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Julia Michaels
ジュリア・マイケルズは1993年アメリカ・カルフォルニア洲生まれ、2010年から活動を開始したシンガーソングライター。
2017年”Issues”という曲がヒットし、今一番勢いのあるアーティストがJulia Michaels。
実は彼女は裏方としては超有名で、超大物アーティストに楽曲提供した曲がヒットをバンバン飛ばしていて裏方としてはすでに売れっ子として知られています。
ジュリアがソングライティングに目覚めたのは幼少期の頃からで、その後は学校にも行かず全ての時間を楽曲製作に費やしてきたというぐらいストイックなアーティストです。ジュリアの過去の歩みを知れば、彼女が裏方として才能を発揮できたのも頷けるかと思います。
しかし、ジュリアは楽曲を提供し評価されるようになると、さらに自分でも歌って表現したいという気持ちがどんどん溢れだしていったそう。なぜ、始めからそうしなかったのだろうという疑問もありますが、彼女の歌い方を聴いてると歌に関しては大好きだけど、自信が持てなかったのかなという気がします。
ですが、”Issues”を聴いてると彼女の語りかけるような歌い方が非常に耳に残って癒されます。
現在トップシンガーとして有名なアーティストのような、誰もが認めるような歌唱力は持っていないかもしれませんが、そこはジュリアが裏方で培った抜群のセンスで、彼女の持ち味が生かされた楽曲に仕上がっています。
ジュリアはまだミニアルバム一枚しかリリースしておらず、「Nervous System」には先程紹介した”Issues”やセカンドシングル曲である”UhHuh”も収録されているので、是非聴いていただきたい内容です。
今の勢いから考えると、彼女はこれからも必ずヒットを飛ばすアーティストになると思うので、オススメです。
Skylar Grey
2004年活動開始、ウィスコンシン州出身のシンガーソングライター、スカイラー・グレイ。
エミネムをエグゼクティヴプロデューサーに迎えてリリースされたデビューアルバム「【輸入盤】Don’t Look Down [ Skylar Grey ]」は、表情をペルソナで豊かに表現したヴォーカルスタイル、独特のメランコリックで切ないメロディーラインと悲しみや怒りを押し殺したかのようなニヒルな歌声に独自の音楽性と世界観を感じます。
3曲目”Wear Me Out”は、ピアノを基調としたマイナー調のブルース的なノリのあるナンバーに仕上げた音楽的センスの良い作品で非常におすすめ。
楽曲のイメージを辿るとジョニ・ミッチェル(「Blue(1971)」)独特なヴォーカル表現と孤独感をギターで奏でたフォーク、フォークロックなサウンド、ガービッジ(「The World Is Not Enough(1999)」)のポップやロックをクロスオーバーさせた壮大なメロディアスなサウンドだと思います。
彼女の繊細さや感性がヒップホップと化学反応を起こして、エッジの効いたオルタナティ ブポップなサウンドはジャンルを超えてリスナーに受け入れられています。
まとめ
いかがだったでしょうか?