Yogee New Wavesとは 現代版シティポップの最前線を突っ走る彼らの全貌を紹介します

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今回は2017年大注目のYogee New Wavesについてです!もはやインディーズとは呼べなくなってしまうほど人気な彼らですが、まだまだあまり有名になっていない情報も多いはず!

ということで、Yogeeについて基本的な情報からコアな情報までをまとめてみました。

 

プロフィール

読み方・由来

まず、誤解されがちな読み方について。

ヨギーニューウェイブス」と読みます。

愛称は「ヨギー」とよく呼ばれていますね。Tシャツなど彼らのグッズの多くには「YGNWVS」とよく書かれているのでこちらも愛称なのでしょうか…。ボーカルの角舘さんはファンや身内のようなヨギーに関わる人を総称して「Yogees」と呼んだりしています。

 

バンド名の由来としては、ヨガの達人のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーを挙げています。

超越瞑想をビートルズに教えたといわれている彼ですが、バンド名を決める際、ヨーギーが現世に存在していて、新しい波を動かすとしたらどうするんだろう、という話を新宿の花園神社でしていたそうです。そこからYogee New Wavesが生まれたそう(笑)。元々、自由や放浪という観点からヒッピー文化に興味があったようです。

毎日2回、マントラ(真言。静かに復唱する単語、音、または語句)を15~20分間心の中で唱えて、心を静め、徐々に神経活動を抑え、意識を深みに導くことで、開放された気づきの状態、最高の境地、純粋意識[6]に達することを目的とする

[参考:Wikipedia]

よくニューウェイブという音楽のジャンルが、バンド名の由来と誤解される方がいますが、角舘さん本人が否定をしています。

メンバー

  • 角舘健悟(Kakudate Kengo)…ボーカル&ギター(Vo.Gt.)
  • 矢澤直紀(Yazawa Naoki)…ベース&コーラス(Ba.Cho)
  • 粕谷哲司(Kasuya Tetsuji)…ドラムス(Dr.

以上3名による3ピース編成となっています。2015年5月までは、ギターの松田光弘さんを加えた4ピースバンドでしたが、大型フェスVIVA LA ROCKを最後に脱退、それからは正式メンバーは加入しておらず、3人での活動を続けています。ただ、現在ライブではサポートメンバーを1人加えた構成です。ここ最近では、吉田たくみさんがサポートとして加わっています。また、Sunset Townでも聞けるように、最近ではシンセを効果的に取り入れ始めていて、ライブや収録でのキーボディストはニカホホシオさんが担当しているようです。

[2017年1月18日追記]

2017年1月15日、東京キネマ倶楽部で開催されたDreamin’ Night TOUR 2017ツアーファイナルを最後に、ベースの矢澤直紀さんが脱退することとなりました。当公演では、結成時に影響を受けたアーティスト挙げているサニーデイサービスとの対バンを果たしており、MCにて矢澤さんは、

「憧れのバンドと知り合うことができ、こうして一緒にライブすることができてバンドのはじまりと終わりを実感出来た気がして、ほろりときちゃった。最後に原点を思い出させてくれたツアーだった。」

と語っていました。

そして、矢澤さんの後釜として、新たにベースの上野恒星とギターの竹村郁哉が加入しました。

 

上野さんは、6ピースバンドのJappersのベーシストとしても知られています。Jappersは、東京の高幡不動を拠点に現在も活動中です。ジャンルとしてはサイケデリック、ネオアコに分類されるのでしょうか、、。正統派ロックバンドのように楽器の音をリスナーにまっすぐに飛ばし迫力も楽しんでもらう、という音作りではなく、広い音場で和音をつくり空間全体に鳴り響いている音楽を楽しむ、ポストロックにも似た楽曲を得意としています。ブリティッシュフォークやトラッドミュージックに色濃く影響を受けているため、同じようなジャンルを好む方におすすめです。

竹村さんは、3ピースバンドのampelのギタリストとしても活躍しています。ampelは、3ピースのシンプルな構成ながら熟考された和音展開が特徴で、ヨギーのようなシティポップからの影響も感じることができますが、どちらかと言うとジャズやブラックミュージックからの影響を大きく感じます。ヨギーを好む方にはもちろん、ジャズなどのもう少し洒落た音楽が好きな方にはぜひ一聴して欲しいバンドです。

また、新体制ヨギーによる初めてのセッション映像もリリースされています。こちらを聴きながらさらなるヨギーの発展を願っておきましょう!

 

結成

結成は2013年6月です。まだ若いバンドといえます。初期メンバーは、フロントマンの角舘健悟さん、矢澤直紀さん、大学院(日大芸術学部)の根暗な後輩(角舘談)と結成されました。コンセプトとしては、サニーデイ・サービスのような緩い音楽をしたかったようです。その後の経歴については後述します。

活動拠点

「東京を中心に活動する音楽集団」を謳っているように東京です。LIVE等は渋谷が多い気がします。最近では、全国ツアーや各種フェスにも出演されています。

所属レーベル

所属レーベルは「Roman Label」。なんとこのレーベル、所属アーティストはD.A.N、never young beach、そしてYogee New Wavesの3組しかいません。まさにゴリゴリのインディーレーベルと言えます。自由に音楽ができそうですね。Roman Labelは、2013年に始動した「Bayon Label」のサイドレーベルとして、2014年からスタートしています。その皮切りとなったアーティストはなんとYogee New Waves!

音楽性

続いて、Yogeeの音楽性について紹介します。

ジャンル

まず、彼らの音楽のジャンルですが、シティポップ、ネオシティポップと呼ばれています。まずシティポップとは、

シティ・ポップとは、日本のポピュラー音楽のジャンルのひとつ。 主に1980年代に流行した、都会的なイメージを前面に出したポップスを指す。ムード歌謡をよりポップで現代的にしたものや、高年齢層へのアピールを強く意識したソフトなロックなどの総称である。「和製AOR」などとも呼ばれる。

[参考:Wikipediaより]

です。元々は、大滝詠一を擁する「はっぴいえんど」がシティポップ発祥と言われており、当時のシンガーソングライターの主流であったフォーク寄りの演奏ではなく、ポップ寄りの演奏をした人がこう呼ばれていました。代表としては、山下達郎や松任谷由美、大貫妙子が挙げられます。もちろん、Yogeeのメンバーも彼らのファンと言っています。1980年代後半を皮切りにシティポップは下火となりましたが、2000年代に入り、幼少期からシティポップを聴いて育った若者により再燃しました。キンモクセイやキリンジ等がシティポップグループを公言しています。

そして、ネオシティポップとは上記のシティポップをベースに新しく、洗練された音楽をつくろうぜ!っといったジャンルです。正直かなり曖昧です(笑)。2014~15年にかけてでしょうか。インディーシーンから徐々に流行はじめ、今では一ジャンルとして確立しています。共通点としては、「オシャレで都会的」であることで、こちらも非常に曖昧ですが、そのような音楽です。これから定義づけされていくでしょう。Yogeeの公式ホームページでは、「都会におけるPOPの進化をテーマに活動中」と掲げられています。ネオシティポップの代表アーティストとしては、ceroやSuchmos、never young beach、Lucky Tapes、Awesome City Clubが挙げられ、Yogee New Wavesもネオシティポップの第一線で活躍しています。

影響を受けたアーティスト

これまでにも挙げていますが、ボーカルの角舘さんは山下達郎や松任谷由美、はっぴいえんど、大貫妙子などのシティポップの先駆者をはじめ、サニーデイ・サービスやFishmans、松田聖子のファンと公言しています。後に紹介しますが、メタルやファンク、レゲエ等も聴いているところから、オールジャンル様々なアーティストから影響を受けていると言えます。

中でも、ヨギー結成当初ではサニーデイ・サービスのような音楽をしたいと述べており、多大な影響受けていると考えられます。

 

ライブの特徴

彼らのライブの特徴ですが、まずは圧倒的な熱量でしょう。ヨギーの音源では大サビにアレンジしたり、シャウトをしたりという表現はあまり見受けられませんが、ライブでは、叫びまくり、歌詞もメロディーもアレンジしまくりで、その場を最高に楽しんでいる姿を見ることができます。その熱量は観客にも届き、モッシュまで激しくはありませんが最前列近くのYogeesはかなり高まっています笑。終始ゆったりと聴きたい方は真ん中あたりのポジションを確保するとよいでしょう。

また、もう1つの特徴はMCです。彼らのMCですが、何かを喋りたいというよりは、チューニングのためのMCが多いような気がします。なので、何か宣伝をしたり、あらかじめ決めていた内容を話すというよりは、チューニングを直しながら適当に話す、というスタイルが多いです。なので、会場がライブハウスのように比較的小さい場所であれば、会話ができます笑。ほとんどのバンドでは、メンバーに声をかけても無視することが普通ですが、角舘さんは気になった声にはレスポンスしてくれることがあるので、そこからMCの話題が広がるときもあります。ぜひ、ライブに行ったら大声で声をかけてみることをおすすめします。

2017年現在、ライブのチケットは取りにくくはないという印象です。抽選でも何日か日程があれば1日は当たるのではないかと思います。チケットキャンプなどでも、そこまで高値では取引されていないので、今のうちにライブハウスでのヨギーを堪能しましょう。

 

経歴

フロントマンであり初期メンバーであり作詞・作曲を手掛ける角舘健悟さんに焦点を当てながらYogeeの歴史を振り返ってみましょう。

中学2年生の頃、音楽を聞き始める。ジャンルとしてはフォーク系、メロコア、ファンク、スカ、レゲエ、メタルを好む。Hi-STANDARDや銀杏BOYSをTWISTED SISTER等を嗜む。
高校時代、角舘さんと幼馴染の井上さんを中心にTHE ALIEN HIPSを結成、Hello Ethiopia・Earthを作曲、後のYogee New Wavesの先駆けとなる。この時、角舘さんはドラムだったそう。
早稲田大学に入学、アメリカ民謡研究会に所属し、6人編成のファンクバンドを結成。六大学フェスにて優勝、O-East等にも出演した後解散。

2013年6月、Yogee New Waves結成。初期メンバーは、角舘健悟(Vo.Gt)、矢澤直紀(Ba.)、Shinpe Ueda、Sohei Shinozaki。1stLiveで「でれんのサマソニ2013」最終選考に選出。
9月には前田(Dr)と、松田(Gt)が加入。現在の編成の基盤が出来上がる。
11月、1stEP「Climax Night」を発売、初回受注100枚をSOLD OUT。

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