2017年でデビュー30周年という記念すべきアニバーサリーを迎えたTHE COLLECTORS。ブリティッシュロックに多大な影響を受けた彼らの音楽はその長いキャリアを経てもブレる事はなく、むしろ日に日に進化を続けているといっても過言ではありません。彼らもまた、その歴史の中で数多くの名曲を生み出しリスナーに影響を与えてきました。
おすすめしたい楽曲は1993年に発表された”世界を止めて”というミディアムナンバー。「神様時間止めて このままキスさせて」というフレーズから始まるこの曲は、誰かを好きになった事があったり、恋愛経験がある人なら思わず頷いてしまうような、愛する相手に対する愛しさの表現がこれでもかという程に詰まっている楽曲です。
収録されているアルバムは「UFO CLUV」。このまま時間が止まればいいのに・・という、幸せでありながらもほんの少し切ない。そんな「世界を止めて」をぜひ聴いてみてください。
目次
LIKE HELL – LOUDNESS
ラウドネスは1981年に結成されたヘヴィメタルバンド。メンバーチェンジが激しく、その音楽性も少しずつ変容しています。日本人として初めてマディソン・スクエア・ガーデンのステージに立ったことからも、世界でも通用しているヘヴィメタルバンドとして知られています。
日本のヘヴィメタル史上最高のメタルバンド、LOUDNESS。コンサートではレコードと変わらないか、それ以上のパフォーマンスを見せて聴かせてくれる実力派バンドとして知られています。二井原実のボーカルも魅力ですが、なんと言っても高崎晃のギター。その実力はアルバムからも容易に分かるのですが、コンサートでの完璧なパフォーマンスには驚かされます。インターネットが流行っていない当時でも、世界的なヘヴィメタルギタリストとして名を馳せていました。
今回紹介するこの”LIKE HELL”という楽曲はその高崎晃がライトハンズ奏法などを駆使して出来上がった素晴らしいギターソロが盛り込まれているのでおすすめ曲としました。現在も幾多の日本のヘヴィメタルバンドは存在すると思いますが、ラウドネスに影響を受けたバントは数多いでしょう。
収録されているアルバムは「THUNDER IN THE EAST [ LOUDNESS ]」。
Self Control – TM NETWORK
TM NETWORKは1983年から活動している音楽ユニット。本来はロックには括られませんが、ハードロックやプログレッシブロックの楽曲を作成しており、ロック界、特にシンセ面の影響は非常に色が濃いです。
次におすすめする邦楽アーティストは小室哲哉率いるTM NETWORK。1990年代ミリオンヒットを連発させ、社会現象となった音楽プロデューサー小室哲哉をリーダーとするユニットです。小室哲哉のほか、ボーカル宇都宮隆、ギターの木根尚登の3人組です。シンセサイザーの打ち込み音を特徴したバンドですが、サポートメンバーにはB’zの松本隆浩やaccessの浅倉大介なども参加していたこともあります。
おすすめする楽曲ですが、数ある名曲の中でも”self control”。サビのself controlという歌詞が印象的なフレーズが頭の中でリフレインします。TMの中でも、ポップでキャッチーな楽曲になります。四つ打ちのリズムとシンセの音が非常に心地よいです。
収録アルバムは曲名と同じく「Self Control [ TM NETWORK ]」。この時代の頂点に君臨した音楽をぜひ聴いてみてください。
バンビーナ – 布袋寅泰
布袋寅泰はBOOWY解散後、1990年頃からその活動を開始させたギタリスト、ミュージシャンです。
言わずと知れたロックアーティストであり、世界的なギタリストである布袋寅泰。1980年代に活躍したバンド「BOOWY」のメンバー、ギター担当であり、多くの楽曲が彼の作曲であり、BOOWYの楽曲制作を担う屋台骨でありました。BOOWY解散後、ソロアーティストとなった布袋は歌うギタリストとして、その後多くのヒット曲を世に送り出しました。また、彼は自分のアーティスト活動にとどまらず、音楽プロデューサーとして活動も目覚ましいものがありました。
そんな布袋の中でおすすめしたい楽曲は”バンビーナ”です。まさにこれぞロックンロールの楽曲、布袋のソロ活動の中では恐らく最も有名な楽曲でしょう。ロックンロールでありながら、どこか懐かしさも感じるこの曲。現代のロックには感じられない魅力を持っています。
収録アルバムは「GREATEST HITS 1990-1999 [ 布袋寅泰 ]」。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
邦ロック黎明期、特に流行った楽曲ばかりではなかったかと思います。
この年代の楽曲は本当に良い楽曲ばかりで、紹介したい曲ばかりでした。全て紹介しようと思ったらキリがなく、今回はあえて少なめに、ランキング等の形式も取らず紹介させていただきました。今後どんどん追記していきたいと思っています。
もちろんこの年代の音楽が好きな方は、「この曲が入っていない!」と思われる方もいるかと考えています。このアーティストのこの楽曲を聴いてほしい!と考えている方がいましたら、ぜひ右記メールアドレスまでご連絡ください。