音楽視聴者のみなさんこんにちは。
今回は、今を活躍する10組のロックバンドを紹介します。ロックバンドと言えば他ジャンルに比べライブで大盛り上がり間違いなしのジャンルです。今では特に全国各地でフェスが開催されており、知っているアーティストの公演ではもちろん、それまで知らなかったアーティストの公演も見ることができ、その場で楽しめるようになってきました。
しかし!盛り上がるために、そのアーティストを知っておくに越したことはありません。今回は、2017年注目されているロックバンドのプロフィールや音楽性、おすすめの曲についてまとめました。この記事により、ライブやフェスがより楽しいものになれば幸いです。
目次
サイダーガール
[official siteより]
サイダーガールは、ベースのフジムラ、ボーカル・ギターのYurin、ギターの知で構成された3人組のロックバンドです。2014年5月に結成、その2ヶ月後初ライブを開催、チケットを即日完売させました。翌年の2015年、1st mini album「サイダーのしくみ」をリリースしました。2枚目のミニアルバムとなる「サイダーの街まで」がスマッシュヒットし、その勢いに乗ったまま行われた全国ツアーは大盛況の内に終了、成功を収め、2017年にも大型フェスやイベントへの出演がすでに決定しています。「サイダーガール」の名称にふさわしい「変幻自在の炭酸系サウンド」を目指し、都内を中心に活動中です。
彼らの楽曲の特徴としては、力強く正確なドラム、ドラムと共にゴリゴリと裏方を支えるベース、さわやかかつ伸びやかな聞き取りやすいボーカルが組み合わさり、誰しもが親しみやすいロックサウンドでありながら確かな技術を持っています。3ピースロックバンドでは、絶対的に音数が少ないため、1つ1つの楽器や声にパワフルさが求められることはもちろん、楽器同士が邪魔し合わないことが非常に重要です。シンプルなロックバンドながら、そのシンプルさを最大限活かした演奏をしているのがサイダーガールです。随所でのアレンジや緩急のある曲調やリズムに彼らの技術力が裏付けされています。そんな彼らのおすすめ曲は「オーバードライブ」です。サイダーガールのライブでは盛り上がること間違いなし、爽やかなかつポップな彼らのキラーチューンです。
おすすめしたいアルバムは「ジオラマアウトサイダー [ サイダーガール ]」
シャムキャッツ
[出典:SIAMESECATS official site]
シャムキャッツは、個人的には最近の東京インディーシーンで1番キテるロックバンドの4人組です。夏目知幸 (Vo.Gt.)、菅原慎一 (Gt.Vo.)、藤村頼正 (Dr.Cho.)、大塚智之 (Ba.Cho.)で2007年頃から活動しています。
シャムキャッツは、4人組のいわゆるロックバンドらしいロックバンド。シティポップ全盛の東京インディーシーンの中で、トップレベルの知名度を持ちながら、メンバーの変更が全くないのは珍しいかもしれません。1stの「はしけ」から現在まで、少しずつに音楽性を成長・拡大させてきたバンドでもあり、アルバムを発表するたびに新しい挑戦を提示してくれるバンドです。
ボーカルは、魅力的なキャラクターの夏目知幸で、カリスマ性と言っていいエネルギーを感じさせてくれます。より魅力を感じるために、歌詞を読んで楽曲を聴いてみることをおすすめします。
知的で刺激的なギターフレーズをかき鳴らす菅原慎一は、やさしい声でボーカルも取ります。夏目のカリスマ性とは違った顔があり、シャムキャッツの世界観を広げています。
ベースの大塚智之(愛称はバンビ)は、フュージョンなどにも造詣が深く、メンバー1の技術を持っています。シャムキャッツにおいては、屋台骨として、時としてはテクニカルなフレーズをアクセントに、なくてはならないグルーヴを担っています。
ドラムの藤村頼正はシャムキャッツのエンジン。彼のビートは、東京広し、といえど唯一無二です。スケールの大きなビート感で聴く人の心を鷲掴みにします。
シャムキャッツを見て何より感動するのは、「誰か一人かけたらシャムキャッツでない」と公言しているところ。本当にかけがえのないチームが生み出す音楽だから、これほど心を揺さぶられるのだと思います。
おすすめは、歌詞、歌、アレンジ、エネルギー、ロック!シャムキャッツの魅力がすべて詰め込まれている「マイガール(2016年/「マイガール」)」。もう一曲、骨太でありながら寂しさが同居するバンドアレンジにゲストフルートが映え、その中を夏目の歌がたゆたう「CHOKE(2016年/「TAKE CARE」)」。
おすすめしたいアルバムは「マイガール [ シャムキャッツ ]」
屋根の上のルーニー
[official siteより]
2011年に横浜で結成され、2014年7月、rockin’on主催の「RO69 JACK 2014」にて楽曲「サイオウガウマ」が入賞と、注目が集まり出した屋根の上のルーニー。数度のメンバーチェンジを経て、畠山卓大 (Vo.Gt.)、横山裕紀 (Gt.Cho. )、前田美保 (Dr .Cho.)、花村智志 (Ba.Cho.) のメンバー構成で現在に至ります。
彼らの特徴は、メロディアスな楽曲に透明感のあるギターサウンドや歌声の乗る、軽やかさのあるポップスロックです。
それはまるで、影響を受けたアーティストの1つであるBase Ball Bearのように、透明感と疾走感を持ちながら今この時の青春を鼓舞するような楽曲に感じられます。また彼らのモットーである「歌って踊れるロック、より沢山の人との音楽の共有を目指し活躍中」を裏付けするように、男性ボーカル女性ボーカルの混声が、歌を「みんなのもの」にする軽やかさを体現しているように感じます。
2016年4月から全国約130店舗のTSUTAYAにてレンタル開始の、レンタル専用コンピレーションアルバム「ココロオドロック」に、楽曲「Landscape」で参加中です。
また、彼らは横浜を中心に活動、かなりの人気を誇っていますが、近年では東京での音楽活動を活発に敢行しているようです。2月には四谷でのライブを控えているので、気になる方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
フィッシュライフ
[official youtubeより]
フィッシュライフはハヤシング (Vo.gt.)、ミヤチ (ba.)、テラオカ (ds.)で構成された3ピースロックバンドです。
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