今回はカラオケで歌いやすい邦ロックアーティストを紹介していきます。
普通にカラオケに行くはもちろん、フェスやライブに行く前にカラオケでアゲておきたい。今度カラオケに行くことになってしまったけどどうしよう、、、など、様々な人の参考になれば幸いです!
目次
RADWIMPS
ラッドウィンプスは2001年横浜にて活動を開始した4ピース邦ロックバンド。10代後半から20代に絶大な人気を誇ります。ボーカル・野田洋次郎の声は高めなので、男性女性問わず歌いやすい音域でしょう。
ロック調の曲からラブソングまで幅広い曲調を楽しめるRADWIMPS。活動期間も10年以上であり、多くの人が知っているので友人とのカラオケだけでなく、会社の方と一緒に行った際でも歌いやすいです。英詞の曲もありますが、難しい英語ではないので少々練習すれば難なく歌えるかと思います。ラブソング系は歌詞が1人の女性に向けて歌ったものが多いので、合コンではモテ曲としても使えます。
サビは特にキャッチーなので音程的にも比較的歌いやすい部類に入るでしょう。あまり歌に自信がない方でも上手に聞こえやすいです。今から練習するのであれば「RADWIMPS 2〜発展途上〜 [ RADWIMPS ]」のアルバムをおすすめします。こちらはアルバム通してRADWIMPSらしさが強く出ているアルバムに仕上がっています。
最近人気が出ている米津玄師とどことなく似ているので、米津玄師が好きな方も是非RADWIMPSを知っていただきたいです。
エレファントカシマシ
エレファントカシマシは1981年東京都にて活動を開始した4ピース邦ロックバンド。
去年メジャーデビュー30周年を迎え、紅白初出場も果たし絶好調のエレファントカシマシ。邦楽ロックで長い間存在感を放ち続けている4人組バンドです。雰囲気はASIAN KANG-FU GANERATIONやTHE YELLOW MONKEYのような王道邦ロック。
ボーカルの宮本浩次の個性的で愛らしいキャラクターが受け、近年は女性人気も高まっています。デビュー当時はパンクロックが主体でしたが、30代40代を迎えるとともにバラードやポップス調の楽曲も増え、シングル「風と共に」がNHKみんなのうたにも採用されました。
おすすめしたいアルバムは最大のヒット曲”今宵の月のように”が収録された「明日に向かって走れー月夜の歌ー [ エレファントカシマシ ]」。成熟した大人の男の落ち着きを見せながら、でも情熱や戸惑いを失わない「男が惚れる」楽曲が並んでいます。
年代を問わず知られているエレファントカシマシ。カラオケで歌えば「通だな」と思われること間違いなしでしょう。
WANIMA
ワニマは2010年熊本県にて活動を開始した3ピースパンクロックバンド。
派手な見た目通りアップテンポの曲から容姿からは想像できないスローペースの曲を歌い、聞く人を魅了しているバンドです。全ての曲に落ち込んでいる人を元気にさせるメッセージ性が込められており、聞くたびに前を向いて頑張ろうと感じる曲を多くリリースしています。また、いま元気であってもアップテンポの曲でその調子でどんどん進んでいけと背中を押されているような感覚になります。
似ている邦ロックバンドとしては「10-FEET」が挙げられるでしょう。特に癖のある音楽ということはなく、1990年代から続くパンクロックの現代版と行ったイメージです。ライブやフェスにも積極的に参加していますし、ファン層も10代の若者から40代のサラリーマン世代まで幅広いのも特徴です。
THE BLUE HEARTSやHi-STANDARDを歌うおじさまがいたらWANIMAを歌い紹介してみましょう。オススメするアルバムは「Everybody!! [ WANIMA ]」という最新のアルバムです。
甲斐バンド
カイバンドは1974年に甲斐よしひろを中心に結成した邦ロックバンド。
甲斐バンド、デビューは40年ほど前のバンドですが、そのメロディーは今聴いても新しく、カラオケでは盛り上がるというよりは「聴かせる」曲が多いです。
楽曲の特徴は、骨のある「博多ロック」であるということ、メロディアスであるということです。非常に印象的なメロディーなので、歌っていても楽しく、聴いていても飽きずに心に残ります。
そして、ボーカル・甲斐よしひろの歌い方は現代的に言えば非常にエモいです。カラオケで歌う時も感情移入して唄えば唄うほど、盛り上がります。
おすすめしたいアルバムはとしては1979年リリースの「マイ・ジェネレーション」。人気のテレビ番組「ザ・ベストテン」でランキングされながら、「テレビには出ない」と出演を拒否し続ける一方で、ライブをこなしていた、最もバンドが脂がのっていたときの音で迫力があります。2007年のリマスター版には人気曲”安奈”も収録、ぜひ聴いてみてください。
BUMP OF CHICKEN
バンプ・オブ・チキンは1996年に結成された4ピースロックバンド
BUMP OF CHICKEN、通称バンプは近年アニメ主題歌や映画主題歌を担当する人気バンドであり、キャッチーなメロディーと芸術的な歌詞が特徴です。特にメロディーは非常に心地よく耳にすっと入り、歌詞は前向き。ボーカル藤原の声も歌詞にぴったりで透き通るように美しい。たとえ心が沈んでいたとしても、バンプを聞けば立ち直れるといっても過言ではありません。ライブでは女性ファンが涙を流してしまう姿も。そのくらいバンプはファンの心の拠りどころとなっています。
私が特にお気に入りな歌詞はギルドという曲のこの一節。「人間という仕事を与えられてどれくらいだ?ふさわしいだけの給料もらった気は少しもしない」という歌詞です。どうでしょうか?こんな歌詞、なかなか書けるものじゃないと思うのは私だけでしょうか。歌詞に焦点を当ててしまいましたが、キャッチーなメロディーが多いので、カラオケでも歌いやすいです。
そんなバンプのおすすめアルバムは「ユグドラシル [ BUMP OF CHICKEN ]」というアルバム。デビューから曲を書き続けているバンプですが、このアルバムは非常に良曲が多い。さきほど紹介したギルドをはじめ、オンリーロンリーグローリー、ロストマン、ワンピース映画主題歌にもなったsailing dayなどおすすめできる曲が多数収録されてており、カラオケにもオススメです。
このアルバムを聞けばバンプファンになること間違いなしです。
SPYAIR
スパイエアーは2005年に結成した4ピースラウドロックバンド。
SPYAIRはボーカルの声が伸びやかで楽曲もカッコいい、熱い、ロックバンドです。元気で爽やかな男っぽさを前面に出したロックなので、ハード過ぎずにカッコいい所がカラオケ向きです。素直なメロディーと歌詞なので歌いやすい曲が多く、思いっきり歌うととても気持ちが良いでしょう。
アルバム「BEST [ SPYAIR ]」はまさにSPYAIRのベスト曲を収録しているアルバムで、ドラマやアニメ主題歌などのヒット曲がたくさん収録されています。
ひとりカラオケで歌いまくるも良し、大勢で盛り上がるも良しな楽曲がたくさんありますので是非覚えてみてください!
SPYAIRはビジュアルもカッコいいので、女性にもおススメです。そんなに低いキーではないので女性でも無理せず歌えると思います。
THE BACK HORN
ザ・バックホーンは1998年に結成された4ピースオルタナティブロックバンド。
バックホーンの曲は「日常の鬱憤や今抱えてる悩みに意味なんてないよ」というような歌詞が多く、悩んでる時に大声で歌うととてもスッキリできます。バックホーン自体、ライブを見ていてもかっこよくスッキリした気持ちになれるので、これをきっかけにバックホーンにハマったのならば、ライブに行ってみることをオススメしたいです。カラオケではボーカルの山田将司ばりに歌うと最高に気持ちいいです。
オススメのアルバムは「THE BACK HORN/太陽の中の生活 【CD】」。オススメが多く、一枚には選べないのですが強いて言うならこのアルバムを選びたいです。一曲目のカオスダイバーはアップテンポでバックホーンにしてはポップな曲。ホワイトノイズのようなミドルテンポのしっとり歌う曲もあれば、天気予報のような民族音楽っぽい曲もあります。ブラックホールバースデイ、浮世の波、ゆりかご、初めての呼吸での流れは最高です。ゆりかごは三拍子で夜がよく似合う曲で、初めての呼吸では歌うと、とにかく気持ちいいです。死んでやると飯を炊きながら日々を越えるっていう歌詞が、悩んでる時にはとても自分の中に入ってきます。サビも叫びながら歌うと、本当にスカッとします。
MONGOL800
モンゴル800は1998年に結成されたパンクロックバンド。通称モンパチ。
モンパチは2001年ほどから人気を博してきており、今では若い人から年配の人まで、一度は聞いた事がある曲を作っています。まだモンパチを歌ったことがない方も他の人が歌っているところを聞いたことが1度でもあるのではないでしょうか?カラオケで歌っても盛り上がることはみなさん経験済みだと思います。
例えば代表曲「小さな恋の歌」。この歌は、日本人のほとんどが口ずさんだことがあるのではないでしょうか。一人で歌ってもよしみんなで歌ってもよし、そんな曲をたくさん世に出しているバンドです。
アルバムでは「Message [ MONGOL800 ]」がおすすめ。モンパチの得意なロックな曲はもちろん、メロウな曲も収録された彼らの最高傑作だと思います。このアルバムに収録されている曲は特に大衆に知られている曲が多いです。知らない人はいないとは思いますが「THE BLUE HEARTS」などが好きな人はモンパチも歌って見てください。
Suchmos
サチモス2013年に結成された6人組バンド。ロック・ジャズ・ソウル・ヒップホップを基調にした音楽を作っています。
今や人気バンドの仲間入りを果たしたSuchmos、カラオケで歌えば盛り上がること間違いなしです。カラオケにて、ロックを歌いたいけど浮いてしまったらどうしようと感じることはあるのではないでしょうか。周りが知ってる曲を自分はあまり知らないといった方や、ロック以外にレパートリーを増やしたい方にもおすすめです。
アルバムとしておすすめしたいのは「THE KIDS [ Suchmos ]」。特に車のCMで使用されて有名になった「STAY TUNE」はキャッチーで歌いやすく、歌に自信のない人にもおすすめの一曲になっています。もっとロックな曲が良いということであれば「DUMBO」、カサビアンやニルヴァーナ直系のサウンドを放つ「SNOOZE」などを練習してみてはいかがでしょうか。
浜崎あゆみ
浜崎あゆみは1998年から活動している女性シンガーソングライター。通称あゆ。
あゆの曲に興味がある人におすすめなアルバムは、2013年に発売されたアルバム「ayumi hamasaki 15th Anniversary TOUR 〜A BEST LIVE〜 [ ayumi hamasaki ]」です。カラオケで歌いたい人にとっても、このアルバムを聞けば間違いないでしょう。このアルバムはあゆのデビュー15周年を記念して開催されたライブを収録したもので、大迫力のライブの様子を感じながら聴くことができます。あゆのファンたちが選んだ人気のある曲がセレクトされているので、あゆ好きな人なら絶対聞いている曲が収録されているアルバムであり、まさに名曲揃いです。アップテンポなものからしっとりバラード系まで、このアルバムだけをカラオケで歌っても満足出来ますし、時間があっという間に過ぎてしまいそうな内容になっています。
ライブの迫力ある演奏や感動しているあゆの歌声、会場の人々の声など、カラオケで歌いたくなるような高揚感を味わえる作品です。