また、ボーカルのトーク、メンバーとの絡みが彼らの魅力でもあります。それを見てからCDを聴き直してみると、まったく違った聴き方ができることに気づきました。本人たちの魅力もさる事ながら、曲の民謡的なサウンドに加え、現代風のコード進行のミスマッチなように見えた完璧な融合が、聞き手を虜にしていきます。知れば皆、踊りだしたくなるようなバンド、今後もっと活動を大きくしていくだろうと予想できるバンドです。
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女王蜂
一番はフロントマンでボーカルを務めるアヴちゃんの声がおすすめです。1曲の中で野太い低音ボイスとヒステリックな高音ボイスを使い分け、特に低音の歌声は太お腹に響いて心地よく聞こえます。バンドとして作る曲も「中毒性」という言葉はこのバンドのためにあるのかと思うくらい中毒性の高い、どことなく懐かしい面も持ち合わせています。
私がこのアーティストの曲を初めて聞いたのが、映画「モテキ」で使用された「デスコ」でした。一発で持っていかれた気分になり、それ以来5年以上同バンドが好きで、色んな方に聞いていただきたいなと思っています。おすすめのアルバムは1stアルバムの「魔女狩り」です。
映画のタイアップなどで知名度が上がり、現在も新しい曲を発信している彼女たちですが、初期の作品であるこのアルバムにはボーカルの声の荒削り感やバンドとしての形ができかけている過程など現在とはまた違った印象で曲が聞ける1枚だと思います。
Locksley
アメリカ出身のバンドです。ビートルズのような60年代ロックポップスが好きな人ならまず間違いなく好きになるでしょう。どこか懐かしいメロディラインに、スピード感溢れるギターサウンドは、一人聴くのもよし。趣味が合う人間と聴くのもよし。お店をやっている人がいたらぜひ店内のBGMにしていただきたい曲ばかりです。きっと「この曲何!? すごくいいね!!」となり、お客さんも喜び、もしかしたらリピーターになってくれるかもしれません。
個人的におすすめはやはり最初のアルバムです。「Let Me Know」や「Why Not Me」は本当にかっこよく、たまに街で流れているとつい立ち止まって踊ってしまいそうになります。おそらく10年、20年後も飽きずに曲を聴いていけるバンドです。かなりオススメです!!
The SONICS
ガレージロックといえば、ザ・ソニックスです。
ソニックスはガレージロックを語る上では絶対に欠かせないバンドです。ガレージロックの名盤特集があれば、このバンドのアルバムは必ず載っています。それくらい、ガレージロックの歴史上重要なバンドです。よくロックやパンクの表現として「初期衝動」という言葉が出てきますが、彼らの演奏からは「初期衝動」が、溢れ出ています。
太いヴォーカル、響きわたるシャウト、うるさいくらいのドラム、どこをとっても超一級のガレージロックバンドです。
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