オルタナティブロックの名盤10選 前衛的かつ聴衆を虜にする名作を紹介 

その音楽性はオルタナティブロック、プログレッシブロック、ハードロック、グラムロック、エスニック、ファンクなど多岐にわたり、華麗でドラマチックで「過剰の美学」と称されています。最近ではそのドラマチックな雰囲気が合うのか、フィギュアスケートでもよく楽曲が使われています。

その中でも今回おすすめしたいのは4作目のアルバム「Black Holes and Revelations」です。
この作品はミューズらしい轟音のギターと美しいピアノサウンドは踏襲しながら、前作の「Absolution」に比べプログレ色が弱まり、「Starlight」のようなストレートでロマンチックなラブソングなどもあり、非常にバランスの取れた聞きやすいアルバムに仕上がっています。

 

Pablo Honey – Radiohead

現時点で人気・実力・音楽性、全てにおいて世界最高のバンドであるレディオヘッドの、いわずとしれたデビューアルバム「Pablo Honey」。

レディオヘッドといえば3作目の「OK Computer」が世間的には有名で、超名盤である事には疑いの余地がありません。しかし、「Pablo Honey」をあらためて聞いてみると、デビューアルバムの時点でこれだけ完成度の高い作品を世に送り出していたのかと驚きを禁じえません。
とはいえ、全体的に歪んだ音作りが多くて、レディオヘッドといえども当時世界を席巻していたグランジムーブメントの影響を受けていたのかな、とも思います。

特に「Creep」はライブで演奏されるのかされないかという事がいつも話題になる初期の代表曲。中盤のギターの「ガガッ、ガガッ」という音を聞くといつも心が乱されます。個人的に好きな曲は「Stop Whispering」美しいメロディとトムの美声に心癒されます。

 

Californication – Red Hot Chili Peppers

オルタナティブロックといえば、まず浮かぶのがニルヴァーナ、次に浮かぶアーチストは…?と、人それぞれかもしれませんが、Red Hot Chili Peppersと思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。海外ではRHCP、日本ではレッチリという愛称で呼ばれています。

骨太アメリカンロックなヴォーカル、アンソニー・キーディスをはじめとする個性的なメンバーたち。中でも、ステージパフォーマンスがエグいことで有名なベース担当のマイケル・バルザリー(激しくジャンプするパフォーマンスからFlea(のみ)と呼ばれています。)は、映画「Back to the future」で、マイケル・J・フォックスにチキンレースをけしかけるクレイジーな輩の役で、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

そんなレッチリの、アメリカで500万枚以上売り上げたアルバム「Californication」(造語なので辞書には載ってません)。特徴としては、全体的に以前より激しさは抑えれクールな仕上がり、シングルヒットも多数あるアルバムです。

中でも、タイトル曲でもある「Californication」は哀愁を帯びたギターに比喩に富んだ歌詞、だんだん激しさを増していく曲調は、アメリカ人は大変好むらしくカラオケで熱唱して、その場が盛り上がるそうです。ユーモアに満ちた同曲のPVなども一緒に鑑賞すると、より楽しめると思います。

 

Where You Been – Dinosaur.jr

Dinosaur.jrのアルバムではマイベスト、「Where You Been」。Dinosaur.jrの特徴はノイジーなギターと泣きのメロディ、そしてヘタレボーカルと言われていますが、「Where you been」ではノイジーでエネルギー爆発なギターが全面に出ていて、ハードでエネルギッシュなDinosaur.jrを聴くことができます。前作の「Green MInd」と比較しても、かなり男臭い楽曲が並ぶアルバムです。

そんな「Where you been」の中でも特に気に入るであろう曲は4曲目の「On The Way」。この曲を一言で表現するならば、ダークでヘビーなエネルギー大爆発で疾走感抜群の曲と言えます。元気が無い時、落ち込んでいる時に聴くと、一発でテンションが上がる曲です。曲はノイジーでアグレッシブなのに、ボーカルの気の抜け方やヘロヘロな歌い方がなぜかマッチしていて、不思議なバランスに包まれた曲です。