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なんと1971年のロンドン第1号店から!コレクターまで出現したロックショップ!
店舗には必ずロックショップと呼ばれるオリジナルグッズの販売所が併設されており、ハードロックカフェのロゴマークに各店舗の都市名を記したTシャツやピン、アーティストとコラボしたグッズなどが販売されています。
なんと誕生は1971年、ロンドン1号店を出店した当時から。カフェと併設したグッズ販売ショップが珍しかった当時から現在まで、変わらず受け継がれています。
そのラインナップは定番のハードロックカフェのロゴを用いたTシャツやパーカーなど、アメリカンカジュアルからロックな装いまで、さまざまなジャンルに対応してくれる優れものです。
価格も3,500円~5,000円前後と、お手軽な値段で購入できます。
Tシャツのアレンジをする人も多く、裾部分を細長く切ってフリンジ風に、袖部分を切ってタンクトップにする人も多いようです。
SNSに投稿すると、ハードロックカフェの公式インスタグラムに載る可能性も。
そしてアパレルと同じく有名なのが「ピン」。各都市限定のものも多く、発売期間、発売個数が限られているものもある為、コレクターも多く存在します。
ギターピン、アニバーサリーピン、キャラクターピン、ご当地ピン、ガールズピン、コラボレーションピンなど、コレクターをも唸らせるピンを今なお発売し続けるハードロックカフェ。歴史も古い為、膨大な数のピンズコレクションをリリースしており、ピンコレクターズパーティも各地のハードロックカフェで開催されているそう。このパーティでしかもらえないピンも存在するため、コレクターには嬉しい特典もたくさん。自分なりにテーマを決めてコレクションするのも良いですね。
他にもステーショナリーやグラスウェアも取り扱っています。
クールなロックのテイストを落とし込んだ様々なアイテムが勢ぞろい。
ロックショップのみの利用も可能ですので、お土産やプレゼントなどにも丁度良い商品が置かれています。
チャリティ
2016年6月、世界75ヶ国にあるハードロックブランドのカフェやホテル、カジノの慈善活動を結ぶチャリティ基金「ハードロック ヒールズ 財団」が設立されました。
Love.Amplified(世界中のすべての人に力を与え、音楽の力で世界をより良いものにする)をモットーに、癌や難病の子どもたちに音楽によるチャリティ支援を行っています。
チャリティグッズの売上の内、15%をチャリティ支援にあてているため、ハードロックカフェのクールでレアなアイテムをゲットするという簡単なことでチャリティ支援に役立てることも可能です。
ハードロックカフェを語るには外せない、メモラビアとは?
有名なポップアーティストであるアンディ・ウォーホルは、ハードロックカフェについてこう評しています。
「ハードロックカフェはまるでロックのスミソニアン博物館だ!」
そして、その所以となったのが、メモラビアの展示でした。
ハードロックカフェに入るや否や目に入ってくるのは有名アーティストの衣装やゴールドレコード、サイン入りポスターの数々。
このような展示品は「メモラビア」と呼ばれ、現在、約77,000点ものメモラビアをハードロックカフェが所有しています。
メモラビアのはじまり
メモラビア第1弾はなんとハードロックカフェの常連であり、ギターの名手として知られるエリック・クリプトンのギターでした。
ある日エリックは自分専用の席が欲しいと、ハードロックカフェの創設者、アイザックとピーターに相談。
「君のギターを飾ったらどう?」と冗談交じりに提案した2人でしたが、エリックは自分の持っていたフェンダー・リードⅡを本当にプレゼント。
飾られたエリックのギターを見たザ・フーのピート・ダウンゼントが「俺の方が凄いんだぜ」というメッセージと共にギブソン・レスポールを2人に送ります。
これを機に有名ミュージシャンから楽器や衣装が送られてくるようになったのですが、それだけでなく2人はオークションなどでも買取るようになり、メモラビアの歴史がスタートしました。
どんなメモラビアが存在するの?
二ルヴァーナの直筆サイン入りレコード、B’zの松本 孝弘、ボン・ジョビが寄贈したサイン入りギター、ジミ・ヘンドリックスのマオカラージャケット、ケイティ・ペリーやレディ・ガガ、マイリー・サイラス、テイラー・スウィフトなど、ハードロックカフェには大物アーティストが実際に使用した衣装が飾られています。
店舗によって飾られているメモラビアは違いますので、以下の店舗紹介で記載しております。そちらをご確認ください。
ハードロックカフェの店舗紹介
次に実際のハードロックカフェの店舗紹介です。ハードロックカフェの特徴として、各店舗ごとに全く違った雰囲気を楽しめるという点があります。
置いているメモラビアや内装、限定グッズまで、ほんの一部ですがさまざまな視点からご紹介させていただきます。
東京店 超有名アーティストのシークレットライブやパーティなど、伝説盛りだくさん
1983年にアジア初のハードロックカフェ、ハードロックカフェ六本木店が誕生。
夜になるとネオンに光るハードロックカフェのギターが特徴的。日本初のプロジェクションマッピングを壁に映し出しており、まるで別世界にいるような感覚に襲われます。
様々なアーティストの目撃情報がありますが、特に伝説として語られているのがボン・ジョヴィのシークレットライブとローリングストーンズの深夜プライベートパーティです。他にもB’zのサポートメンバーのシェーンの来店や、KISSとの限定コラボアイテムが発売されたこともあり、この2つのバンドのライブ後は店内に入れないこともあったそう。
飾られたメモラビアの中には伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの刺繡入りマオカラージャケット、マイケル・ジャクソンのカスタムステージシャツ、グリーンデイのメンバーサイン入りフェンダー・ギターがあります。
中でも見ておきたいのがボン・ジョヴィのフェンダー・リッチー・サンボラカスタムモデルのサイン入りギター。1995年、東京店12周年の際にボン・ジョヴィより寄贈され、今なお人気のメモラビアです。