フェンス・オブ・ディフェンスは1985年から活動している日本の邦ロックバンドです。
邦楽ロックのおすすめとして長年愛されているバンドといえばFENCE OF DEFENCE。現在でも解散はしておらず活動している邦バンドの筆頭として知られています。既にキャリア30年近い大御所バンドになりますが、それほどメジャーなバンドとはいえず、知る人ぞ知る男性3人組のロックバンド。個々のメンバーは作曲家、アレンジャー、音楽プロデューサー、スタジオミュージシャンや他ユニットへの参加など実力派メンバーの集まりです。
今回おすすめする楽曲はFENCE OF DEFENCEの中でも初期の作品になる”MIDNIGHT FLOWER”という曲。ズバリこの時代の邦楽ロックを表しているかのような楽曲で、ギター、ベース、ドラムの3人の演奏にシンセの打ち込みが絡みあう、デジタルロック。重厚でハードな楽曲に仕上がっています。
収録アルバムは「Digitagram 2:Ring World [ fence of defense ]」。30年近く愛されている楽曲をぜひ聴いてみてください。
目次
ミッドナイト・クラクション・ベイビー – THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ミッシェル・ガン・エレファントは1991年から2003年まで活動したパンクロック、ガレージロックバンド。
邦楽ロックを語るなら欠かせない、伝説のバンドではないでしょうか。チバユウスケのしゃがれた力強い歌声、アベフトシの鋭く攻撃的なギター、ウエノコウジの色気すら漂うベース、クハラカズユキの小さな体から繰り出される激しいドラミング、こんなに素晴らしいメンバーの揃うバンドはもう出てこないと思います。
では、再びミッシェルが演奏する姿を見たい、と望んだところで、ギターのアベは残念ながら既に亡くなってしまいました。元々あり得ない事であったのかもしれませんが、再結成も物理的に不可能になってしまいました。今となってはまさに伝説と呼ぶにふさわしいバンドです。
名曲だらけで全てがオススメと言いたいところですが、今回はテレビ出演で話題になったミッドナイト・クラクション・ベイビーをオススメします。
生放送の音楽番組、ミュージックステーションに出演した際、海外から呼んだアーティストが突然出演を辞退、急遽ミッシェルが代打でもう1曲演奏することになったのです。他にも出演者はいましたが、急に言われてもう1曲できるのが、生演奏をしていたミッシェルしかいなかったんだとか。突然頼まれたにも関わらず最高に熱いライブを披露していました。一瞬暗雲が立ち込めたスタジオも、ミッシェルの最高のパフォーマンスで大盛り上がり。ファンの間ではその放送は「伝説の夜」と呼ばれています。この映像はニコニコ動画にて投稿されています。
ミッドナイト・クラクション・ベイビーを歌う際、チバはタンバリンを使用します。クールでロックなメロディに乗せたかっこいいパフォーマンス、音楽に乗るのも忘れてただただ見惚れてしまいそうになります。
ミッシェルはチバの書く意味深な歌詞も魅力で、このナンバーも例に漏れず常識に当てはめて理解しようとするのは不可能だと思います。というより、チバの歌詞は常識に当てはめなくてもよくわからないことが多いです。が、感じることはできます。自分なりの受け取り方で好きに楽しめるのも良いところだと思います。
収録アルバムは「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/SABRINA NO HEAVEN(CD)」。ジャパニーズロックを聴くなら知らなければならない名曲です
ぜひ一度、伝説の夜の動画から見て頂いて、曲もじっくり聴いてみていただきたいです。
KISS ME – 氷室京介
氷室京介はBOOWY解散後、1988年よりソロ活動を開始したボーカリスト。
男性ソロボーカリストのカリスマ、氷室京介。彼の音楽はヒムロックとも呼ばれ、オリジナリティあふれるサウンドです。ボーカルの艶めかしい色気のある声が少し激しいロックサウンドにはぴったりです。
1980年代、日本のロックシーンに残る「BOOWY」のボーカリストとしてキャリアをスタートさせた氷室京介。BOOWY解散後はソロアーティストとして活動を開始。多くの氷室信者を生み出しています。
数々のヒット曲の中で最もおすすめな楽曲はシングル曲としてリリースされた”KISS ME”。氷室本人による楽曲ですが、ロックの疾走感の中に覚えやすいキャッチーなメロディーが特徴の楽曲となっています。サビのフレーズはついつい口ずさんでしまい、ライブでは定番となっている曲です。
収録アルバムは「Memories Of Blue」。社会現象とまで言われてヒムロックを体感してみてください。
世界を止めて – THE COLLECTORS
ザ・コレクターズは1986年から活動している日本の邦ロックバンド。