odolとは 新世代ポップミュージックの体現者である彼らのルーツを紹介します

不要な楽器や機材、売ってみませんか?

 楽器買取なら【タカミツ楽器】へ!

タカミツ楽器なら全国どこでも出張買取•宅配買取が可能です。手数料•出張査定料も一切かかりません!

自宅に眠ってる楽器や機材を1度査定に出してはいかがでしょうか?

それぞれのメンバーが高い演奏技術と作曲能力を持ち、多くのジャンルを柔軟に取り込む事ができたことがその躍進のバックボーンと言えるでしょう。解散後もメンバーの活動は一時的なムーヴメントでは終わらず、それぞれが日本音楽業界に貢献し、影響を与え続けています。

 

細野晴臣

YMO解散後「Non Standard」「Monad」の二つのレーベルを立ち上げ、有望なアーティストの活動をプロデュースするかたわら、作曲も精力的に行い、和田アキ子、イモ欽トリオ、山下久美子、松田聖子、研ナオコなど多岐にわたって楽曲提供を行っています。もちろんプレイヤーとしても健在で、元メンバーの坂本龍一は元より、忌野清志郎、くるり、シーナ&ロケッツ、UAなどの有名アーティストと共演し、数々の名演を生み出しています。

 

高橋幸宏
解散後はソロプロジェクトを活発化させ全国でツアー活動を行い、さらに「ビ―トニクス」や「サディスティック・ミカバンド」のバンドメンバーとしてマイペースに活動を続け、名プレイヤーとして数々のライブに出演しています。それだけでなく、自身が立ち上げたファッションブランドのデザイナーを務めるなど、音楽だけに留まらない幅広い活動をしています。

 

坂本龍一

三人の中では最も知名度の高いメンバーではないでしょうか。YMO活動中も、アレンジを手掛けた「アメリカンフィーリング」での日本レコード大賞編曲賞を受賞し、忌野清志郎との共作シングル「い・け・な・いルージュマジック」で40万枚の売り上げを記録、映画「戦場のメリークリスマス」では音楽を担当し、英国アカデミー賞の作曲賞を受賞するなど、数々のプロジェクトで成功を収めています。

最近では中咽頭癌であることを公表し、コンサート活動を休止するなど、健康状態が心配されましたが、山田洋次監督の映画「母と暮らせば」の音楽担当で復帰すると、それが毎日映画コンクールの音楽賞を受賞し、まだまだ健在ぶりを示しています。そのストイックな音楽活動とは裏腹に性格はユーモアに溢れ、他の二人に比べてバラエティでのメディア露出も多いです。お笑いコンビ「ダウンタウン」との共演は特に有名ですね。

おすすめ曲「Technopolis」

 

odol好きにおすすめのアーティスト

Radiohead

メンバー
トム・ヨーク
ボーカル / ギター / ベース / ピアノ / シンセサイザー / タンバリン / ドラム

ジョニー・グリーンウッド
ギター / ピアノ / シンセサイザー / オンド・マルトノ / ストリングス / グロッケンシュピール・シロフォン / ラップトップコンピューター / トランジスタラジオ / カオスパッド

エド・オブライエン
ギター / バックボーカル・コーラス / ギターエフェクト・サンプリング/ ドラム/ カバサ / パーカッション

コリン・グリーンウッド
エレクトリックベース / ウッドベース / シンセサイザー /キーボード /サンプリング/ パーカッション

フィル・セルウェイ
ドラム / バックボーカル/ パーカッション / リズムマシーン

本人たちは影響をまったく受けていないと語っていますが、エフェクトの効いたギターにきれいなピアノが幻想的に絡んでくる音作りや、包容力のあるボーカルなど類似点は多く、odolを気に入るならば、Radioheadも是非聞いてみられる事をおすすめします。

Radioheadは、イギリスのロックバンドです。現代のオルタナティブロックの歴史を語る上で外すことのできないバンドであり、従来の音楽を作り変えて新しいジャンルを作っていくオルタナティブロックをそのまま体現するバンドです。活動初期は大ヒット曲「Creep」に代表されるようなシンプルでポップなギターロックを得意としていましたが、アルバムを重ねる毎にそのアレンジは実験性に富んだ革新的なサウンドに変わっていきます。約1年間の制作期間をとって練りこまれた3rdアルバム「OK Computer」は、エレクトロサウンドとギターロックがポップに融合した名盤として、世界中から評価され800万枚のセールスを記録しています。

ここまででも十分な偉業ですが、Radioheadはここに安住する事は無くOK computerで作り上げたサウンドを捨て去り、さらに大胆なエレクトロニカサウンドを導入した「kid A」を発売。商業的自殺とまで言われた音楽的変遷でしたが、メディアの冷えた評価に反して世間では大いに受け入れられ、400万枚の大ヒットを飛ばしています。

先進的なサウンドというものは、とかく難解で一般受けしにくいものになりがちですが、Radioheadの秀逸な点は新たなジャンルに手をつけてもポップさを失わない点です。そこが最もodolと共通している所と言えますね。

おすすめしたい曲は「airbag」「creep」

 

まとめ

「誰にも似ていないサウンドで、誰でも聞きたくなるような音楽を表現する」

非常に難しい事ですが、音楽としては理想系とも言えます。そこに向かう事をいささかもためらわず、まっすぐストイックに自分たちの音楽を作り上げていくodolにこれからのジャパニーズミュージックの未来を見るような気がします。

音楽の表現方法は時代によって大きく変わっていきますが、良い音楽を作り出そうとする情熱は今も昔も冷める事がありません。PVやライブ配信など音楽を「観る」機会が多くなった現代だからこそ、音のみに徹底的にこだわったodolの音楽を「聴く」事で新たな音楽の楽しみ方を模索してみてはいかがでしょうか?

IndiesMateでは、好きなバンドを応援したい方、自分のバンドをPRしたい方を募集しています。今回の記事と同じような紹介文を無料で掲載することができますので、気になる方はぜひこちらのページをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です