歌詞カード見ながらTempalay聴いてるんだけど、言葉選びの巧さにひぇぇってなってる。
メロディーが気持ちいいのは勿論なんだけど、歌詞すごく好きだ……!うわー、ちょっと怖いくらい。いいセンスなんてチープな言葉で表すには申し訳ないくらい、すてきな言葉の詰め合わせ。— よしなりみさお (@115179_misao) 2015年10月6日
無理して英訳せず日本語に切り替える勇気をもつバンドが現れないか?ただTempalayの初PVの曲の如く日本語の輝きを秘めた多国籍的な歌詞ならそれはそれで美しい。
— alds1234 (@aldszoom) 2016年1月3日
TempalayにSuchmosに、音楽は勿論、言葉遊びも面白い。
歌詞は共感よりも言葉力の方がぐっとくる。— Eriko_sakai (@er18) 2016年1月13日
Tempalayの歌詞はリスナーからの評価がとても高く、彼らの人柄も同時に評判が良いと言っていいでしょう。ここまで本人たちが強く推してないにも関わらず歌詞を絶賛されているバンドも珍しいですが、とてもリスナーに愛されている印象を受けますね。
そして、ツイッターのなかでこんな呟きも発見しました。
Tempalay1年ぶりの新作EP「5曲」発売まであと4日。今回歌詞にすごくこだわりました。音楽作品はトータルアートなのでぜひ歌詞カードを手にとって各々の情景にリンクさせてほしいなー
天気よいね pic.twitter.com/tLHNOkPHle— 小原 綾斗 (@jimihemn) 2017年2月11日
小原綾斗本人の呟きですが、歌詞についてこだわっていない時もあればこだわって作ったことを発信している時もあり、とてもお茶目で憎めない人柄な気がします。歌詞カードを楽しみにしているファンがいることを知っているような気もしますね。
歌詞もメンバーもゆるくてあたたかいtempalayの世界、これからどんどん成長していく彼らの歌詞をイチ早くチェックしてみてください。
目次
経歴
2014年 小原と竹内の前身バンドにドラムの藤本を加えて結成
2015年 FUJI ROCK FESTIVAL ’15「ROOKIE A GO-GO」、りんご音楽祭などに出演
9月には限定発売EP『Instant Hawaii』をリリース、即完売
2016年 1月に1stアルバム『from Japan』をリリース
3月にアメリカの大型フェスSXSW2016に出演し北米ツアーも敢行
10月に野外ビーチフェス『BEACH TOMATO NOODLE』を開催
2017年 2月にEP『5曲』をリリース
また、Unknown Mortal Orchestraの来日公演にオープニングアクトとして出演
おすすめアルバム
自主盤EP 『Summer time』 (サマー・タイム)
2014年10月18日リリース、ライブ会場で販売しています。
Summer time
sea side motel
This is TOKYO
ISLAND
Band The Flower
Marshall Song
Debut EP 『Instant Hawaii』 (インスタント・ハワイ)
2015年9月2日リリースの限定EP。タイトル通り夏を感じさせるアルバムで、MVのある「sea side motel」など名曲ぞろいのEPです。発売後即完売したため、現在はiTunesでのみ購入が可能です。
Have a nice days club
sea side motel
good time
Band The Flower <<George(MOP of HEAD Remix)>>
1st Album 『from JAPAN』 (フロム・ジャパン)
2016年1月6日リリースの1st Album。躍進の2015年の勢いそのままに制作された1st Album。MVも数多くアップされており、ローファイ、サイケ、ポップというTempalayの評価を確固たるものにしたアルバムであり、同時に、ヒップホップや周囲のバンドの影響を吸収して、音楽性に広がりを見せたアルバムです。
All Time Long
Oh.My.God!!
Have a nice days club
Festival
made in Japan
This is TOKYO
sea side session
good time
LOVE MY CAR
Cosmo Vacation
最新アルバム「5曲 [ Tempalay ]」の収録曲や口コミはこちらから
おすすめしたい曲
「good time」
「“1曲1サイケ”といったルールを作って」いた時期につくったというこの曲は、メンバーの個性が程よいバランスでミックスされています。そのうえで、小原が求めているひねりのきいた癖のあるフレーズが気持ちいいナンバーです。哀愁たっぷりのサウンドながら電子ドラムの無機質な音を多用しており、その音が巨億全体を引き締める役割をしています。そのビート感はただのノスタルジックな曲とは言い切れません。
「made in Japan」
リズム遊びのアンサンブルから始まるナンバー。イントロの浮遊感と対照的に、ファンキーなビートが始まると、アーバンな雰囲気に景色が変わっていきます。キャッチーなメロディーなのに、どこかダークなもやっとした質感があります。ベースとドラムのサウンドがまるで70sのサンプリングのような音色をもっていることや、ちょっと不穏なリズムのキメからのビートチェンジが繰り返されているからかもしれません。AメロからBメロ、サビへの質感の進行は圧巻、大サビ前のギターフレーズは必聴です。
「sea side motel」
西海岸を思わせるサウンドに、浮遊感のあるボーカルがあいまったTempalayのサイケな代表曲です。初期からの人気曲で、どこか懐かしさのあるメロディラインに乗せた、古い映画調のMVが今に続くTempaleyのイメージを形作っています。あまり聴いたことのない方はこの曲から聴いてみることをおすすめします。
Tempalay好きにおすすめのアーティスト
Yogee New Waves
浮遊感のあるサウンドにボーカル角館慎吾が持つメロウで人なつっこくも聴いた人を圧倒する力強さはTempalayと共通項が多いと感じます。また、西海岸的なカルチャーを感じるセンスやルックスにも近い雰囲気があり、今のインディーシーンにとどまらない10代、20代のカルチャーが凝縮されたようなバンドです。
Suchmos
Tempalayが70年代を想起させるサイケやローファイを通過した懐かしさならば、Suchmosは80年代を想起させるバンドです。ジャミロクワイと評されることが多いですが、Tempalay同様、明確に2017年に合致する彼ら独自のセンスがそこには垣間見られるのが、人気の秘訣ではないでしょうか。
the perfect me
the perfect meは福岡にて活動する21歳の若き天才Takumi NishimuraとギタリストTakuhiro Yoshikawaを中心としたバンド。バンド名の由来となっているDeerhoofの前座を務める等、すでに実力は福岡では知られています。ジャズやR&Bといったブラック・ミュージックを感じる楽曲をベースに、シンセ音を多用したダンス・ミュージックからインディーロックの成分まで自在に操る、まさに2017年型のサウンドが特徴です。Unknown Mortal Orchestraの来日公演でTempalayと共演します。
最新情報
2月25 日(土)大阪CONPASS
tocojaws2017 OSAKA PLACE
w/ toconoma
ONE × BEAMS SHIZUOKA
2月26日(日) 静岡 BLUE NOTE 1988
w/ yahyel, ZOMBIE-CHANG
Unknown Mortal Orchestra 来日公演
2月27日(月) 渋谷DUO
w/ Unknown Mortal Orchestra
『5曲』リリースパーティー & Jerry Paper来日公演 2MAN SHOW
3月18日(土) 東京 渋谷WWW
w/ Jerry Paper(from LA)
『5曲』リリースパーティー
3月26日(日) 大阪 アメリカ村CLAPPE
w/ Klan Aileen / オオサカズ / and more
※Tempalay 中国ツアー
3月3日(金) 上海 育音堂
3月4日(土) 広州 SD Livehouse
3月5日(日) 深釧 B10 Live
まとめ
Tempalayは、現在人気上昇中のバンドの中でも、特にロックバンドならではの魅力がつまったグループです。その要素は、サイケデリックと評されるサウンドに、ブラックミュージック的なリズムアプローチを乗せて、人なつっこいポップなメロディを歌う小原のボーカルのバランスにあると思います。MVやインタビューもそうですが、特にライブパフォーマンスで彼らのチャーミングな一面をより発見することができると思うので、ライブに足を運んでみてはいかがですか?
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