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湯木慧とは 音楽だけに留まらない彼女のアーティスト活動の原点に迫る

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純粋で繊細な楽曲をクリアな歌声で歌い上げる、若干18歳の女子高生シンガーソングライター、湯木慧を紹介します。

 

プロフィール

湯木慧(Gt/Vo)

読み方は、ゆきあきら。東京を拠点に活動、16歳から本格的な音楽活動をはじめ、その後はコンスタントにライブ活動を続けています。ワンマンライブではバンド形式でのライブもありますが、基本はアコースティックギター一本で弾き語りをする事が多いです。楽曲もそこまで難しいものではなく、最近ではコード譜がネット上にも掲載されているためカヴァーしてみてはいかがでしょうか。

歌では圧倒的な存在感を示す彼女ですが、ステージでの振る舞いは優しく穏やかで、少し天然の入ったMCはとても可愛らしく初々しさがあります。彼女の活動として特筆すべきことはステージでのライブだけでなく、ツイキャスと呼ばれるリアルタイムコミュニケーションツールを用いて生放送のライブを行っている事でしょう。こちらでも250以上のライブ配信をこなしており、15000人近くのサポーターを獲得しています。まさに現代版の誰でも手軽に参加することができるライブ活動と言えますね。

2017年よりLD&Kというレーベルに移籍しており、これからの活動にさらに期待ですね。ちなみにLD&KにはガガガSP、かりゆし58、ストレイテナー、つじあやのなどが所属しています。

 

音楽性

彼女の楽曲はアコースティックギターを中心とした構成で、日本の歌謡ロックあるいはポップスの要素を含んだストレートなサウンドです。バンド形式の歌も数多くありますが、演奏はとてもシンプルで、あくまで歌と詩を邪魔せず引き立てる役割を担っています。

声の特徴としては、クリアな音質で少しだけ鼻に抜けるように歌い、包みこむような柔らかな響きを持っています。声質で言えば、チャットモンチーのヴォーカルを務める橋本絵莉子に近い印象を受けます。

ささやくような歌い方が多い彼女ですが、声量は想像以上に大きくライブでは張り上げるように歌い上げる場面を見ることもできます。

 

歌詞の特徴

湯木慧が多くのファンを集める要因の1つが共感を呼ぶ歌詞にあります。インタビュー等でも、難解な音楽理論よりを語るよりは伝えたいテーマを話題にする事が多く、彼女にとって歌詞に強いこだわりを持っていることが分かります。

そんな湯木慧の歌詞は彼女が「きれいごとを言うのは嫌い」と話す通り、等身大の女の子が日常で感じた気持ちを素直に表現しています。韻を踏むことや言葉遊びをするなどの技巧的な歌詞の書き方もほとんどせず、あくまでシンプルに想いを綴ったストレートな言葉を率直に歌詞として楽曲化しています。

しかし、それは詩の飾り付けの部分に限った話で、歌詞の内容はテーマをしっかりと決め、軸にぶれる事なく表現しきっています。その題材は内省や応援歌、社会批判など多彩で、柔らかい物言いの中にハッとさせられるような鋭いフレーズが潜んでいることが多く、メッセージ性の強さを伺うことができます。

 

創作活動

ここまで、彼女の音楽活動について紹介してきましたが、彼女は作曲作詞だけでなく、アルバムのアートワークやグッズ、PVなども自身で手掛けています。特に楽曲「人間様」のPVは、歌詞の雰囲気と合わせたイラスト、動画が紙芝居のように展開され、内省的な歌詞と相まって独特の雰囲気を感じることができます。

youtubeなどへの動画投稿や、ライブでの映像演出など、ヴィジュアルワークの重要性が増した最近では、メンバー内に映像制作専属のVJ(ヴィジュアルジョッキー)などを加えるバンドも増えていますが、すべてを自身のみで作ってしまうアーティストは珍しいと言えるでしょう。

そんな彼女の作品は公式ホームページ内でギャラリーとして紹介されています。興味のある方は是非のぞいてみてください。

 

経歴

2006年 9歳の時に小学校のクラブでトランペットを始める。
2008年 お年玉でアコースティックギター買い、独学で始める。
2009年 12歳の時初めて曲を作り始める。
2010年 中学では吹奏楽で続けていたトランペットをやり、趣味でギター、そしてコピーバンドを始める。
2011年 ニコニコ動画などでのネットでの活動を始める。
2013年 高一からツイキャスやyoutubeを始める。と、その夏から”大切な場所となる地元のオープンマイク”や路上ライブ”やライブハウスなどに弾き語りで出始め、湯木慧としての活動が本格的にスタートする。
2015年6月 1stミニアルバム「Prologue」リリース(会場、通販のみの販売)
上野Untaitiled 1stレコ発ワンマンライブ「Prologue」開催
2015年12月 1stシングル「記憶」リリース(会場、通販のみの販売)
2nd レコ発ワンマンライブ「記憶のカケラを探して」開催
2016年8月 2nd ミニアルバム「EPILOGUE」リリース(会場、通販のみの販売)
3rdレコ発フルバンドワンマン「EPILOGUE」開催
2016年2月 LD&K所属となり、
2月22日に1stミニアルバム 『決めるのは”今の僕”、生きるのは”明後日の僕ら”』リリース予定

 

おすすめアルバム紹介

Prologue

湯木慧記念すべきファーストミニアルバム。非流通品で、ライブ会場あるいは通販でのみ手に入れる事ができます。

アコースティックサウンドがベースですが、フォーキーな雰囲気は少なくメロディーは歌謡ポップ、コード展開はロック調のシンプルな曲が多いです。とは言っても曲ごとにそれぞれ特徴が浮き立っており、差別化が図れているのでアルバムを通して飽きてしまう事はありません。

ウォーキングベースが展開しジャジーな印象もある「egoism」や、アコースティックにロックサウンドが絡みつくように走る「only my life」などダウナー系の曲がある一方で、「涙スキップ」など爽やかで素直なアコースティックの楽曲もあります。アルバム全体のコンセプトを決めて各楽曲を制作したというよりは、現段階の湯木慧をすべて詰め込んでとにかく表現してみたという印象の楽曲群です。試行錯誤の見える粗削りなサウンドと思える方もいるかもしれませんが、むき出しであるが故に曲には勢いがあり、歌詞には強い説得力があります。彼女の出発点を知る上で重要な位置にあるアルバムと言えますね。

 

EPILOGUE

ファーストシングル「記憶」を挟んで発売されたセカンドアルバムです。こちらも会場、通販のみの未流通品となっています。

前回のアルバムに比べて歌のピッチが安定し、聴きやすくなった印象ですね。演奏も従来のアコースティック主体の曲だけでなく、ピアノサウンドを強調した曲もあり、表現の幅が広がっています。全体的に明るい楽曲が多いですが、「ヒガンバナ」など切ないサウンドも健在です。

最新アルバム「決めるのは“今の僕”、生きるのは“明後日の僕ら” [ 湯木慧 ]」の収録曲や評価はこちら

おすすめ曲

涙スキップ

アコースティック演奏のみのシンプルな構成ですが、彼女の代表曲として人気のある楽曲です。辛い事があっても前向きに前進していく心情を描いた歌詞は、不安と若さと純粋なパワーに溢れ、とても魅力があります。歌詞の特徴の項目で技巧的な歌詞の書き方はあまりしないと書きましたが、サビにおけるある一音の繰り返しは、良いアクセントとなっており、歌に詩を落とし込んだ時に聴きやすくする工夫はしっかりと為されています。

 

ヒガンバナ

マイナーコードに昭和歌謡を想起させるメロディーが絡む印象的な歌です。彼女の曲では珍しく、ハイトーンを強調した勢いのあるヴォーカルを聴く事ができます。1stアルバムに比べて、こういった曲がすんなりと歌いこなせるようになったあたりに、彼女の成長を感じる事ができますね。

 

人間様

初めての打ち込みと紹介されていますが、次々と塗り重ねるように音が重なっていく楽曲です。打ち込みのはずなのですが、曲中明らかにリズムが遅くなる部分があったり、楽器数が突然増えたり、リズムに微妙なズレがあったりと、かなりカオスな編集です。初めてだからなのか、狙って行われたフェイクなのかは分かりませんが、この混沌とした未完成なイメージが、自己批判、他者批判を含んだ鋭い歌詞の内容と相まって非常に印象に残ります。

 

影響を受けたアーティスト

YUI

湯木慧が音楽を始めたきっかけとなったアーティストこそがYUIだったといいます。「ギターを弾き始めた時にテレビでYUIさんを見てかっこいいと思った」と語っており、ライブでもYUIの楽曲「Good bye days」をカヴァーするなど現在でも憧れ、目標としているアーティストのようです。

YUIは日本の女性シンガーソングライターです。2005年にシングル「feel my soul」でメジャーデビューすると、その楽曲がいきなりドラマ「不機嫌なジーン」の主題歌に抜擢され、その後もヒット曲を連発し、2006年には映画「タイヨウのうた」で主演を務めるなど、音楽だけに留まらない精力的な活動を続けていましたが、2012年に活動休止。その後、2013年に名義を「yui」に変更し、バンド「FLOWER FLOWER」のヴォーカル、ギターとして活動再開しています。現在はパニック障害の診断や、出産というイベントもあり、積極的な音楽活動は行っていませんが、今も数多くのファンが存在し、復活が期待されているアーティストです。

女性シンガーソングライターと言えば、古くは「中島みゆき」や「竹内まりや」、現代では「椎名林檎」「aiko」「宇多田ヒカル」ごく最近では「miwa」など多くのアーティストが存在しますが、YUIは上記のアーティストに比べるとアコースティックギターを基盤にした楽曲が多く、手作り感のある温かい音色が特徴です。そういった飾らないストレートなサウンドが、ギター一本で巨大な音楽業界に挑んでいく湯木慧のような若い女性ミュージシャンに共感や勇気を与える側面があるのではないでしょうか。

FLOWER FLOWER メンバー

  • Vo&Gt:yui (ゆい)
    Key:mura☆jun (むらじゅん)
    Ba:mafumafu (まふまふ)
    Dr:sacchan(さっちゃん)

おすすめ曲「宝物」

湯木慧が好きな方におすすめアーティスト

Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)

ポップでありながらも、ロックの激しさやダウナーな雰囲気を持つアヴリルラヴィーンのサウンドは、同じく爽やかな歌だけに留まらない愁いを含んだ音楽性を持つ湯木慧の側面と一致する部分が多いように感じます。湯木慧が敬愛するYUIもアヴリルラヴィーンからの影響を語っており、広い意味で彼女の起源となる音楽と言えるでしょう。

メンバー

  • Avril Lavigne-ヴォーカル、ギター
    Al Berry — ベース, コーラス
    Rodney Howard — ドラム、パーカッション、コーラス
    Steve Ferlazzo — キーボード、コーラス
    Dan Ellis — リードギター、コーラス
    David lmmerman — リズムギター、コーラス

アヴリルラヴィーンは、カナダ出身のシンガーソングライターです。2002年にリリースされたアルバム「Let Go」が全世界で2000万枚を売り上げるなどセンセーショナルなデビューを飾ると、その後もコンスタントにヒット曲を発表し、アメリカで計6回のプラチナディスクを獲得しています。その音楽性を本人はポップロックと称しますが、オルタナティブ、グランジ、パンクなどと融合したそのサウンドは彼女独自のもので、単純なポップとは一線を画すものです。そんな唯一無二の音色を武器に、デビューから10年以上が経過した今現在もアメリカの音楽業界の第一線で活躍し続ける実力と人気を両立したスーパーミュージシャンです。日本でも知名度の高い海外アーティストであり、「ミュージックステーション」「めざましテレビ」などの日本のテレビ番組にも出演歴がありますね。ストレートな物言いが何かと物議を醸すこともありますが、それでもその人気が揺らぐ事がないのは、彼女の音楽の魅力ゆえでしょう。

おすすめ曲「Complicated」

 

藤原さくら
湯木慧とダウナーな部分で共通するのがアヴリルラヴィーンなら、明るく前向きなポップソングの側面でシンクロするのがこの藤原さくらではないでしょうか。

藤原さくらは、日本の女性シンガーソングライターです。インディーズ活動を経て2015年にメジャーデビューを果たすと、2016年2月にファーストフルアルバム「good morning」をリリース。すると、4月にはテレビドラマ「ラヴソング」にて楽曲「Soup」が主題歌になり、同時に彼女自身も主演の福山雅治のヒロイン役に抜擢され、俳優デビューも飾っています。今まさに躍進している最中の若手女性アーティストですね。

そんな彼女の音楽性はポールマッカートニーを一番好きなアーティストに挙げるせいか、日本のポップスに多いメロディー重視の高音域で聴かせるタイプではなく、リズムを基調にした中音域の爽やかなものです。その歌声はブルージーあるいはスモーキーと評価されますが、歌声は割とクリアな音質で、往年のブルースヴォーカリストに見られるしゃがれやタメなどをたっぷりと効かせたパワフルな歌い方ではありません。にも関わらず、ブルースを引き合いに出して彼女の歌声が表現されるのは、彼女のせつなく湿り気のある歌い方が、ブルースのもうひとつの側面である「憂い」とシンクロする部分があるからではないでしょうか。せつなさを内包させてポップスを表現できるという点で、湯木慧と非常に似通う部分があると言えますね。

おすすめ曲「Soup」

 

最新情報

初の全国リリース記念 東名阪ワンマンツアー2017
“「脈」~繰り返す命の輪廻~ ”

  • 03/21(火) 大阪・cafe ROOM
    03/22(水) 愛知・名古屋 鑪ら場
    03/26(日) 東京・渋谷Starlounge

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

現在の日本の音楽業界は、ネット社会の普及や録音技術の発達などから昔のように楽曲を披露する場がライブ会場やテレビ、ラジオだけとは限らず、表現の場が広がっています。そういった技術の発達があるが故に、湯木慧のように楽曲制作から公開ライブ、PV作成などすべてを自身でこなしてしまうアーティストが生まれてくるとも言えます。言わば、すべてを自分の価値観で作り上げた非常に純粋な作品を今まで彼女は作り、発表していた事になります。

今回、レーベルに所属して音楽活動をする事を決めた彼女ですが、レーベルに所属する事で多かれ少なかれ彼女の音楽に他者の考えが入る事になると思います。それが彼女の音楽にどのような変化をもたらすかはまだ分かりませんが、まだまだ若く、多くのポテンシャルを秘めた彼女ならば、他者の価値観に触れる事を成長に変えてさらに良い音楽を作る原動力としてくれる事でしょう。そんな彼女の初全国流通CD『決めるのは”今の僕”、生きるのは”明後日の僕ら”』が、2017年2月2日に発売されます。 とりあえずはそれを聞きながら、彼女のさらなる成長と活躍に思いを馳せたいと思います。

IndiesMateでは、好きなバンドを応援したい方、自分のバンドをPRしたい方を募集しています。今回の記事と同じような紹介文を無料で掲載することができますので、気になる方はぜひこちらのページをご覧ください。

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