人気インディーズバンドランキングTOP10 2017年のインディーシーンを背負うアーティストをご紹介

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音楽リスナーの皆さんこんにちは。

今回は、「人気インディーズバンドランキングTOP10」と称して、今をときめく10組のアーティストを紹介したいと思います。

ランキング選定のあたっての基準ですが、他サイトではYOUTUBE再生数やいいね数、Twitterフォロワー数、CDの売上等、様々なルールを設けていますが、今回は指定しないことにしました。強いて言うならば、

  • 結成してあまり時間が経っていないこと(~5年程)
    現在でも活動中であること
    有名すぎないこと

上記、何回か逸脱しているアーティストはあるかとは思いますが、大目に見て頂けると幸いです。

また、意図的に様々なジャンルのアーティストを採用しています。当サイトでは、今まで聴いたことのない音楽を提供したい、という考えを基に作成されているので、一見興味のないジャンルのアーティストの楽曲もぜひ聴いてみてください。新たな発見があることを祈っています。

では、ランキング発表に参ります!

10位


[official siteより]

 

岐阜が誇る次世代の正統派ロックバンド、鳴ル銅鑼

10位は鳴ル銅鑼、2013年に結成された岐阜県のロックバンドです。

バンド名は「なるどら」と読み、メンバーは美輪和也(唄・六弦)、カバ(六弦・唄)、グローバル徹(四弦)、岩ってぃ(太鼓)といった構成です。結成して間もないバンドにも関わらず、ZIP-FMのラジオ番組「FIND OUT」のマンスリークローザーに選ばれたり、ワンマンライブではソールドアウト、大阪のイベント「MINAMI WHEEL 2014」に出演した際には入場規制がかかったりと、数々の実績からもそのカリスマ性を感じることができます。

また、2016年には初のフルアルバム「極色彩」を発売し、同年11月に自身初のワンマンツアーを開催するなど、今後も精力的に活動をすることが予想される注目のバンドです。

彼らの音楽性としては、楽曲ごとにバンドイメージがガラリと変わる柔軟性・進取性が特徴的です。そのルーツとしては、様々な音楽を我が物として取り入れている点を挙げることができます。彼らはロックバンドとしては珍しくファンクやジャズ、ディスコ、ダンスミュージックからの影響を色濃く受けており、それが他のロックバンドと比べたときに異質な特徴として感じられるのでしょう。

楽曲全体としての特徴は、ダークかつノリの良いパワフルなサウンドという点でしょうか。アップテンポで一聴すると明るい曲と思いきやどこか切なく暗い一面も持ち合わせた楽曲が多いです。また、一曲一曲のクオリティにも注目です。楽曲ごとにカラーは異なりますが、それぞれの質は落ちていません。例えば、ロック調の曲にはロック調の、ファンクベースな曲にはそれなりのサウンドの作り方があります。彼らの楽曲はグルーヴィーなサウンドから強調すべきサウンドまでレコーディングのバランスが非常に整っています。そういった面からも各楽器奏者のレベルの高さを伺うことができます。

そんな鳴ル銅鑼のおすすめしたい曲は「夜は待ち伏せ」です。この曲は鳴る銅鑼の魅力であるみ美輪のメロウな歌声にいい塩梅にエフェクトの効いたギターが混ざり合い、非常に感傷的な曲に仕上がっています。また、曲の展開ごとにサウンドの幅が絶妙に調整されており、完成度の高い曲になっています。

最新アルバム「文明開化 [ 鳴ル銅鑼 ]」の収録曲や評価はこちら

9位

[official siteより]

 

滋賀発、30秒動画で話題のシンガソングライター、カノエラナ

9位は、2016年にメジャーデビューした滋賀県出身のシンガーソングライター、カノエラナです。

彼女の楽曲からは、往年の王道ジャパンポップサウンドを聞くことができます。いわゆる、アナログな楽器、よく鳴るビンテージ楽器、ブラスサウンドを堪能できるサウンド、具体的には斉藤和義のようなポップロックサウンドと、女性ならではの透きとおったハイトーンでキャッチーなメロディを奏でるのが印象的です。そして、豪華バックサウンドに負けないくらいの歌唱力は、まちがいなく実力派のシンガーソングライターと言えるでしょう。

それでいて、楽曲の細かい構成や曲中のメリハリは聴く者は非常に楽しませてくれます。総括すると、弾き語り奏者からアレンジされたバンドサウンド、女性の実直な歌メロが好きな方に是非おすすめしたいアーティストです。

彼女の魅力はサウンド面に留まりません。等身大の歌詞は、若年層ははじめとしたあらゆるリスナーに共感を得られているポイントです。

彼女の公式サイトには、30秒動画という全編を作曲するには至らなかった楽曲が70ほどストックされています。カテゴリーを見てみると、邦楽・洋楽はもちろん、アニメやTV・CMソング等、様々なものにインスパイアを受けて楽曲製作を行っています。このような好奇心旺盛な性格も様々な層に受け入れられる詩づくりの手助けをしているのではないでしょうか。

そんなカノエラナのおすすめしたい曲は「トーキョー」です。その映像からは、彼女の純粋な表情と、楽器を弾くパワフルさが伝わってきます。

カノエラナの最新アルバム「「カノエ上等。」 (初回限定盤 CD+DVD) [ カノエラナ ]」の収録曲や評価はこちら

8位


[official siteより]

 

嘘はつかない王道うたものロックバンド、ウソツキ

8位は決して嘘はつかないバンド、ウソツキです。

2013年結成されたウソツキ、竹田昌和(Vo.Gt.)、林山拓斗(Dr.)、藤井浩太(Ba.)、吉田健二(Gt.)で構成、4ピース王道うたものバンドとして活動しています。

2015年には全国ツアー、2016年には大型フェスへの出演も果たし、精力的にライブ活動を行なっています。かたや楽曲制作にも精を尽くしており、2017年4月12日に2ndフルアルバム「惑星TOKYO」がリリースされます。同月1日に渋谷Liquidroomで敢行されるワンマンライブの会場内にてアルバムの先行発売が実施されるとのこと。

ウソツキの楽曲では、本人たちが王道うたものバンドと自称する通りのものを聴くことができます。具体的には、疾走感のあるリズム隊に柔らかいギターサウンドをバックにさわやかでハイトーンなボーカルが乗るといったものです。ネット上ではよくBUMP OF CHICKENに雰囲気が似ていると称されますが、まさにバンプが好きな方におすすめしたいです。ウソツキのメンバー自身が影響されていること等は定かではありますが、バンドとしての編成からそれぞれのサウンド、特にボーカルの竹田の声は必聴です。

ウソツキを初めて聴く方には「一生文のラブレター」をおすすめしたいです。いきなりボーカルからスタート、わずか数秒の間でウソツキのサウンドの中にのめりこむことができます。このバンドの最大の魅力とも言える力強い歌声は、ハイトーンになるほど艶が増し、ウィスパーな声質との対比が非常に美しいです。また、安定したグルーヴと曲の鮮やかさを助長するギターやコーラスが彼らの実力の高さを表しています。

最新アルバム「一生分のラブレター [ ウソツキ ]」の収録曲や評価はこちら

7位


[official twitterより]

 

横浜発!口ずさみながら踊れるグルーヴィーな雑食系バンド、アマリリス

7位は横浜出身、自称雑食系バンドの「アマリリス」です。

メンバー編成としては、二本柳亮(Vo.)、町田千尋(Gt.)、佐々木徹(Dr.)、大島朋佳(Ba.)の4ピース構成が正規メンバーとなっています。

2016年、下北沢MOSAiCでのワンマンライブでは総動員150人超を記録、シングル「Entertainment」をリリースするなど、現在も活発的な音楽活動を続けています。また同年には、新メンバーのベーシスト「とみー」こと大島朋佳を迎え入れ、新体制として活動を再開しています。2017年3月20日には新しい音源「Toys/Best Of My Love」発売決定。新しいメロウサウンドに期待です。

サウンドの印象は、アメリカのファンクバンド「Earth, Wind & Fire」を感じさせるディスコチックな仕上がりとなっています。編成も楽曲に合わせて変化する体制となっており、サックスなどの管楽器やフルートなど、様々な楽器を取り入れグルーヴィーな曲を打ち出しています。上記のようにファンクやディスコ、アシッドジャズ等踊れるような曲が好きな方におすすめしたいアーティストです。

そして、アマリリスの楽曲を聴き最もインパクト感じるものと言えば、ボーカル二本柳の声です。芯のある歌声でありながら煌びやかで美しいハイトーンボイスを聞くことができます。彼の声はライブに行く1つの楽しみでもあり、彼らのリラックスから放たれるポップサウンドはいつでもライブを盛り上げてくれます。

そんなアマリリスのおすすめしたい曲は代表曲でもある「Life is beautifl」です。南国にいるかのような爽快さやフリーダムさを想像することができ、ドライブや夏のリラックスソングとしてぴったりです。

最新アルバム「アマリリス名曲大全集 [ アマリリス ]」の収録曲や評価はこちら

6位


[official siteより]

 

兵庫出身、刺激的な歌詞が話題を呼んだ平成のシンガーソングライター、あいみょん

6位は兵庫県出身のシンガーソングライター「あいみょん」です。

2015年にデビューしたばかりの彼女ですが、彼女特有の刺々しい表現がたちまち話題を呼び、テレビ局の多くに放送NGを言い渡されながらも、オリコンインディーズランキングにてトップ10入りするという、異例の経歴をもつアーティストです。2016年、「生きていたいんだよな」のリリースを機にメジャーデビュー、2017年には様々なバンドとの対バンツアーも決定しており、2017年の活躍にさらに注目が集まります。

彼女の楽曲の特徴は、楽曲全体を通した奥行きの深さです。とても抽象的な表現ではありますが、聴けば聴くほど新しい発見が生まれ、知れば知るほどオペラのようなストーリー性を感じることができます。まるで、映画鑑賞しているような、映像が浮き出てくる感覚を楽曲から味わうことができます。

それは、彼女がシンガーソングライターでありながら、様々な表現を持っていることが要因の1つと考えられます。シンガーソングライターと聞くと、ギターやキーボードを片手に歌を届けることが一般的ではありますが、彼女の場合、バンドサウンドや語り、バラードチックな楽曲まで多彩な表現をリスナーに提供しています。特に語りでは、エレファントカシマシを彷彿とさせます。語り独特の緊張感と疾走感が曲中で繰り広げられ、セクションの展開が見事につながります。語りはダイレクトに歌詞が伝わるため、そのあとのミュージックインは非常に印象深いものとなります。

上記の通り、力強いアコースティックギターの演奏と、艶のある女性ボーカル、そして、ダイナミクスを感じたい人にオススメしたいアーティストです。

そんなあいみょんを初めて聴く方におすすめしたい楽曲は「生きていたいんだよな」です。この曲は番組のタイアップ曲として、テレビ東京系ドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか❔」に使用されました。あいみょんの個性が詰め込まれた一曲であり、この曲が好きな方は他の曲にもハマるでしょう。

最新アルバム「TAMAGO [ あいみょん ]」の収録曲や評価はこちら

 

番外編

ベスト5発表の前に筆者オススメのバンドを1組紹介したいと思います。

リリカリリス、というバンドです。

リリカリリスは東京と埼玉を中心に活動する5ピースバンド。メンバーは野邊拓実(Vo, Gt, Art Work)、松本一輝(Gt, Cho, REC&MIX)、谷崎健太(Key, Cho, Web Design)、山田尚斗(Ba, Cho)、藤森千裕(Dr, Cho)、全員が20代前半というまだまだ若いバンドです。作編曲は勿論、レコーディング等のサウンドプロダクションからジャケットや歌詞カード等のアートワーク、そしてWeb制作まで全てをセルフプロデュースでおこなっている制作集団です。

2015年4月に結成、同5月ライブ活動を開始したまだ若いバンドではありますが、2016年5月に開催した活動開始1周年記念イベントでは100人以上の動員により大成功を収めています。

音楽ジャンルは基本的にはポップスに主軸をおいています。しかし、影響を受けた音楽は非常に幅広く、エレクトロニカやアンビエント、北欧系・叙情系ポストロック等の現代的なサウンドから、カントリー、フォーク、ブルース等のルーツミュージック的なグルーヴと多岐に渡っています。また、メンバーに共通して影響を受けている音楽やアーティストは特に挙げられず、趣味は全員バラバラ。リリカリリスのほぼ全ての作詞・作曲を手掛けるヴォーカルの野邊個人に限っては、海外ではSigur RosやRadiohead、Ásgeir、Kyte、Foxes In Fiction、Bombay Bicycle Club、Bon Iver等から、国内ではサカナクション、ROTH BART BARON等からの影響が大きいそう。

リリカリリスの特徴は、楽曲1つ1つのこだわり、そして同じバンドがリリースした楽曲とは思えないほどのバラエティの豊かさです。メンバー全員がサウンドの追究には節操なく、アコースティック楽器からシンセサイザーにラップトップ、歪んだギターからヴァイオリンの弓を使用したボウイング奏法までをも駆使しています。そして、その中心には常に言葉を丁寧に紡ぎ上げた唄を据えて、聴く人の心に直接訴えかけるヴォーカル野邊のメロディーがあります。

ポップスやロックが好き人にはもちろん、ポストロックやエレクトロニカなど少し変わり種を好む人にも自身を持っておすすめできるバンドです。

おすすめしたい楽曲は2017年5月現在、最新曲であるunsaturated。現在進行形で音楽を探求し続けているリリカリリスの今を感じることができる楽曲です。

リリカリリスのライブ情報やリリース情報はこちら

 

5位


[official siteより]

 

次世代の王道ポップロックを担う炭酸系サウンド集団、サイダーガール

第5位はこのバンド、2014年に東京下北沢で結成されたサイダーガールです。

メンバーはYurin(Vo.Gt.)、知(Gt.)、フジムラ(Ba.)で構成、炭酸系サウンドを目指したロックバンドです。現在リリースされているものとしては、1stミニアルバム「サイダーのしくみ」、2stミニアルバム「サイダーの街まで」です。双方とも全国流通版ではありませんが、これまでの確約を見る限り、近いうちには必ず全国に名が売れるバンドとなるでしょう。2016年には初の全国ツアー「サイダーガールTOUR2016サイダーのゆくえ 君の街まで」を成功させています。

彼らの音楽性としては、公式ホームページにも記載されているように「炭酸系サウンド」を目指したポップロックサウンドが軸となっています。筆者自身、このランキングを執筆するにあたり今一度「炭酸系サウンド」に重きをおいて彼らの楽曲を視聴してみましたが、未だにその意味はわかりません(笑)。強いて言えば「爽快」ということなのでしょうか。間違っていたら申し訳ないです、、。どなたか教えて頂きたい。

私は「爽快」と解釈しましたが、ニュアンスとしては間違ってないのかな、とは思っています。彼らの爽快ロックサウンドを紹介すると、最近のロックサウンドとしては珍しくギターサウンドが非常に骨太く、かなりの存在感があります。何本も重なったギターにより楽曲の背景、サイダーガールとしての個性の1つが確立していますが、他の要素を忘れてはいけません。腰の据わったベースとドラムのサウンドが、ギターをはじめ楽曲全体に安定感を強調、彼らの楽曲の多くはAメロとBメロは落ち着いた部分を聴かせ、サビで一気に全ての楽器が同じ方向にドライブしていきます。

最後は何と言ってもYurinの強力なボーカルです。尖った鋭い声の中には甘い艶やかさがあり、1度聴いたら忘れることができないでしょう。完成度の高いバンドサウンドをギュッと閉めて統一感を出しているものこそが感情豊かなメロディーラインと言えます。

炭酸系ロックバンドという、呼び名からはどんな音を聞かせてくれるのか想像もできませんが、オーソドックスなロックサウンドが好きな方であれば、どんな方にでもお勧めできます。
サイダーガールを初めて聴く方は「スワロウ」という楽曲を聴いてみてください。

最新アルバム「ジオラマインサイダー [ サイダーガール ]」の収録曲や評価はこちら

4位


[official siteより]

 

洒落ているのに盛り上がれる、メンバー全員がマルチな才能を発揮するバンド、cero

第4位はマルチプレイヤー集団としてクールな大人ポップを聴かせてくれる「cero」です。

2004年に結成、メンバー編成は高木昌平(Vo.)、荒内佑(key.)、橋本翼(Gt.)の3人で構成されています。正規メンバーはこの3名ですが、ライブやレコーディングでは明らかにそれ以上の人数が出演しており、その時ceroとしてやりたいことを実現するために様々なメンバーを招いているイメージです。それぞれのメンバーの特徴を簡単に紹介したいと思います。

ボーカルを務める高城昌平ですが、彼はギターやベース、フルートなど多彩な楽器を演奏することができ、マルチな才能を発揮している。Ceroではほぼすべての楽曲の作詞作曲もこなします。

キーボードの荒内祐はコーラスを担当するほか、曲のミキシングというバンドにとって非常に重要な部分を担っています。また、彼もしばしば作詞作曲を行います。
ギターの橋本翼はクラリネットも演奏することができ、音源では主にミックスを担当しています。楽曲全体の質感は彼のセンスが抜群であることを感じさせてくれます。

上記のように、どんなバンドでも欲しがるような能力を3人とも持っている恐ろしいバンドがceroです。

彼らの音楽は、本当に多彩で一言ではとても言い表せることができません。恐らく、全員が音楽に対して長けた能力を持っているので、楽曲製作の際にもさまざまなエッセンスから曲が出来上がるのではないかと思います。強いて言うならば、全曲を通して爽やかさを感じ、ふと口ずさんでしまうようなソウル色のあるポップス、でしょうか。

特に、代表曲である「Summer soul」は夏の定番ソングといっても過言ではありません往年のケツメイシを彷彿とさせるそのクオリティは必聴です。

綿密にアレンジされた曲中には、フルートやサックスなどのブラスサウンドがスパイス的なインパクトを醸し出し、安定したコーラス隊は曲のカラーをうまく表現、エレキピアノの音は楽器全体の音を異次元へと向かわせます。そして完成された土台の上に、ひときわ目立つハスキーな歌がceroワールドに引き込むことになります。

おすすめしたい曲は上記の通り「Summer Soul」です。

最新CD「街の報せ [ cero ]」の収録曲や評価はこちら

3位


[official siteより]

 

九州が生んだ2017年1番のフェス盛り上げ屋、the irony

続いて第3位は九州育ち4ピースロックバンド、the ironyです。
メンバーは船津陽史(Vo.Gt.)、脇屋周平(Gt.)、川崎嘉久(Ba.)、工藤伊織(Dr.)。
メンバー全員が九州出身ですが、現在は都内を中心に活動しています。

2012年結成というまだ若手インディーズバンドではありますが、彼らはすでに自主制作のCDを5枚販売しており、その制作意欲もバンドの特徴と言えます。2016年には、2ndミニアルバム「10億ミリのディスタンス」を発売しており、今後の楽曲制作も期待ができます。下北沢ReGで行われたワンマンライブでは200枚のチケットが完売、楽曲だけに留まらずライブパフォーマンスでも人気と実力の高さを伺うことができます。

楽曲の特徴としてはロックテイストながら浮遊感を感じさせるサウンドで、個人的には映像との相性がバッチリです。
そのサウンドクオリティのイメージを彼らの代表曲「幻影少女」から紹介します。まずは、イントロからまるで過去の記憶を思い出すかのようなソフトなサウンドを聞くことができます。ロングトーンを多用したメロディーでは曲への興味をより引き立たせ、一気にサビのメインメロディーへ流れ込み、船津のハイトーンボイスがリスナーの心をつかみます。

多くの楽曲ではサビが1番の盛り上がりで、また間奏では落ち着いたサウンドになりますが、この幻影少女では、サビの隆盛したテンションからそのまま間奏やアウトロに突入することが特徴で、the ironyならではの余韻に浸ることができます。曲全体を通して、キャッチーでなんども繰り返し聞きたくなるサウンドに仕上がっており、彼らの人気を裏付けるような曲となっています。

the ironyを初めて聴く方におすすめの曲は「幻影少女」です。

最新アルバム「10億ミリのディスタンス [ the irony ]」の収録曲や評価はこちら

2位

[official Youtubeより]

 

確かな実力でインディーシーンを上り詰めるオシャレバンド、Suchmos

2位に輝いたのは彼ら、神奈川県出身者を中心に結成されたバンド、Suchmos(サチモス)です。

YONCE(ヨンス、Vo.)、TAIKING(タイキング、Gt.)、HSU(スー、Ba.)、OK(オーケー、Dr.) DJ KCEE(ディージェーケイシー、DJ.)、TAIHEI(タイヘイ、Key.)の6人組、2015年、Apple Music Best of 2015のベストニューアティストに選出されたり、2ndE.P.「LOVE&VICE」がiTunes総合アルバムベストチャートで1位を獲得など、実力派のバンドです。最近では、代表曲である「STAY TUNE」が収録された「The Kids」が発売、リリースツアーが予定されており2017年の注目が集まるバンドとなっています。

彼らの奏でる楽曲からは、アメリカのファンクバンド「Chic」のような、ファンク・ブラックミュージックの影響を色濃く感じさせます。ファンクの醍醐味とも言えばリズムに合わせて踊れることですが、彼らのワクワクするグルーヴ感のなかでは本場以上にダンスを楽しむことができます。

彼らの特徴としては、クオリティの高いアレンジに加えボーカルのダブリングを効果的に取り入れている点です。ダブリングとはエフェクトの1つで、音に厚みを持たせるために1つの原音を2つ以上の音を鳴らしているように聞かせる手法です。Suchmosでは、このダブリング効果を多彩に採用しており、各楽器(ボーカルも含め)のバランスをうまく調節しています。その結果メロディアスであり、パーカッシブであり、スペーシーさを感じられるポップファンクを実現することに成功しています。

楽曲からは確実に洋楽のエッセンスを感じることができ、また、曲の展開ごとに表情を変えるストーリーの多彩さを持っています。

そんなSuchmosのおすすめしたい曲は「STAY TUNE」です。この楽曲のミュージックビデオを見れば上記のサウンドと彼らならではのカラーを体感することができるでしょう。

最新アルバム「THE KIDS [ Suchmos ]」の収録曲や評価はこちら

1位


[official siteより]

 

疾走感あるロックサウンドながらノスタルジーを感じさせるバンド、ココロオークション

私的ランキング1位に輝いたアーティストは2011年、関西で結成されたロックバンド、ココロオークションです。

メンバーは栗子真行(Vo.Gt.)、大野裕司(Ba.)、井川聡(Dr.)、テンメイ(Gt.)で構成された4ピース構成。関西大学で出会った4人は、音楽コンテスト「eo Music2011」にてグランプリを受賞。ファーストシングル「ヒカリ」は、大阪マラソンeo Music応援ソングに選ばれるなど、名実ともに楽曲のクオリティの高さを評価されており、いま関西で最も熱いインディーズロックバンドの1組と言っても過言ではないでしょう。

曲調は骨太ロックサウンドに、力強い歌声が響くメロディーロックの王道で、少しハスキーな歌声がマイクにダイレクトに乗ってくるボーカル栗子の声からは、BUMP OF CHICKENをイメージさせます。

これほどまでに疾走感を味わえる楽曲からは彼らならではの信念、一曲一曲の楽曲に対する意識の高さを感じることができます。音像が大きく感じられるサウンドはBGMで聴くときも、ライブ同様に爆音で聴くことをおすすめします。きっとどんなときでも気分がハイになることでしょう。
代表曲とも言える「雨音」は力強いロックサウンドとともに、AメロからBメロに移った際の切なさが印象的な曲です。サビから一気にドライブされるメロディとサウンドは鳥肌ものです。エネルギッシュでワクワクする彼らならではのバンドサウンドをこれからも体験させてもらいたいものです。

最近では、FM802 RADIO CRAZYへのイベント出演や各種ラジオ出演を果たしており、プロモーションや制作活動を精力的に行なっています。関西に在住の方はもちろん、そうでない方も彼らの最新イベント情報に注目してみてはいかがでしょうか。

おすすめしたい曲は先述の通り「雨音」です。

最新アルバム「CINEMA [ ココロオークション ]」の収録曲や評価はこちら

まとめ

10組のアーティストを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
みなさんが知っているアーティストもいれば、そうでないアーティストもいたのではないかと思います。
今後も、おすすめのインディーズバンドについて発信していく予定なので、よろしければまたご覧ください。

今回紹介したバンド以外にももっと知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。

インディーズバンドランキング2017 今後の音楽シーンを索引する10組を紹介します

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