解散・活動休止してしまったヴィジュアル系(V系)ロックバンド10選

一方、それとは対照的なのがMALICE MIZERです。非常にクラシカルな音楽を取り入れることが多いアーティストと言えます。
それもそのはず。クラシックに精通したManaが作曲した楽曲が多数あるからです。いつの時代もヴィジュアル系にあまり良い印象を持たない方がいますが、MALICE MIZERは曲が好きで入り込んだファンも多いでしょう。

そして当時のファンがどハマりしたきっかけはライブ映像です。もちろん衣装がものすごいことは知っていましたが、それ以上に演出のこだわりが半端ではありません。
いくらかかるのかとこちらが不安になるくらい派手でした。中世ヨーロッパテイストの舞台で、まるでオペラ座を思わせるよう。この世界観といい、メイク、衣装といい、もうかっこいいとしか言いようがありません。

MALICE MIZERではボーカルが3人変わっていますが、やはり一番の人気はGACKTが在籍していた頃。
その中でも私が好きなアルバムは「sans retour Voyage ”」です。ファンの中でも大変評価が高い一枚、個人的にもとてもクオリティーが高いと思います。
独特の世界観があり、自分が物語のなかに入っていくような、現実離れしていくような感じを味わえる1枚です。

ヴィジュアル系自体、全盛期の1990年代と比べて流行っていませんが、MALICE MIZERを聴くと、いまでもあの懐かしいような不思議な世界へ連れて行ってくれるような気がします。

 

BOOWY

ボウイは1981年から1987年まで活動したロックバンド。

V系ロックと一般にまだ馴染みのなかった時代。そんな中、今では代表されるV系ロックアーティストの多くが憧れたバンドBOOWY。そして魅力がわかるアルバムは「“LAST GIGS”COMPLETE [ BOOWY ]」これがオススメです。初期の頃から解散するまでの代表作が収録、何といっても初期の頃の荒削りな感じから解散するまでの洗練されたビートロックの魅力が満遍なく収録されています。

今だにBOOWYは根強い人気を誇っています。また、解散後も各個人今だに活躍されており、氷室、布袋ご両人はまだまだ現役、第一線で活躍されているアーティストとして知られています。リアルでBOOWYを楽しんでない方にもリアルでBOOWYを楽しんでいた方もまた新鮮に純粋にV系ロックを感じることでしょう。

 

LUNA SEA

ルナシーは1989年に結成されたヴィジュアル系ロックバンド。活動当初からメンバーが1度も変わっていないバンドです。2000年から10年ほど活動休止期間が長かったのですが、2010年からは復活しています。

LUNA SEAは、X JAPANに続き日本のロック界を引っ張ってきたバンドです。曲調としてはフラットベースで重低音のものが多く、万人ウケする要因は少ないのですが、ファンにとってはそれが良いのです。売れる曲を作ることよりも、自分たちの信念を貫き通す、そのような感じの曲が多くとてもカッコいいバンドです。キッカケがないとなかなか出会うことがないバンドかもしれませんが、是非一度聞いてみてもらいたい楽曲が多くあります。

そしてオススメしたいアルバムは「LUNACY」。これは終幕前の最後のアルバムになります。ライブ感が存分に感じられるアルバムになっているので、多くの方に聴いてもらいたいアルバムです。オススメしたい曲は”G”。とても疾走感溢れる曲で、ライブでは2曲目に登場することが多くなります。

 

Gilles de Rais

ジルドレイは1989年から1995年まで活動したヴィジュアル系ロックバンドです。

V系黎明期からインディーズで精力的に活動していたバンドとして有名なのがGilles de Raisです。ハードロック路線でパワフルな楽曲が多く、V系の中でも硬派な印象のバンドでした。特にJOEの個性的なだみ声は楽曲をよりスラッシーに彩っていました。活動期間は1995年までの6年間と決して長くはなかったのですが、とても印象に残っているバンドです。

数あるGilles de Raisのアルバムで一番のおすすめはエクスタシーレコードからリリースされた「殺意」でしょう。 ハードな楽曲が多く収録されており、粗削りながらもその実力の高さを堪能できる名盤です。ちなみにこのアルバムには無名だった頃のL’arc~en~Cielのボーカル・hydeとベース・tetsuyaが参加しています。

 

ZI:KILL