ここでは井上緑の歌詞の世界について紹介していきます。
1.井上緑の歌詞
井上緑は歌詞の特徴から、若者の代弁者であると言われています。
例えば彼の代表曲である「バカップル死ね」の歌詞には「twitter」が登場していたり、「以上です。」では面接を受ける若者の心情を思わせる歌詞となっていたり、井上緑の歌詞にはいつも「現代の若者」がリアルに想像できるように書かれているのです。
1st Full Album 「弱さ。」に収録されている「前夜」では、夜空の下をひとりきりで歩きながら大人になることへの不安を考えている10代の頃や20代の若者ならではの「鬱陶」が伝わってくる。
こうした歌詞の内容が井上緑自身の体験談なのかは語られてはいないが、彼の曲を聞くと、その言葉はいつもストレートにリスナーの心に訴えかけていることがわかります。
彼を有名にした「バカップル死ね」もそのストレートさに驚きを隠せずリツイートしてしまった人や、面白くてついイイネを押した人までさまざまでした。ただ、この曲の歌詞を見た誰もが「言いたくても言えなかったことを言ってくれる人が現れた」と感じたはずです。
彼の歌詞はいつでも「若者の本当の声」を映し出しているといえるでしょう。
2.歌詞に対する想い
井上緑についてインタビュー記事はまだまだ数少なくなかなか見かけることがありません。
私が知っているなかで唯一のインタビュー記事がありますが、そのなかで彼は歌詞の意味について語っていました。
僕のオリジナル曲に「Stand by me」って曲があるんすけど、男性シンガー目線の曲なんすよ。
(引用:Rock is)
また、「アイコトバ」の歌詞のなかでメールやLINEだけでは伝えきれないものがあることを歌っていると告白しています。
井上緑のストレートな歌詞のなかにはたびたびSNSが登場しており、彼は歌詞のなかで決してそれを否定しているわけではありません。
ただ、そんな顔を見ない会話が当たり前の世の中に対してのメッセージが込められているように感じます。
井上緑の歌詞を見て、本当に大切なことはなにかを考えさせられる若者もいるでしょう。
インタビューでの言葉も心にスッと入ってくるようでとても素直な気持ちを感じられます。井上緑は素敵な魅力がある人物であることは間違いありませんね。
3.井上緑を愛するファンの声
まだまだメディアへの露出が少ない井上緑ですが、すでにファンは多く彼の歌を弾き語るファンの姿もYoutubeなどで見ることができます。
ファンからの声はとてもあたたかいものばかりで、井上緑の飾らない歌詞に救われているファンがたくさんいるのです!
井上緑さんの歌う曲 ストレートな歌詞で好きだなぁ
— あ み . (@0303_ami) 2017年2月12日
井上緑の声に惹かれて聴いてたけど、一瞬で曲が終わる感じ、久しぶりだわ。
いつも曲の雰囲気が好きってので入る場合が多いけど、歌詞が一気にぶわって入ってくるのは初めてかもしれないです。の上に、緑さんの声が今の私の直球ど真ん中です。←
感動しました。— せー (@kmrura_587) January 28, 2017
「僕は今22歳で、お父さんが僕を産んだのが5年後の27歳」っていう文を、「22歳」っていう曲の中で「僕が産まれるまであと5年」って表現する井上緑の歌詞センスがたまらなく好きなんだ~あ〜りょっくん
— 遠藤 理子 (@e_____rico) January 9, 2017
ツイッターでファンの声を見ているだけでもわかる通り、正直な歌詞に惹かれている人がとても多い、それが他のアーティストにはないものかもしれません。
確かに、回りくどい言い方を一切しない堂々とした歌詞を見れば、これだけ多くの人からの支持を集めていることも納得です。
曲を視聴する時にタイトルが目につかない人はいないと思いますが、井上緑の歌詞は「タイトルから気になってしまった」という人がとても多いのです。
「バカップル死ね」「いつでも素直な歌を。」といったような、気になるタイトルの曲は視聴してみたくなりますよね。
井上緑との出会いはついつい動画を見てしまった、そんなきっかけでもいいのではないでしょうか。
そして「ハマった」と感じたら彼の歌詞はこれからもずっとあなたの気持ちを歌ってくれるはずです。
この記事を読んで気になったという人はぜひ、井上緑を聞いて歌詞を読んでみてください。
ライブの特徴
現代の若者が持ち合わせている思いや弱さも全力で歌い上げる素直な歌詞と、感情を歌に乗せるメッセージ性の高い歌唱力が魅力的であり、ライブに足を運ぶと、晴れやかな気分で帰路に着くことができるでしょう。
その歌声はまっすぐ伸びるような声でリアルな言葉が現代のリスナーの心をつかみ、SNS世代と呼ばれる世代。生のライブではなくスマホやパソコンで見れば良いという考えの人が多いこの時代にこそ実際にライブに足を運んで聞いてほしい心に響くライブを演出しています。
オススメの楽曲
「アイコトバ」
男性シンガーが語る楽曲を聴いているリスナー側の目線に立って作った曲と言われています。相手から見たらどのような気持ちで男性シンガーを見てどんな想いになるのだろうか。歌を聴いて何を感じるのだろうか。そんなことを考えながら作られている楽曲です。
1stアルバム「弱さ。」に収録されている「Stand by me」のアンサーソングというべき曲です。
本人がインタビューでも答えていたのですが、メールやLINEは現代には現代の若者には欠かせないものになってきているけれども、やはり本当に伝えたいことは相手の目を見て直接伝えないといけない。そのように考える想いを綴った楽曲になります。
便利な世の中になりました。しかし、忘れてはいけない言葉の大切さ。そんな当たり前のことではありますが、現代の若者を代表して井上緑の世界観の中で歌い上げることにより、忘れがちな何かを思い出させてくれるそんな楽曲に仕上がっています。
“すべてはココにある TOUR”「井上緑 – アイコトバ(band ver.)」Live Movie.
「以上です。」
井上緑は現在23歳ですが、彼が22歳の時に作曲した楽曲と言われています。
22歳といえば、高校を卒業してすぐに4年制大学に進学した若者が新社会人として新たな一歩を踏み出す年齢になります。
この若者でありながら自分が今後どのように生きていけばいいのかという悩みを抱えるこの世代に寄り添った楽曲となっています。
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