ライブハウスは通常500円程度のドリンクが販売されており、ライブを鑑賞する際には最低限1オーダーはしなければいけないルールがありますが、ここは基本的に飲食物持ち込み可となっています。好きなお酒や食べ物を持ち込んで、ライブを楽しむことができます。
金欠の時には家から飲み物を持参したり節約もできますし、音楽だけにお金をかけることができるため、浮いたお金でお目当のミュージシャンのCDや物販を購入することもできます。ライブハウス紅花店主の、ミュージシャンへの愛の形とと言えるのではないでしょうか。

 

U STONE

U STONEは滋賀県大津市に店を構えるライブハウス。

実際に足を運んだ際にまず感じるであろうことはお客さんの世代が20代の若者が多いことでしょう。冒頭紹介したWONCADOLEが有名になる前に、ここでライブをしたときも同じような状況。昔からWONCADOLEのような若者に人気なバンドが出演する傾向にあるライブハウスです。10~20代が音楽仲間を作ることができる環境にあります。フェスばかりにフォーカスが当てられ、若者のライブハウス離れが進んでいる今でこそ、足を運んでいただきたいライブハウスです。

基本的にはインディーズバンド中心の出演者が集まるライブハウスですが、有名なバンドやアイドルもよくイベントをしています。会場の場所もオススメです。周辺には琵琶湖がありライブに行ったついでに、観光もできます。琵琶湖周辺には美味しいご飯屋が多いので、バスを使えばライブ仲間と飲みに行ける可能性もあります。アマチュアの方でもホールレンタルも大人数で頼めばコストを安くできるようなので音楽好きにはたまらない最高のライブハウス、U STONEです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

滋賀県は大阪や京都と大都市が近いため、あまりピックアップされないことが多いですが、滋賀県出身のバンドやフェス、ライブハウスも個性豊かで、関西に住んでいるのであれば知っておくべき情報が盛りだくさんです。

ぜひこれをきっかけに調査してみてはいかがでしょうか。

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