洋楽のガレージロックバンド10選 1980年代の全盛期からリバイバル時代の名アーティストを紹介

ガレージロックといえばThe Vinesです。ザ・ヴァインズは1999年にオーストラリアで結成されました。ガレージロックの他にもグランジやパンク、オルタナの雰囲気を感じることができます。重厚なギターサウンドとフロントマンであるクレイグ・ニコルズのかすれたボーカルは必聴です。

今回おすすめしたいアルバムはファーストアルバム「Highly Evolved」。このアルバムに収録されている楽曲はガレージロックの教科書ともいえるサウンドです。「ダサさ」と「キザ」が共存する王道ロックを聴くことができます。

6曲目”Get Free”では強烈なギターサウンドがイントロから鳴り響き、ボーカルのシャウトがとても心地よく、ロック好きにはたまらない一曲です。8曲目”Factory”にはピアノがアクセントとして加わえられており、そのポップさが特徴的です。しかし、ガレージロックとしての聴きどころも満載なのでご安心を。このアルバムの中では比較的聴きやすい楽曲となっています。

また、このアルバムはファーストアルバムでありながら、非常に高い完成度を誇っています。コンセプトがはっきりしていながら、テンポやメロディーの引き出しが多く、抑揚のあるアルバムといえます。個性の強い楽曲群が一つに連なっており、最初から最後まで聴かせてくれる素晴らしいアルバムです。

 

The Chocolate Watchband

ザ・チョコレート・ウォッチバンドは1965年にカルフォルニアで結成されたバンド。ジャンルとしてはサイケデリックロックかガレージロックにくくられます。1970年にいったん活動を停止しましたが1999年に復活、現在も活動を続けているガレージロックバンドの中ではかなり大御所のバンドです。ザ・チョコレート・ウォッチバンドをおすすめする理由は、ビートルズのようなテイストの曲調に、爽やかな歌声から魂を揺さぶるシャウトな歌声まで出せるヴォーカルの歌声です。

今回は、彼らの「I’m Not Like Everybody Else」というアルバムをおすすめしたいです。収録曲である”Sweet Young Thing”は、 マラカスとブンブンブブンというベースの音がノリノリで聴いていて楽しく、オープンカーに乗って海辺に向かっているところが想像できるようなイメージの曲です。ヴォーカルも叫び声に近い歌声で、ノリノリ感をさらに醸し出しています。

対して、”No Way Out”という曲では、タンバリンのリズムがノスタルジックな雰囲気を醸し出しており、ヴォーカルも切なさを表すかのように爽やかな歌声で歌っています。このように曲によって歌声を変えるヴォーカルのスタンスとノスタルジックな曲調が彼らの魅力です。

 

MC5

MC5は1960代に活躍したアメリカ出身のバンド。MC5も一旦は活動を停止しましたが、復活、現在も活動しています。MC5をおすすめする理由は、ツインヴォーカルの息ぴったりの爽やかな歌声とドラムとベースのノリノリなバックミュージック。

彼らの「Babes In Arms」というアルバムが非常におすすめで、この中の”Tonite”という曲をぜひ聴いていただきたいです。途中で入る手拍子と、3連符を多用したリズムがノリノリで聴いていて楽しく、ツインヴォーカルの息ぴったりの歌声がとても爽やかなのがおすすめポイントです。こう見ると、ガレージロックらしくない文面ですが、曲の出来は確実にガレージロックです。

また、同じアルバムの”Tutti Frutti”という楽曲。こちらもおすすめ。韻を踏んだ歌詞と全体的に爽やかでノリノリになれる曲調、いつも聴いていて心地よいです。途中で少し乱れるテンポの感じがノスタルジーを感じさせます。

 

The Nomads

ザ・ノマズは1981年に結成されたスウェーデンのガレージロックバンド。ガレージパンクバンドとしてカテゴライズされる場合もあるため、パンクが好きな方におすすめできます。

ザ・ノマズは、ガレージロックの中でも明暗ハッキリと表現できる曲調が特徴。彼らは、出身であるスウェーデンのような透明感のある爽やかなテイストの曲調であったり、心の叫びを代弁するかのような音楽を奏でたり、と曲の表情は多彩です。