おすすめのアルバムは1stフルアルバム「10代で出したかった」。このタイトルを見るたびに、キュウソネコカミが10代でこのアルバムを出さなくてよかったとさえ思ってしまうのです。それだけ完成度の高いアルバムです。今のキュウソを知っている人にこそ、固定概念を捨てて聴いてほしい1枚です。
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MERRY
MERRYは2001年より活動している日本のパンクロックバンド。
このバンドのおすすめポイントは、あらゆるジャンルの音楽を吸収し、自分達の個性にしてしまう優れた音楽センスにあります。元々はDIR EN GREYや筋肉少女帯、スターリンなどに影響を受け、V系バンドとしてデビューした彼らですが、自らのパンク・レトロ・アングラな音楽性を軸に幅広い方向性の楽曲を発表し続けています。
そのジャンルもパンク、昭和歌謡、ジャズ、ラウドロック、果てはポップソングに至るまで多岐に渡り、その卓越した作曲センスは国内の数あるバンドの中でも随一のもの。こうした既存のパンクロックにとらわれない独自性は、彼らの大きな強みであると言えるでしょう。個性的なギターリフ、Vo.ガラによる奇妙で攻撃的でユーモラス、ときには胸に突き刺さるような切ない歌詞も楽曲をより印象深いものにしています。
アルバムごとに趣が異なり、そのような意味では常に変化を続けているバンドである彼ら。
時には方向性が定まらず、迷走したような印象を受けた時期もありましたが、そこを乗り越えて大きく脱皮したと感じたアルバムが「Beautiful Freaks」です。
このアルバムは、これまで自らが打ち出してきたキャッチフレーズ「レトロック(レトロ+ロックの意)」を大きく離れた実験的な作品。これまでのレトロさをベースにしたアングラな世界観にとらわれず、ラウドの要素が加わり新基軸を打ち出した意欲作です。バンドとしても、このアルバムを機に更に進化した印象を持ちました。こうした常に変化を恐れない姿勢も、MERRYの魅力の一つだと思います。
独自の音楽性でどこまでも変化を続け、精力的に活動していくMERRY。
奇妙で独特な味のある世界観に、是非触れてみてください。
銀杏BOYZ
銀杏BOYZは2003年から活動している日本のパンクロックバンド。前身のバンドはGOING STEADYです。
最近の日本のパンクロックバンドといえば銀杏BOYZではないでしょうか。彼らは活動全てを通してパンクロックを体現しています。まず、彼らのライブパフォーマンスがパンクロックとしか形容できないものでした。頭の狂ったような発言を繰り返し、怒鳴るように歌い、壊れんばかりにギターを叩き弾きます。そして、音楽は誰の心にでも響くような単純な魅力、そしてよく考えて聞いてみればとても深いメッセージも込められています。
彼らはパンクロックバンドなのでほかのバンドよりも音楽の自由度が高いというのも魅力のひとつとなっています。例えばメロディーがどこかで聞いたことのあるものだったり、曲のサビが有名な童話作家の作品名だったりなどします。このようなことは通常のロックバンドではありえない部分でしょう。
そんな銀杏BOYZのおすすめしたいアルバムは「光のなかに立っていてね」。週間オリコンチャート最高2位を記録した名盤です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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