日本(邦楽)のラウドロックバンド12選 フェスやライブで絶対に盛り上がるアーティストを紹介

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ライズは1997年東京・下北沢にて結成された3ピースミクスチャーロックバンド。

RIZEはすでにベテランの域に達するほどのキャリアを重ねていますが、その勢いは増すばかりのミクスチャーバンドです。ただ単にロックにラップを取り入れただけのミクスチャーロックではなく、バックボーンとして確固たるヒップホップへの愛を感じることのできるJesseのソングライティングが特徴。しかし、楽曲の芯にはしっかりとロックサウンドを感じることができ、一見相入れないような組み合わせを見事に魅力的にマッチさせているのがRIZEならではの強みと言えるでしょう。

彼らの魅力にコンスタントな楽曲のリリースがあります。大御所のバンドになってしまうと、様々な理由から楽曲のリリースが少なくなってしまい、それが原因なのか、ファンが盛り下がってしまうことがしばしば見受けられますが、彼らはそんなことをしません。常に新鮮でリアルタイムでしか味わえない「RIZE」を提供してくれており、常にライブで披露してくれることを楽しみにしているファンがいます。

オススメしたいアルバムですが、4人体制最後となってしまったアルバム「ALTERNA」を推します。

無駄のないソリッドでストレートな構成ながら、粒揃いのメッセージが込められた楽曲が並び、単調になりがちなミクスチャーバンドのアルバムでは類を見ないほどのアンテナの広さを見せつつも、アルバムとしての統一感のあるRIZEの名盤です。

 

目次

D’espairsRay

ディスパレーズレイは1999年に結成されたヴィジュアル系ロックバンド。ジャンルとしてはインダストリアルメタル・インダストリアルロックに括られます。

このバンドの魅力は、ボーカルHIZUMIの高い歌唱力と個々のメンバーの演奏スキルの高さ、そして何と言ってもラウドなバンドサウンドでありながら聴きやすいというところです。重厚で聴きごたえがありながらも電子音を多用したクールな音作りは、D’espairsRayの最大の特長と言えるでしょう。

HIZUMIのヴォーカルも、海外のメタルバンドに比べるとシャウトに軽さはあるものの、伸びやかな低音はバンドサウンドを彩り、重厚な演奏に負けない圧倒的な存在感を発揮しています。

アルバムはラウドロック入門盤として「REDEEMER」をおすすめします。このアルバムは得意のラウドサウンドはもちろん、従来のゴシック路線から一変したややポップな楽曲、そしてバラードに至るまで、D’espairsRayの音楽性の幅広さを感じられる作品になっています。よりメタル的なアプローチが強く、このバンドが持つゴシックな世界観を存分に堪能したい人には「MIRROR」の方が好きかもしれません。

D’espairsRayは現在、HIZUMIののどの病気により残念ながら解散してしまいましたが、ヴィジュアル系に偏見のある人も彼らの音楽性の幅広さやクオリティの高さには納得できるはず。ぜひ一度、D’espairsRayの音楽に触れてみてください。

 

マキシマムザホルモン

マキシマムザホルモンは1998年東京にて結成されたハードコアパンク、ミクスチャーロックバンド。

次におすすめしたい日本のラウドロックバンドは、マキシマムザホルモン。邦楽のラウドロック界はこのバンド抜きでは語ることができないほどの圧倒的な人気を誇っているバンドですが、数々の突飛なアイディアを形にした企画ライブの開催、フルボリュームの映像作品など、常にファンを飽きさせない工夫とファン以外のライトユーザーまでもを巻き込む話題の豊富さには驚かされます。

そんなマキシマム ザ ホルモンの真骨頂はやはりライブ。ライブの熱が伝わってくる2013年リリースのアルバム「予襲復讐 [ マキシマム ザ ホルモン ]」内の楽曲”爪爪爪”は放送コードすれすれのきわどくてコミカルな歌詞と激しいギターリフ、迫力あるドラミングが特徴。ラウドロックファンであれば間違いなくテンションが上がる一曲です。

圧倒的にパワフルで攻撃的なサウンド。メンバー全員の濃いキャラクター、そしてなにより、独特のセンスで書かれた歌詞が魅力のバンド、マキシマムザホルモン。

何も知らずに聴くと英語だと感じるほど激しいボーカル。歌詞カードを見ると実は日本語だった、という方も少なくはないのではないでしょうか。特徴的なワードセンスで一度聴いたら病みつきになります。曲のテーマは一見するとフザけているように聴こえても、実は深い意味があったり、ときには全くなかったり…。

自由奔放なそのスタンスも、ハイレベルな演奏力・歌唱力で仕上げられるため有無を言わさずその魅力に惹きこまれます。また楽曲面だけでなく、CDやDVD、ライブの企画まで、様々な面でサービス精神が溢れており、小さい頃のマンガのおまけページを彷彿とさせる遊び心を忘れない4人組です。

 

Crossfaith

クロスフェイスは2006年大阪にて結成されたメロディックデスメタル・メタルコアバンド。

今やラウドロック界のトップを走っているであろうcrossfaith。現在では日本のバンドの中でも世界的にかなりの知名度を誇るバンドです。リリースされた4枚目のアルバムにはCaleb Shomo(現Beartooth、ex.Attack Attack!)やBenji Webbe(Skindred)など海外アーティストも参加していることからもその知名度が伺えます。

近年のメタルコアブームの火点け役とも言えるカリスマっぷりは2008年リリースのDEMO音源「Blueprint Of Reconstruction」から既に発揮されていたと言っても過言ではありません。August Burns Red等、その頃まだ日本国内では数の少なかった洋楽志向なメタルコアサウンドの上からさらにシンセ・サンプリング音等を駆使したオリジナリティを加えて勝負していた彼らの今現在の人気はその当時から約束されていた姿とも言えます。

そんなCrossfaithのおすすめしたいアルバムは上述の通り4枚目のアルバム「XENO [ CROSSFAITH ]」。海外アーティスト等様々なエッセンスを加えたCrossfaithを楽しむことができるアルバムです。

 

DIR EN GREY

ディル・アン・グレイは1997年大阪にて結成されたヴィジュアル系ロックバンド。へヴィメタルやニューメタルに括られる音楽をリリースしています。

今でこそ様々なメディアに取り上げられているDIR EN GREYですが、初期の頃は良い意味でも悪い意味でも普通のロックバンドでした。しかし、現在のDIR EN GREYを聴いてもらえれば分かるように、後期からは英語を頻繁に使ったりシャウトをしたりなど、音楽の表現の幅が広がっています。作れる曲の幅が広いので、邦楽風の曲と洋楽風の曲の両方を作れることもDIR EN GREYの強みです。海外公演も今では多くなりました。

そして、彼らのライブを見ると分かるのですがパフォーマンスが素晴らしいです。ボーカル・京が全力のシャウトで会場全体を煽っているので、迫力が物凄くあります。

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