フィッシュライフとは 90年代や渋谷系を咀嚼した彼ら独自のロックサウンドの原点を紹介します

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音楽好きのみなさんこんにちは!

本日はフィッシュライフについての誕生秘話やおすすめアルバム、関連アーティストについて調べてみました。この記事がきっかけとなり、普段の音楽生活や週末のライブ、フェスがより一層楽しめれば本望です!

 

 

プロフィール

メンバー

ハヤシング…ボーカル&ギター(Vo.Gt.)

福岡県北九州市出身。大学進学を機に大阪に移り、後に大学でミヤチさんと出会うことが結成のきっかけとなります。引っ越した直後に近場のスタジオをチェックしていたり、ミヤチさんとの初スタジオの時からオリジナル曲を持っていくなど、音楽に対してかなり情熱的な方です。また、小学生のころにブルース・リーに憧れてヌンチャクを習っていたという逸話もあります。

 

ミヤチ…ベース(Bass)

兵庫県神戸市出身。大学でハヤシングさんと出会いフィッシュライフ結成となりますが、実は高校まではウッドベースを弾いていました。本人曰く「最初に(エレキ)ベースを弾けると言ったのは虚偽報告」。テラオカさんとは中学の同級生です。

 

テラオカ…ドラムス(Drums)

SNSで「ドラム叩きてえ」と呟いていたことをハヤシングさんとスタジオ練をしていたミヤチさんに発見されバンドに参加。ミヤチさんとは中学の同級生で中学卒業後も一緒にバンドをしていたそうです。

 

役割分担

フィッシュライフは以上3人で構成された2012年結成の若手ロックバンドです。その他の役割として、ボーカルのハヤシングさんが全楽曲の作詞作曲、ミヤチさんはその他雑務事務、テラオカさんは癒し(笑)とのこと。

癒しにはしっかりと意味があり、ハヤシングさんとミヤチさんが頑固者同士のため、よく意見がぶつかるそうです。そういった時、二人の話を聞き最終的に意見をまとめる人こそがテラオカさんなんだそうです。そう考えると、バンドにおいてはかなり重要な役割を担っていますね。

 

バンド名の由来

フィッシュライフのバンド名の由来ですが、FISHMANSやサカナクションといった当時特に売れていたアーティストが魚をバンド名にしていたため、「魚がバンド名についているバンドはかっこいい!」と感じ、このバンド名になったそうです。後述するフィッシュライフの音楽性からは少し意外な気もしますね。

 

結成の経緯

まず、同じ大学に進学したハヤシさんとミヤチさんの苗字が「ハ」と「ミ」で近いため、自己紹介の際に同じグループとなり出会うこととなります。その時の自己紹介にて、ハヤシさんがギターを弾くことを知ったミヤチさんが、自分はベースが弾けることをハヤシさんに伝え、一緒にスタジオに入ることに。福岡から引っ越したばかりのハヤシさんが「もうスタジオ予約した」と言ったときには驚いたそうです。ミヤチさんは当時、大学入学後初めてのスタジオということもあり「多分、バンプとかアジカンをコピーするくらいだろう」程度に思っていたそうですが、ハヤシさんは、いきなりオリジナル曲を持ってきます。そこで「あ、これは本気のやつだ」と感じたミヤチさんが、SNSで「バンド組みてえ!」というテラオカさんの呟きを発見し「自分、入るしかないやん!」と誘い、結成に至ります。知り合って間もない頃にバンドを結成したため、まだ最初の方はメンバーがお互いどういう人間なのかも探りながらやっていたそうです。

 

活動拠点

活動拠点は大阪ですが、現在では大阪に留まらず全国で活動を行っています。

 

所属レーベル

too basara’s people recordsに所属しています。こちらのレーベルはタワーレコード内の自主レーベルです。なんと第一弾アーティストがフィッシュライフ!大手レコード会社からもかなり期待されていることがわかります。

他の所属アーティストには、

  • climbgrow

2014年閃光ライオット準グランプリの男性4人ロックバンド。メンバーはvo.gt.杉野泰誠、gt.近藤和嗣、ba.田中仁太、dr.谷口宗夢。vo.杉野泰誠の嗄れた声と無骨なロックサウンドを鳴らすかと思えば若干20歳とは思えないほどの演奏力もある幅の広さが魅力。

 

  • バンドごっこ

2009年結成大阪在住「ライブとは自由なものだ!」を胸に人生を賭けて、全身全霊で”ふざけている”スリーピースロックバンド。メンバーはvo.gt.ヒロ、ba.ゲッチ、dr.アッキー。

ba.のゲッチさんが半妖だったり、「おにさんこちら」という曲のPVではゲッチさんがひたすらカンチョーをかましていたりと上記のとおりふざけている印象が強いバンドですがその演奏力には凄まじいものがあります。

 

  • uguis

都内を拠点に活動している4人組ギターポップバンド。メンバーはvo.gt:臼井慎哉、gt.とcho:須藤ぐるめ館、ba.とMC:CK☆FR、dr.とポエム:フミキ・モト・フミゾウ(ぽ)。

公式のプロフィールでハイパーテクニカルポッコ゜バンドを名乗っているだけあり、時折変拍子も挿むイレギュラーなテンポ感とvo.gt臼井慎哉さんのセンチメンタルな歌声が魅力です。ポップバンドだけあり、かなりテクニカルなことやイレギュラーなことをやっていつつも全体的には耳馴染みの良さや普遍的な物を感じさせるところが彼らの特筆すべき点です。

 

音楽性

続いてはフィッシュライフの音楽性について紹介します。

ジャンル

一聴するとストレートなロックですが、公式サイトにも記載されているように90年代ロックや渋谷系を咀嚼した多彩さを秘めています。そういった多彩さもありながら、視聴者にストレートに響かせることが彼らの魅力の一つです。

そして、ここでいう90年代ロックはハヤシングさんが高校生の頃から好きだったというGRAPEVINEなどが当てはまると思われます。

90年代ロックからの影響に関して、ハヤシさんのギターの音に特に表れているように考えられます。当時の日本ロックバンドのギタリストには、ハヤシさんの使用ギターでもあるテレキャスターというモデルを使っている方が数多いです(前述のGRAPEVINEのvo.gt.田中和将さん、NUMBER GIRLのvo.gt.向井秀徳さん、thee michelle gun elephantのgt.アベフトシさん等)。

また、渋谷系サウンドといった面では、フライングレッドのイントロやblue blue blue、三億円などのリズムという面で、確かに渋谷系を彷彿とさせるサウンド・フレーズになっており、この部分が特にストレートなロックの枠に収まらない多彩さに繋がっているのではないでしょうか。

GRAPEVINEとは

GRAPEVINEはボーカル・ギター・田中和将、ギター・西川弘剛、ドラム・亀井亨からなる日本のロックバンド。1993年に大阪府で結成。

田中による文学的な歌詞、3人のメロディーメーカーによる曲、また力強いライブでファンを惹きつけるロックバンド。

[参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/GRAPEVINE]

 

渋谷系とは

その頃の流行りであったイカ天バンドなどの流れとは一線を画し、1980年代のニューウェイブやギターポップ、ネオアコ、ハウス、ヒップホップ、1960年代・1970年代のソウルミュージックやラウンジ・ミュージックといったジャンルを中心に幅広い音楽の素地として1980年代末頃に登場した都市型志向の音楽であるとされる。

具体的なアーティストとしてはピチカート・ファイブ(小西康陽・野宮真貴)、ORIGINAL LOVE(田島貴男)、フリッパーズ・ギター(小山田圭吾・小沢健二)などが挙げられる。

[参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E7%B3%BB#.E6.A6.82.E8.A6.81]

 

影響を受けたアーティスト

バンド名の由来にもなったFISHMANSやサカナクションはもちろん、上述したGRAPEVINE、またBUMP OF CHICKENやRADWIMPS、Syrup16gにも影響を受けているようです。さらに最近のハヤシングさんのTwitterを見る限りでは、THE BACK HORNが最高という発言もされています。たしかにフライングレッドや三億円などの楽曲での叫んだときの発声法・声のかすれ具合・ハスキー具合はTHE BACK HORNのvo.山田さんを彷彿とさせます。ライブでの全体的なバンドの熱量の高さにもその影響が感じられます。

さらに、2ndミニアルバム「Exhibition」では小中学生のころテレビから流れていたMr.ChildrenやポルノグラフィティなどのJ-POPが自分の音楽の原体験であり、そういったところを意識したと語っています。

 

ライブの特徴

次にフィッシュライフのライブの特徴について。

やはり彼らのライブの特徴といえば、その凄まじき熱量

汗をかき、頭を振り乱しながら、搾り出すように歌い叫ぶハヤシングさんの姿がとても印象に残ります。それでいて、演奏が崩壊することはないのはリズム隊のミヤチさん、テラオカさんがしっかりとアンサンブルを支えているからでしょう。

その土台に乗るハヤシングさんの熱量にはきっと心を奪われるはずです!

 

経歴

結成から現在までのフィッシュライフの歴史について振り返ってみましょう。

 

  • 2012年~2013年(結成~閃光ライオット優勝)

結成のエピソードは前述のとおり。

すでにこの頃には、1stミニアルバム「バトルフォー・ユー」収録のニュースキャスターを演奏していたということから、当時からかなり実力のあるバンドだったことがわかります。

結成後初ライブは「城天」というイベント。なんと路上ライブ!

そのライブでハヤシングさんは、バンドが演奏できるスペースを超えて人が行きかう通路で暴れていたそうです(笑)。初ライブから凄まじい勢いです。

その後は、月に1度のペースで大阪のMUSEというライブハウスに出演し、腕を磨いていました。

そして、2013年には「十代白書」というコンテストに。このコンテスト、年齢制限がありMUSEのスタッフからの紹介で出場する運びとなったようです。

さらに、メンバー全員が知っていたコンテストということで「eo Music Try」「閃光ライオット」に出演。閃光ライオットではグランプリを受賞しました

この優勝を機に、結成から僅か1年にして全国に名が知れることになります。

 

  • 2014年(ライブ会場限定シングル連続リリース)

閃光ライオットでグランプリを獲得してからも、フィッシュライフの躍進は止まりません。

「みんなが楽しめることを定期的にやりたい」というハヤシングさんの発案から、2ヶ月に1枚のペースでライブ会場限定シングルを発売します。

この時期は、コンスタントに曲を制作しては発売というサイクルだったため、精神的に苦しかった時期でもあるようですが、レコーディングが度々あったことで演奏面に意識が向かい、以前に比べバンドへの意識がシビアになっていったそうです。

この年も彼らにとって成長のための大切な1年となりました。

そして、翌年はついにその成長を爆発させる機会がやってきます。

 

  • 2015年(1stミニアルバム「バトルフォーユー」発売)

8月に初の全国流通版である1stミニアルバム「バトルフォーユー」を、当時タワーレコード内で新設されたレーベルtoo basara’s people recordsより発売します。

それに伴い、同年8月からはこちらも初となる全国ツアーを敢行。

ツアーファイナル、ワンマンライブとなる10月3日の大阪心斎橋Pangea公演はなんと完売という人気ぶりです。

 

  • 2016年(2nd ミニアルバム「Exhibition」発売)

3月に2ndミニアルバム「Exhibition」を発売。前述のとおり「バトルフォーユー」比べてJ-POP色が強いアルバムになっているのが特徴です。これまでに見せたことのない彼らの新しい一面を見ることができます。

その直後には、心斎橋JASUSにて大学卒業記念ワンマンライブ「りゅうねん!」を敢行。

こちらのライブもかなり大盛況だったようです。

5月からは、「Exhibition」リリースツアー「デッドオアキミトアライブ」を敢行。こちらは、バンド最大規模の全国ツアーとなりました。

そのファイナルシリーズとして、初の東阪ワンマンを下北沢SHELTERと梅田シャングリラにて開催。

下北沢SHELTER公演では、ドラマチックアラスカのVo.Gt.ヒジカタナオトを、梅田シャングリラ公演ではircleのVo.Gt.河内健吾をゲストボーカルに迎えている。

そして、来年2月4日には自主企画のスリーマンライブ「太平洋大作戦4」を開催。フィッシュライフ、バズマザーズ、或る感覚の3組が渋谷TSUTAYA O-Crestで激突するイベントですが、なんと2016年末時点ですでにソールド・アウトという人気っぷりです。

結成から現在までを振り返ってみましたが、ここまでずっと躍進を続けてきたバンドであることがお理解頂けたかと思います。

 

おすすめアルバム

今までリリースは、フルアルバムはなくミニアルバム2枚です。

以下では、完全に私観ではありますが、フィッシュライフのアルバムをPRしたいと思います。 

  • バトルフォーユー

2015年8月12日発売。

閃光ライオット2013グランプリ獲得によって全国に知名度が拡がったフィッシュライフの初の全国流通盤。タワーレコード限定発売。

収録曲は全7曲

  1. 電話
  2. フロムカウントナイン
  3. ヒーローが死んだ夜
  4. blue blue blue
  5. アネモネ
  6. 三億円
  7. ニュースキャスター

バンド結成初期の荒々しさが1番の魅力です。なので、そういった熱と初期衝動が好きな方にお勧めしたい作品となっております。

フロムカウントナインのベースリフやblue blue blueのようなアジアンテイストを加えた遊び心のあるポップソング。そして、他の楽曲とは一線を画すエモーショナルな楽曲アネモネ。そして、バンド最初期からずっと演奏し続けているニュースキャスター。初の全国流通盤ながら、非常に名曲揃いです。

 

  • Exhibition

続いては2016年3月9日発売の2ndミニアルバム「Exhibition」

こちらも全7曲収録。

  1. 東京
  2. モンキーマジック
  3. ワンサイドゲーム
  4. ひとりぼっちの行進曲
  5. あかね
  6. 恋のミッドフィルダー
  7. サイレントオベーション

サウンドといい楽曲のアレンジといい、前作の発売から一年も経っていないのに同じバンドでここまで変われるのか、というくらい洗練されています。こちらは、ハヤシングさんの言葉通りJ-POPからの影響も感じられ、バトルフォーユーとの好みの違いが現れる部分ではないでしょうか。

 

おすすめ曲3

  • ニュースキャスター

やはり、バンド結成当初からずっと演奏され続けている楽曲だけあってこの曲は外せません!ライブでは、お客さんから合唱が起こるくらいにフィッシュライフの定番曲になっています。ライブに行く前に、是非サビのメロディーを予習しておきましょう!

 

 

  • ヒーローが死んだ夜

変拍子を織り交ぜたりサウンドがかなり尖っていたりと、かなりシリアスな楽曲となっております。それでいて、サビのメロディーが非常にキャッチーなのが彼ららしいところ。キャッチーなメロディーに、シャウト部分がタイトルでもある「ヒーローが死んだ夜」というフレーズ。こういう所にも彼らの魅力が光っています。

 

  • 東京

先ほど洗練されていると紹介したExhibitionからの楽曲。サウンド、フレーズ、コーラスワーク。どこをとってもバンドって一年でここまで成長できるのかと驚かされる楽曲です。作詞・作曲を手掛けるハヤシングさんの着飾らない真っ直ぐな歌詞が全面に感じられる一曲となっています。

 

フィッシュライフ好きにおすすめのアーティスト

  • ircle

フィッシュライフの東阪ワンマンライブ、大阪にてゲストボーカルとして登場したのがircleのvo,gt.の河内健吾さん。フィッシュライフのライブの熱量が好きな方にはすごくおすすめできるアーティストがircleです。

河内健吾さんの、がなるようなボーカルは魂の叫びだと思えるほど強烈で、彼らのライブの冒頭は「ジャパニーズロックの救世主ircleです!!」という叫びから始まりますが、そう言っても決して過言ではないほどのエネルギーを放出する圧巻のパフォーマンスです。

まずは、YouTubeやCDで聴いてみて欲しいのです、ircleの魅力は何といってもライブです。熱いライブが好きな方、エネルギーを感じたい方は是非一度ircleのライブに足を運んでみてください。きっとまた行きたくなるはずです!

ちなみに「ヒーローが死んだ夜」というフレーズはircleの「呼吸を忘れて」という楽曲でも登場します。

 

  • IRIKO

続いては、ハヤシングさんがtwitter上で「もし高校時代に聴いていたら大阪に行かずにIRIKOの追っかけをしていたかもしれない」という旨の発言をするほどのバンド、IRIKO。

Vo.Gt.鶴さんの声やメロディー、Gt.中西さんのこれでもかというほど切れ味の鋭いギターサウンド、Ba.山田さんのゴリゴリのベース。どれをとってもハヤシングさんが前述した発言をするにも納得してしまうくらいかっこいいバンドです。

おすすめのアルバムはやはり最新作である「愛は祈りのように」。

10年以上に渡って活動を続けてきたIRIKOの渾身の傑作となっています。収録楽曲の中で特におすすめは「BABY LOVE」。何度もリピートしてしまうくらい癖になる名曲です。

 

  • GRAND FAMILY ORCHESTRA

こちらは、フィッシュライフでいうとblue blue blueのような少し癖があって躍れる曲が好きな人におすすめしたいバンドです。一方で、フィッシュライフと同名曲の「東京」のようなメロディアスな楽曲もあり、内包しているジャンルは非常に多様です。

そして、演奏力もずば抜けて高いです。それもそのはずでVo.Gt.松山晃太さん(BYEE THE ROUND)、Ba.千葉龍太郎さん(ex.新世界リチウム)、Dr.ピクミンさん(ex.ハヌマーン、GRIKO)の三人を中心に結成され、そこにギタリストである江幡亜衣さんと森山良太さんを加えた、いわばインディーズロック界のオールスターバンドとなっているのです!

一聴するだけで夢中になれてしまうほどの中毒性を持っている素晴らしいバンドなので、この記事で初めて知ったという方は是非一度聴いてみてください!

 

まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございます!

今回は、フィッシュライフについて紹介させていただきました。

彼らの歴史に触れ、今後も目が離せない重要なバンドであることがおわかりいただけたと思います。おそらく2017年以降も彼らは躍進を続けていくことでしょう。この記事を読んで、彼らのことを知ったという方は是非シェアをしてフィッシュライフのことを一緒に応援しましょう!

 

 

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